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トップ50ワールドリーディングホース
(2006年12月1日〜2007年6月10日)

 IFHA(国際競馬統括機関連盟)から、『トップ50ワールドリーディングホース』が発表されましたのでお知らせいたします。
 今回の発表は、2006年12月1日〜2007年6月10日までに行われた世界の主要レースを対象としています。
 ランキングトップは、前回に引き続きインヴァソール(129ポンド)です。
 日本馬の掲載は8頭で、アドマイヤムーンが第4位タイ(125ポンド)、安田記念優勝のダイワメジャーは第13位タイ(121ポンド)となっています。

 トップ50ワールドリーディングホース

レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。

S 【Sprint】 1,000m−1,300m [1,000m−1,599m(USA)]
M 【Mile】 1,301m−1,899m [1,600m−1,899m(USA)]
I 【Intermediate】 1,900m−2,100m
L 【Long】 2,101m−2,700m
E 【Extended】 2,701m−

『トップ50ワールドリーディングホース』は、他種スポーツ同様、その時点のトップホースの序列についての情報を提供するものであり、対象期間は約6ヶ月です。

国際ハンデキャッパー会議のコメント
THE WORLD’S LEADING HORSES
(covering the period 1st Dec 2006 to 10th June 2007)

 今回発表のワールドリーディングホース最新版は、2006年12月1日から2007年6月10日の間に施行された競走を対象としているが、インヴァソール(129)が前回に引き続き首位を維持した。ドバイワールドカップを制したことで、ブリーダーズ・カップ・クラッシックでのパフォーマンスは決してフロックではないことを証明し、世界各国のハンデキャッパーによって認められたトップの座を確固たるものにしている。

 今回のリーディングで特筆すべき点は北半球での3歳クラッシック戦線からのエントリーが多数あったことである。その中でも英ダービーの優勝馬オーソライズド(126)はその秀逸なパフォーマンスにより3位にランクインした。また北米のクラッシック優勝馬、ストリートセンス(125)カーリン(125)はそれぞれケンタッキーダービーとプリークネスステークスを制し、4位タイで並んでいる。
 カーリンは続くベルモントステークスでは敗れはしたが、プリークネスと同一レベルのパフォーマンスを披露した。そのベルモントステークスでカーリン等牡馬を撃破したラグストゥリッチーズ(121)は、ケンタッキーオークスも制しており、それらのパフォーマンスにより、牝馬部門全体のトップとなった。

 ラグストゥリッチーズが牡馬を負かしベルモントステークスを制して歴史を塗り替えたように、日本の牝馬ウオッカ(117)は同様に牡馬を負かし、東京優駿(日本ダービー)を制した。その他、クラッシック戦線から新たにランクインしたのは英・愛2000ギニーを制したコックニーレベル(120)や英・愛1000ギニー優勝馬フィンシアルベオ(119)、また同馬に仏1000ギニーで僅差先着し、3カ国の1000ギニー制覇という偉業達成を阻止したダージナ(117)などである。また、英オークスを制したライトシフト(117)も同位でランクインしている。

 また多数の古馬がこれまでに施行されたグループ1競走等でベストの数値を達成している。イスパーン賞を制したマンドゥロ(122)、タタソールズ・ゴールドカップを制したノットナウケイト(122)、香港チャンピオンズ&チャーターカップ優勝馬ヴィヴァパタカ(122)、ジョッキークラブステークス(G2)優勝馬シックスティーズアイコン(119)等である。また前年の実績通りの成績を残した馬も多数いた。それらは安田記念優勝馬ダイワメジャー(121)、マンハッタンハンデの1・2着馬イングリッシュチャネル(120)ベタートークナウ(119)、ゴードンリチャードステークス勝馬レッドロックス(120)、コロネーションカップ1・2着のスコーピオン(119)セプティマス(117)、そして日本の天皇賞(春)を制したメイショウサムソン(117)である。

 その他では南アフリカ調教馬、3歳スプリンター、ミシカルフライト(117)とドイツ調教馬でシャンティ大賞典を制したサデックス(118)などもランクインしている。またカールトン・ドラウト・ドームベン10000を制し、過去の実績通りの安定した成績を残しているテイクオーバーターゲット(119)を筆頭に、アスコット開催出走も予定している、ジャコブ・クリーク・スパークリングBTCカップ優勝馬のベントレービスケット(117)、ニューマーケットハンデを制したミスアンドレッティ(117)など8頭のオーストラリア調教馬がランクインしている。

 ワールドリーディングホースはワールドランキング統括委員会により編纂され、国際競馬統括機関連盟により発表されている。次回の発表は2007年8月初旬の予定。

 今回発表分の詳細情報についてはIFHAサイトを参照のこと。