アメリカで行われたブリーダーズカップやオーストラリアのメルボルンカップ等々各国で施行された国際的な競走の結果、凱旋門賞を制したハリケーンランが依然としてトップの座を維持することとなった。
上位馬には変動はなく、引退したゴーストザッパーがランキング導入後、常に首位か2位をキープしてきた。またキングジョージ6世&クイーンエリザベス2世ステークス勝馬のアザムールが2位又は3位をキープしてきている。第4位には香港ヴァーズ出走予定のウエスターナーが入っている。
凱旋門賞の成績をそのまま反映するかのようにシロッコがブリーダーズカップターフを制し、ランキング11位から5位タイにランクアップした。同じ5位にはアフリートアレックス、モチヴェイター、それにシャマーダル(芝のマイル部門トップ)が並んでいる。
ランキングに再登場したのは数々の記録を塗り替えてきたオーストラリアの女傑、マカイビーディーヴァ。同馬は近2走でG12連勝した。その一つはコックスプレート(2040m)で、続くメルボルンカップではトップハンデを背負いながらも制し、同レース3連覇となった。
同馬は賞金総額1,400万オーストラリアドルを獲得し引退した。メルボルンボルンカップを3連覇したのは同馬が初であった。
同馬は牝馬のトップとなったが、ランキング的にはブリーダーズカップクラッシックを制し今季G13勝目となったセイントリアムや芝のマイル古馬部門トップのスタークラフトと9位タイで並んだ。
今回初めて13位にランクインしたのはニューマーケット競馬場での英チャンピオンステークスを制したデビッドジュニアである。同馬はドゥバウィやオラトリオ、プロクレイメーションやトップスプリンターであるサイレントウイットネスと並んでいる。
新たにランキングに加わったのはブリーダーズカップクラッシックの2・3着馬、フラワーアリーとパーフェクトドリフトである。またリラックスドジェスチャーは2005年ワールドシリーズの一つであるカナディアンインターナショナル(2400m)を快勝した。
また日本ではディープインパクトが菊花賞を制し3冠を達成する偉業を成し遂げた。同馬は4月に皐月賞、5月に東京優駿を制していた。
ワールドリーディングがワールドランキング統括委員会により編集され、国際競馬統括機関連盟により発行される。
ランキングに関する情報については国際競馬統括連盟(IFHA)のホームページを参照のこと。 |