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Q&A


蹄鉄
Q&A競馬学校 と 競馬の仕事


Q1 競馬学校は、どのような学校ですか?
Q2 競馬学校での教育内容は、どのようなものですか?
Q3 競馬学校を卒業さえすれば、“騎手”や“厩務員”となることができるのですか?
Q4 騎手や厩務員の給与形態は、どのようになっているのですか?
Q5 入学するためには、“乗馬経験”が必要ですか?
Q6 競馬学校での修学費用は、どれくらいかかりますか?
Q7 競馬学校では、入学時だけでなく在学中も体重制限があるのですか?
Q8 生徒は外泊、外出することが可能ですか?
Q9 競馬学校を見学することは可能ですか?
Q10 育成牧場で働きたいのですが、競馬学校からの紹介などはあるのでしょうか?
Q11 入学試験の筆記試験では、どのような問題が出題されるのですか?
Q&A 競馬学校と競馬の仕事


Q1
 
競馬学校は、どのような学校ですか?
A1 競馬学校は、JRAが騎手の養成を行うとともに、将来、中央競馬の厩務員を目指す人の教育を行うところです。「学校教育法」などに規定されている「高等学校」や「専修学校」ではなく、「職能訓練センター」のような組織にあたります。


Q2 
 
競馬学校での教育内容は、どのようなものですか?
A2 騎手課程では、実技(騎乗訓練)はもちろんのこと、“アスリート”としての心身を鍛えるための科目(フィジカルトレーニングやメンタルトレーニングなど)や実務的な素養・知識を習得させる科目を学科授業に取り入れることにより、騎手に必要な「心・技・体」のレベルアップ、社会人としての社会適合力の向上をサポートする教育カリキュラムを編成しております。
厩務員課程では、実技(騎乗訓練)に加え、馬の飼養管理や疾病などの基礎知識、中央競馬の円滑かつ安定的施行のもととなる競馬法規などを学習しており、“強い馬”づくりに必要な知識・技能を中心とした教育カリキュラムを編成しております。


Q3 
 
競馬学校を卒業さえすれば、“騎手”や“厩務員”となることができるのですか?
A3 中央競馬の騎手となるためには、JRAが実施する「騎手免許試験」に合格し、「騎手免許」を取得しなければなりません。本校を卒業しても、「騎手免許試験」に合格しない限り、中央競馬の騎手となることはできません。
中央競馬の厩務員となるためには、雇用主となる中央競馬所属の調教師が組織している(社)日本調教師会が実施する採用試験に合格する必要があります。本校卒業後、厩務員の求人がない場合は、求人があるまで“待機”となることもあります。


Q4 
 
騎手や厩務員の給与形態は、どのようになっているのですか?
A4 騎手は基本的に個人事業主であり、“給与”というものは存在しません。レースに騎乗した際の「騎乗手当」及びその騎乗馬が入賞した際、「賞金」の一部が主な収入となります。そのほかの収入としては、調教師と騎乗契約を結んでいる(厩舎に所属している)場合、「騎乗契約料」が発生することもあります。
厩務員は、雇用主である調教師から給与が支給されます。そのほかに騎手と同様、担当馬が入賞した際の「賞金」の一部も収入となります。(給与形態などについては、雇用する調教師により異なってきます。)


Q5 
 
入学するためには、“乗馬経験”が必要ですか?
A5 騎手課程では、“乗馬経験”が必ずしも必要ではありません。しかし、入学第2次試験での試験項目に「騎乗適性検査」があり、乗馬未経験者であっても、実際に騎乗し審査を行います。(乗馬未経験者は、乗馬経験者とは異なる方法で、教育スタッフなどが騎乗適性を見極めます。)
厩務員課程では、“牧場経験(競走馬・育成馬の騎乗経験)”が1年以上かつ“乗馬経験”との合計が2年以上でなければ、受験することができません。ここでいう“乗馬経験”とは、乗馬クラブ、高校・大学馬術部、乗馬スポーツ少年団のみならず、牧場での基礎乗馬訓練も含みます。(ただし、牧場などでの基礎乗馬訓練については、日本馬術連盟全国乗馬倶楽部振興協会日本体育協会のいずれかの団体が認定したインストラクター資格を有する指導者のもとで指導を受けた期間のみ、“乗馬経験”とみなします。)
※厩務員課程の“乗馬経験”などでご不明な点がございましたら、競馬学校教育課(教務担当)までお問い合わせください。


Q6 
 
競馬学校での修学費用は、どれくらいかかりますか?
A6 騎手課程、厩務員課程の修学費用(所定の期間で卒業した場合)は、概ね下表のとおりとなります。

  入学金 授業料※ 騎乗装具、制服など 食事代 合計
騎手課程(3年間) 95,000円 2,001,000円 約50万円 約120万円 約380万円
厩務員課程(6ヶ月間) 39,000円 324,000円 約9万円 約24万円 約68万円

※授業料については、騎手課程、厩務員課程いずれにも、本校卒業後に後払いすることができる「授業料徴収猶予制度(所得制限あり)」があります。なお、騎手課程におけるトレーニング・センターでの厩舎実習期間中は、授業料を徴収いたしません。


Q7 
 
競馬学校では、入学時だけではなく在学中も体重制限があるのですか?
A7 騎手課程生徒は、毎朝寄宿舎(生徒寮)で寮監など立会いのもと体重を計測しており、それぞれの生年月日により定められた指定体重を超過しないよう生徒自らが体重管理をしなければなりません。
厩務員課程生徒は、従来は60kg以下の体重制限を設けておりましたが、平成21(2009)年にこの制限をはずしました。しかし、将来、自身が携わる業務が競走馬の調教騎乗などであること、また、雇用者となる(社)日本調教師会及び各調教師が“競走馬の調教を適切にこなせる者”を求めていること、職能訓練は自律的な取り組み姿勢が求められることなどにより、概ね6 0kg以下を維持することを推奨しています。


Q8 
 
生徒は外泊、外出することが可能ですか?
A8 騎手課程生徒は、全寮制のため原則として外泊はできません。ただし、外出については、日曜日などの休校日において一定の時間に限り可能です。
厩務員課程生徒は、指定された日に限り外泊することができます。また、外出については、休校日のほか、平日についても指定された時間に限り外出することができます。このほか、厩務員課程生徒については、校外に居住して通学することも可能です。しかし、その場合でも早朝の実技(騎乗訓練)や夜の厩舎作業など、寮に居住している生徒と同様に行動しなければなりません。


Q9 
 
競馬学校を見学することは可能ですか?
A9 年に数回「学校見学会」を実施しており、実技(騎乗訓練)や施設見学を中心に、騎手課程や厩務員課程に関する説明などを行っております。「学校見学会」の実施スケジュールにつきましては、「競馬学校ホームページ」をご参照ください。 また、例年10月頃に騎手課程生徒の模擬レースを一般公開するイベントを開催しております。


Q10 
 
育成牧場で働きたいのですが、競馬学校からの紹介などはあるのでしょうか?
A11 本校から育成牧場などへの紹介・あっ旋は行っておりません。競馬雑誌の求人情報、広告などを活用するようにしてください。


Q11 
 
入学試験の筆記試験では、どのような問題が出題されるのですか?
A11 騎手課程、厩務員課程それぞれの入学第1次試験における筆記試験は、騎手課程では中学校レベルの国語、社会の2科目、厩務員課程では一般教養(漢字読み書き・時事問題)、競馬一般の2科目を出題いたします。
過去5年間の試験問題(騎手課程、厩務員課程)は、本校にて頒布しております。詳細につきましては、競馬学校総務課までお問い合わせください。


上記のほか、ご不明な点などがございましたら、競馬学校〔TEL:047-491-0333(平日9:00〜17:00)、mail:gakkou_keiba@jra.go.jp〕までお問い合わせください。

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