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THE WORLD’S LEADING HORSES
(For the period 1st April 2006 to 17th October 2006) |
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今回発表のリーディングは2006年4月1日から10月17日までの競走を対象としたものである。今回は順位に大きな変動があり、ベルナルディーニ、ジョージワシントン、ラヴァマン、レイルリンクが127ポンドでトップに並んでいる。
今回のリーディングでは3歳馬がトップ4頭の内3頭を占めている。ベルナルディーニは5戦無敗で、10月初旬のジョッキークラブ・ゴールドカップ−ダート2000m(10f)で古馬と初対戦、見事に破ったものである。また同様にクラッシック優勝馬でもあるジョージワシントンもクイーンエリザベス2世ステークス−芝1600m(8f)でG1勝馬4頭を含む古馬陣を見事に破っている。
今年無敗の成績を残している北米調教馬ラヴァマンはG1 4勝(内ダート3勝・芝1勝)を含む6連勝中を記録した。グッドウッドハンデキャップ−ダート1800m(9f)ではG1勝馬ブラザーデレクより11ポンド斤量を背負いならながらも21/4馬身差を付け快勝、これによりトップに並んだものである。またトップ3歳馬の1頭、レイルリンクは古馬との初対戦となった凱旋門賞を快勝、G1 2勝目を上げ43位から大幅にランクアップした。ちなみに凱旋門賞では前回のリーディングにおける芝部門トップ3頭を破っている。
11月4日にチャーチルダウンズで行われるブリーダーズカップクラッシックではベルナルディーニとラヴァマン、さらにはヨーロッパから参戦のジョージワシントンが対決し、今年のランキングトップの雌雄を決するであろう。
昨年10月から常にトップの座を守り続けてきた、今年のキングジョージ勝馬ハリケーンラン(126)は5位まで後退した。
プライド(123)は凱旋門賞−芝2400m(12f)ではレイルリンクの2着、その2週後の英チャンピオンステークスを快勝し、9月の愛チャンピオンステークス−芝2000m(10f)でディラントーマス(125)に僅差で敗れたウィジャボード(121)を抜いて牝馬部門のトップに立った。
参考までに同馬は昨年のメルボルンカップを勝ち124ポンドの評価を得たマカイビーディーヴァ(124)とわずか1ポンド差となり、牝馬歴代2位の地位を得たものである。
テイクオーバーターゲット(121)は、スプリンターズS−芝1200m(6f)を快勝、オーストラリア調教馬のトップであるだけでなく、前回26位から17位まで順位を上げトップスプリンターの座を維持している。オーストラリア、英国での勝利に続きスプリンターズSを優勝したことにより、グローバル・スプリントチャレンジ王者となった。同馬は12月の香港スプリントを勝てば100万米ドルのボーナスを得ることとなる。
またヴォスバーグS−ダート1200m(6f)を勝ったへニーヒュー(121)はダートスプリント部門でトップとなっている。
アラゴーン(122)とラヴァマン(122)はアメリカ芝部門トップ、またディープインパクト(125)は凱旋門賞3着で日本調教馬のトップの座を維持している。
ステイヤー部門では天皇賞(春)−芝3200m(16f)を勝ったディープインパクト(123)がトップでグッドウッドカップを勝ったイエーツ(121)がヨーロッパではトップである。同馬は来月メルボルンカップ出走予定。
ワールド・リーディング・ホースはワールドランキング統括委員会により編纂され、国際競馬統括機関連盟により発表されている。次回は11月発表の予定。
リーディング一覧についてはIFHAホームページをご参照ください。 |
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