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2022年10月17日

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令和5年度(2023年度)開催日割および重賞競走

令和5年度開催日割については、整備工事のため令和2年11月から開催を休止している京都競馬を4月に再開することをはじめ、1月5日(木曜)から12月28日(木曜)まで、年間を通じて多くのお客様に中央競馬をお楽しみいただけるよう設定いたします。
また、重賞競走については、近年、秋華賞(GⅠ)の前哨戦として競走内容が充実している紫苑ステークスのGⅡ競走への昇格を日本グレード格付管理委員会に申請するほか、開催日割の変更に伴い配置等を整備いたします。
さらに、負担重量については、馬齢重量の引上げや、重賞競走の負担重量の変更等を行います。
なお、重賞競走の賞金額、競馬番組上のルールの変更点、リステッド競走一覧、その他競馬番組に関する取り組み等については、11月中旬頃に改めて発表いたします。

  • 注記:
    本内容については、農林水産大臣の認可を経て正式に確定するものであることをご承知おきください。

開催日割について(開催日割表 PDF:111KB

開催日割については、より多くのお客様にご参加いただくとともに、スポーツエンターテインメントとしての一層の盛り上がりを図る観点から、以下のとおり設定いたします。

1.年初および年末の開催について

年初は、1月5日(木曜)に中山・中京競馬を開催いたします。
また、年末までお客様に中央競馬をお楽しみいただくとともに、競走馬の円滑な出走を図る観点から、12月28日(木曜)に中山・阪神競馬を開催いたします。

2.祝日を利用した開催について

年間3日の祝日を利用し、以下のとおり3日開催を実施いたします。

  • (1)
    1月7日(土曜)から9日(祝日・月曜)【成人の日】中山・中京競馬
  • (2)
    9月16日(土曜)から18日(祝日・月曜)【敬老の日】中山・阪神競馬
  • (3)
    10月7日(土曜)から9日(祝日・月曜)【スポーツの日】東京・京都競馬

3.京都競馬場整備工事および開催再開に伴う開催の変更について

4月22日(土曜)より京都競馬の開催を約2年半ぶりに再開し、以降の西日本地区の開催は平年同様といたします。
なお、平年の第1回および第2回京都競馬については、引き続き京都競馬場整備工事を行うため、令和4年度開催日割と同様に、中京競馬または阪神競馬に振り替えることといたします。

3.京都競馬場整備工事および開催再開に伴う開催の変更について

4.夏季競馬の開催について

7月29日(土曜)から8月6日(日曜)は、暑熱対策の観点から、札幌および新潟の2場開催といたします。

5.開催日数について

競馬場毎の開催日数については、以下のとおりといたします。

  • 札幌競馬 2開催14日
  • 函館競馬 2開催12日
  • 福島競馬 3開催20日
  • 新潟競馬 4開催26日
  • 中山競馬 5開催42日
  • 東京競馬 5開催45日
  • 中京競馬 4開催32日
  • 京都競馬 3開催29日
  • 阪神競馬 5開催46日
  • 小倉競馬 3開催22日

1.紫苑ステークス(GⅢ)のGⅡ昇格申請について

秋華賞(GⅠ)の前哨戦として競走内容が充実している紫苑ステークス(GⅢ)のGⅡ昇格を、日本グレード格付管理委員会に申請いたします。
なお、格付審査は令和5年1月に実施予定です。

2.開催日割の変更に伴う実施日・実施場の変更について

開催日割の変更に伴い、一部重賞競走の実施日・実施場を変更いたします。

【参考】ユニコーンステークス(GⅢ)の実施時期等の変更について(令和6年度)

本年6月20日(月曜)に発表いたしました「3歳ダート三冠競走を中心とした2・3歳馬競走の体系整備」に伴い、ユニコーンステークス(GⅢ)を東京ダービー(大井競馬場)の前哨戦に位置付けるため、令和6年度から実施時期等を変更いたします。なお、詳細につきましては、来年度に発表いたします「令和6年度開催日割および重賞競走」においてお知らせする予定です。

負担重量について

1.負担重量の引上げについて

騎手の健康と福祉および将来にわたる騎手の優秀な人材確保の観点から、平地競走における馬齢重量(3歳9月まで)および3(4)歳以上馬競走の別定重量における基礎重量ならびに最低負担重量を引き上げます。
なお、3歳の馬齢重量の引上げは、令和6年度から実施いたします。

(1)馬齢重量

(1)馬齢重量

(2)3(4)歳以上馬競走の別定重量における基礎重量(平地競走)

(2)3(4)歳以上馬競走の別定重量における基礎重量(平地競走)

(3)最低負担重量(平地競走)

(3)最低負担重量(平地競走)

2.重賞競走の負担重量の変更について

馬齢重量等の引上げに伴い、別定重量を採用している重賞競走の負担重量を変更いたします。また、一部GⅢ競走については、加増内容を変更いたします。

3.年齢によるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量の変更について

スプリントとマイルの区分を明確にするため、下表のとおり年齢によるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量に1,400メートル未満の区分を新設いたします。

【年齢によるアローワンス】

【年齢によるアローワンス】
  • 注記:
    オープン競走以外の平地競走においては( )内を適用。

【南半球産馬の負担重量の減量】

【南半球産馬の負担重量の軽減】

4.騎手の負担重量の減量の変更について

騎手の負担重量の減量について、平地競走と障害競走のそれぞれにおいて、それぞれの勝利度数に応じて減ずる重量を設定いたします。
なお、見習騎手において減量が適用される期間(騎手免許を受けていた期間を通算した期間が5年未満)の取扱いについては、現行と同様に、最初にいずれかの免許を取得した時点から起算いたします。

(女性騎手以外の見習騎手)

(女性騎手以外の見習騎手)

(女性騎手)

(女性騎手)

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