JRAニュース
2021年2月28日
2005年日米のオークスを制し、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬および最優秀父内国産馬を受賞し、現役引退後はノーザンファーム(北海道勇払郡安平町)において繁殖牝馬として供用されていたシーザリオ(牝・19歳)は、2月27日(土曜)子宮周囲の動脈断裂による出血性ショックのため死亡したとの連絡がありましたので、お知らせいたします。
シーザリオ
生年月日
2002年3月31日
毛色
青毛
産地
北海道
血統
父 スペシャルウィーク
母 キロフプリミエール
母父 Sadler‘s Wells
母母 Querida
成績
競走成績 6戦5勝(内海外1戦1勝)
主な重賞勝鞍
2005年 優駿牝馬(GⅠ)
海外重賞勝鞍
2005年 アメリカンオークス(G1)
JRA獲得賞金(本賞金+付加賞)
274,433,400円(海外含む)
馬主
有限会社 キャロットファーム
調教師
角居 勝彦(栗東)
ノーザンファーム 吉田 勝己代表のコメント
突然のことでただただ驚き、胸を締め付けられる思いです。日米オークス制覇の輝かしい競走実績だけでなく、初年度産駒から3冠牝馬輩出のエピファネイア、産駒が先日のサウジダービーを制したリオンディーズ、そして今年からスタッド入りしたサートゥルナーリアと、3頭の種牡馬を産んだ彼女には感謝の言葉しかありません。牧場の礎を築いてくれたシーザリオが亡くなったことは、誠に残念でなりませんが、今は安らかに眠ってほしい思いでいっぱいです。