本競走は1984年の創設以来、11月の京都開催の第3週目に、芝1600メートル(外回り)を舞台に変わりなく行われており、下半期の“ベストマイラー決定戦”に位置付けられている。また、クラシック路線を戦ってきた3歳馬や天皇賞(秋)出走馬の参戦もみられ、例年多彩なメンバーがそろうレースとなっている。また、2008年に創設された秋季国際GⅠ競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されている。なお、2020年、2021年に続き本年も京都競馬場整備工事による開催日程の変更により阪神競馬場で行われる。
バックストレッチ半ばからスタートして、外回りの3コーナーと4コーナーをぐるっと回ってゴールを目指す。スタートから4コーナーに至るまではほぼ平坦に近い。コーナーもゆったりしていて、ペースが緩むことなくレースは進む。ホームストレッチは473.6メートル(Aコース使用時)だが、残り600メートル標識付近から下り坂が始まるので、直線に向く前からペースが上がることになる。逃げ・先行馬はここで急がずに一息入れたい。4コーナーの下りで勢いがついた後続各馬が外から迫って、直線は内外広がっての追い比べになる。ゴール直前に坂があるので、惰性での流れ込みは困難だ。極端に遅い流れにならない限り、最後は底力が問われる。
11月20日(日曜)
阪神競馬場 1600メートル(芝・外)
定量 3歳以上オープン
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