今週の注目レース

武蔵野ステークス(GⅢ)

東京競馬場 1600メートル(ダート)別定 3歳以上オープン

データ分析

波乱の決着が目立つダート重賞

秋のダート王決定戦・チャンピオンズCの前哨戦に位置付けられている武蔵野S。過去10年の3着以内馬延べ30頭中16頭が単勝6番人気以下と伏兵の活躍が顕著で、2017年と2019年には3連単の配当が100万円を超えている難解な一戦だ。その特徴を探るべく、過去10年の結果を分析していく。

東京・ダートのオープン実績を持つ馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は、東京・ダートで行われたオープンクラスのレースにおいて2着以内に入ったことがある馬だった。さらに、その23頭中12頭は単勝6番人気以下の伏兵で、この実績を持つ6番人気以下の馬の成績は〔4・1・7・32〕(3着内率27.3%)と上々だ。該当する馬は人気薄であっても十分に狙えそうだ。〔表1〕

〔表1〕東京・ダートで行われたオープンクラスのレースおいて2着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-6-8-60 10.8% 18.1% 27.7%
なし 1-4-2-68 1.3% 6.7% 9.3%

前走地方組とオープン特別組が活躍

過去10年の前走別成績を調べると、前走が地方のレースだった馬が3着内率33.3%と好成績を挙げている。その中でも、マイルチャンピオンシップ南部杯から臨んだ馬が2020年サンライズノヴァ、2021年ソリストサンダーと連勝中だ。また、3着以内馬の頭数が一番多いのはオープン特別組(12頭)で、そのうち10頭は前走も東京競馬場だった。これらに該当する馬には注目しておくべきだろう。〔表2〕

〔表2〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
JRA重賞 0-2-3-34 0% 5.1% 12.8%
オープン特別 4-4-4-60 5.6% 11.1% 16.7%
3勝クラス 1-0-1-12 7.1% 7.1% 14.3%
地方のレース 5-4-2-22 15.2% 27.3% 33.3%
  • 注記:リステッドはオープン特別に含む

前走の着順と単勝人気も要チェック

前走の着順も重要で、過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は前走で5着以内に入っていた。6着以下だった馬は3着内率8.8%と厳しく、その中でも2桁着順だった馬が巻き返したケースは2012年3着のダノンカモンだけ。大敗からの巻き返しはあまり期待しない方がよさそうだ。〔表3〕

〔表3〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
5着以内 10-7-8-75 10.0% 17.0% 25.0%
6着以下 0-3-2-52 0% 5.3% 8.8%
競走中止 0-0-0-1 0% 0% 0%

また、過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は前走の単勝人気が5番人気以内だった。伏兵の台頭が目立つ一戦だが、好走馬の大半は前走で上位人気に支持されていたことも覚えておきたい。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
5番人気以内 10-9-6-74 10.1% 19.2% 25.3%
6番人気以下 0-1-4-54 0% 1.7% 8.5%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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