今週の注目レース

秋の2歳単勝馬連 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)馬齢 (牝) 2歳オープン

データ分析

年末や来春以降の大舞台を目指す2歳牝馬が集結

2021年のファンタジーSを制したウォーターナビレラは、次走の阪神ジュベナイルフィリーズで3着に好走した上、2022年の桜花賞でも2着に入った。また、同2着のナムラクレアは、2022年の桜花賞で3着に入った後、サマースプリントシリーズでチャンピオンとなっている。その他にも、2018年の優勝馬ダノンファンタジーと2019年の優勝馬レシステンシアは、いずれも次走の阪神ジュベナイルフィリーズで優勝を果たし、JRA賞最優秀2歳牝馬のタイトルを獲得した。各世代の名牝たちがしのぎを削ってきた注目の一戦を展望すべく、今回は京都競馬場で行われた2019年以前を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

前走との間隔に注目

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走との間隔が中4週以上だった。一方、中3週以内だった馬は3着内率10.6%とやや苦戦している。前走との間隔が詰まっている馬は、過信禁物とみるべきだろう。〔表1〕

〔表1〕前走との間隔別成績(過去10年)
前走との間隔 着度数 勝率 連対率 3着内率
中3週以内 1-2-2-42 2.1% 6.4% 10.6%
中4週以上 9-8-8-57 11.0% 20.7% 30.5%

前走の4コーナーを先頭で通過していた馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走の4コーナー通過順が2番手以下だった。一方、1番手だった馬は3着内率11.5%とやや苦戦している上、2018年以降の過去4年に限れば〔0・0・0・7〕である。先頭でレースを進めたいタイプの馬は割り引きが必要だ。〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕前走の4コーナー通過順別成績(過去10年)
前走の4コーナー通過順 着度数 勝率 連対率 3着内率
1番手 1-2-0-23 3.8% 11.5% 11.5%
2番手以下 9-8-10-76 8.7% 16.5% 26.2%

前走好走馬が優勢

過去7年の3着以内馬21頭中20頭は、前走の着順が4着以内だった。一方、5着以下だった馬は3着内率6.7%と苦戦している。2014年以前は前走で5着以下に敗れていた馬の好走例も少なくなかったが、近年の傾向を重視するならば、前走が5着以下だった馬は評価を下げたい。〔表3〕

〔表3〕前走の着順別成績(過去7年)
前走の着順 着度数 勝率 連対率 3着内率
4着以内 7-6-7-48 10.3% 19.1% 29.4%
5着以下 0-1-0-14 0% 6.7% 6.7%

近年は前走の距離や馬格が重要

過去6年のファンタジーSにおける前走の距離別成績を見ると、前走が1400メートル超だった馬が3着内率45.0%と優秀な成績を収めている。一方、1400メートル未満だった馬は3着内率11.5%とやや苦戦している。前走の距離が長い馬ほど信頼できそうだ。〔表4〕

〔表4〕前走の距離別成績(過去6年)
前走の距離 着度数 勝率 連対率 3着内率
1400m未満 2-1-0-23 7.7% 11.5% 11.5%
1400m 1-2-3-19 4.0% 12.0% 24.0%
1400m超 3-3-3-11 15.0% 30.0% 45.0%

なお、前走の距離が1400メートル以下だったにもかかわらず3着以内に入った9頭のうち8頭は、前走の馬体重が450キログラム以上だった。1400メートル以下のレースを経由してきた馬のうち、比較的小柄な馬は上位に好走する可能性が低いとみてよさそうだ。〔表5〕

〔表5〕前走の距離が「1400メートル」か「1400メートル未満」だった馬の、前走の馬体重別成績(過去6年)
前走の馬体重 着度数 勝率 連対率 3着内率
450kg未満 0-1-0-26 0% 3.7% 3.7%
450kg以上 3-2-3-16 12.5% 20.8% 33.3%

末脚が明暗を分けそう

阪神競馬場で行われた過去2年の3着以内馬6頭は、いずれも前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位が2位以内だった。前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていなかった馬は扱いに注意したい。〔表6〕

(伊吹 雅也)

〔表6〕前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位別成績(過去2年)
順位 着度数 勝率 連対率 3着内率
2位以内 2-2-2-8 14.3% 28.6% 42.9%
3位以下 0-0-0-8 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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