今週の注目レース

シリウスステークス(GⅢ)

中京競馬場 1900メートル(ダート)ハンデ 3歳以上オープン

出走馬情報

バーデンヴァイラー

牡4歳

調教師:斉藤崇史(栗東)

  • 父:ドゥラメンテ
  • 母:ヴィートマルシェ
  • 母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!

15着と大敗した前々走のアンタレスSは、他馬に被せられた4コーナーで失速。14キログラムの馬体重減が響いたことも敗因だろうが、もまれた場合の課題を見せたのは事実だ。スムーズな競馬が理想であり、枠の並びは注視したい要素になる。

父は二冠馬ドゥラメンテ、祖母には桜花賞馬のキョウエイマーチ、半姉にブリーダーズCディスタフ(G1・アメリカ)を勝ったマルシュロレーヌ(父オルフェーヴル)がいる血統馬。前々走のアンタレスSは15着だったが、ダートで崩れたレースはこの1戦のみ。過去ダートは8戦して〔6・0・1・1〕という好成績を残しており、立て直して挑んだ前走のマーキュリーC(JpnⅢ・盛岡・ダート2000メートル)では重賞初制覇も達成。4歳にしてはキャリアも浅く、今後の成長が期待される。JRAでも重賞制覇を果たせば、暮れの大一番でも見逃せない存在となるだろう。

ジュンライトボルト

牡5歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:キングカメハメハ
  • 母:スペシャルグルーヴ
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

芝を走っていた時代から、左回りで直線の長いコースに実績を残していた馬。中京でも2つの勝ち星を挙げており、その相性の良さはダートに舞台を移しても変わらないだろう。前走以上に適した条件と言えそうだ。

父は芝・ダートを問わないキングカメハメハだが、母の父はスペシャルウィークで、母系は名牝エアグルーヴへと繋がる血統背景。本馬も脚さばきに硬さなどがなかったことから「適性は芝」と思われていたが、オープンクラスでの現状を打破するために出走した前々走のジュライS(リステッド・福島・ダート1700メートル)が、未来を大きく変えることに。そこでは2着をキープし、ダート2戦目となった前走のBSN賞(リステッド・新潟・ダート1800メートル)でオープンクラス初勝利を達成。重賞挑戦となる今回も、注目すべき1頭だ。

ハピ

牡3歳

調教師:大久保龍志(栗東)

  • 父:キズナ
  • 母:クイーンパイレーツ
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

前々走はスタートで挟まれ、前走はスタート後に寄られるシーンがあって中団より後ろからの競馬。近2走はスムーズさを欠いた内容となっているのは事実だ。ある程度の位置を取れるかどうかが鍵になるだろう。

デビューから3連勝でリステッド勝ちを果たしたキズナ産駒。2番人気に支持された前々走のジャパンダートダービー(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)は4着、再び2番人気で出走した前走のレパードSでは3着と、人気以上の結果を残せない状況が続いている。それでも、推定上がり3ハロンの数字は、この2戦も含めキャリア5戦全てで出走馬中最速をマーク。不向きの展開に泣いているだけで、末脚の切れは常に安定している。他世代相手の重賞参戦となるが、3歳馬はハンデの恩恵を受けるレース。十分にチャンスがありそうだ。

オーヴェルニュ

牡6歳

調教師:西村真幸(栗東)

  • 父:スマートファルコン
  • 母:ギュイエンヌ
  • 母の父:タニノギムレット
ここに注目!

重賞2勝馬で、58キログラムの斤量で重賞制覇の実績もある。今回は、軽いハンデで走る馬との兼ね合いが鍵となりそうだ。キックバックが苦手であることを踏まえれば、もまれるような状況も避けたいところだろう。

昨年の平安Sを1分54秒7のコースレコードで制覇。これ以外にも昨年の東海Sを勝っており、現役でも屈指の中京巧者だ。連覇を狙った今年の平安Sは、勝ったテーオーケインズから1秒3離された6着に敗れたが、これはキックバックを嫌がったことによるものだという。また、昨年も7着と結果を残せなかったように、ナイター競馬がマイナスだとすれば、9着大敗を喫した前走の帝王賞(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)も度外視できるはず。スムーズな競馬ができれば、重賞3勝目のシーンがあっても不思議はない。

サンライズホープ

牡5歳

調教師:羽月友彦(栗東)

  • 父:マジェスティックウォリアー
  • 母:オーパスクイーン
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

フットワークが大きく、トップスピードに入るまでに時間を要する馬。後半に11秒台のラップを要求されるような展開は厳しい。ある程度のポジションから自分の形に持ち込めるかどうかがポイントになる。

昨年の本レースでは、ウェスタールンド(2着)の急襲を抑え込み、3度目の重賞挑戦で初のタイトルを獲得。それ以降の成績はひと息だが、チャンピオンズC(15着)は後続のプレッシャーがきつく、フェブラリーS(12着)は結果の出ていないコーナー通過2回の競馬だった。前走の平安S(7着)にしても、GⅢと思えないハイレベルなメンバー構成でのもの。中京コースは得意にしているだけに、自分の形で競馬ができれば、この相手でも引けを取らないはずだ。540キログラムを超える大型馬ながら、休み明けを苦にしないタイプでもある。

ハヤブサナンデクン

牡6歳

調教師:吉村圭司(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:ホワイトクルーザー
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

夏場の出走が少なく、出走した時も結果を出せていない。これは暑さに弱い面があるためだ。残暑の厳しい時期の出走なら微妙なところだったが、1週前から秋到来を予感させる涼しさ。これはプラスとなりそうだ。

父がゴールドアリュールで、母の父はクロフネ。いかにもダート向きの血統構成で、実際にキャリア16戦全てでダートに出走。通算成績の〔5・4・3・4〕も優秀と言えるが、左回りに限定すればその成績は〔3・4・0・1〕とほぼパーフェクトなものになる。左回りでの唯一の着外は3歳時に出走したレパードSでの8着だが、当時はまだ本格化前だった。3勝をマークしている中京コースは特に得意としていて、前走のオープン特別・三宮S(ダート1800メートル)では6馬身差の圧勝を決めた。この舞台なら重賞でも面白いはずだ。

ハセドン

牡3歳

調教師:安田翔伍(栗東)

  • 父:モーリス
  • 母:クイーンオリーブ
  • 母の父:マンハッタンカフェ
ここに注目!

近走は2戦連続でコーナー通過2回のコースに出走しているが、楽勝だった未勝利(ダート1800メートル)の舞台は今回と同じ中京コース。コーナー通過が4回の競馬も2戦2勝と結果を出している。コース替わりは気にならない。

ダートに転じた2戦目から3連勝。特に圧巻だったのは前々走のオープン特別・青竜S(東京・ダート1600メートル)だろう。直線だけで豪快に差し切った見た目のインパクトもすごかったが、マークした上がり3ハロン34秒3(以下推定)は、レースのそれを2秒1も上回るもの。この内容が評価され2番人気の支持を受けた前走のユニコーンSでは、末脚不発に思える8着に敗れたが、上がり3ハロン35秒5は出走馬中2位タイと、自身の脚はしっかりと使っていた。前を射程圏に入れる形で直線に向くことができれば、巻き返しがあっていい。

(松浪 大樹)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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