今週の注目レース

キーンランドカップ(GⅢ)

札幌競馬場 1200メートル(芝)別定 3歳以上オープン

データ分析

夏から秋へ、スプリンターの夢をつなぐ一戦

全6戦あるサマースプリントシリーズの第5戦となるこの一戦は、スプリンターズSの前哨戦にも位置付けられている。ここでは、函館競馬場で行われた2013年を含む過去10年の結果から、好走馬に共通するポイントを探ってみた。

上位人気馬が優勢

過去10年の単勝人気別成績を見ると、3着以内馬延べ30頭中22頭は5番人気以内だった。6番人気から9番人気の馬も3着以内に7頭が入っており軽視はできないものの、上位人気馬が優勢と言える。また、10番人気以下の延べ63頭のうち、3着以内に入ったのは2017年1着のエポワス1頭だけ。下位人気馬を中心に狙うのは、あまり得策ではなさそうだ。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 2-4-1-3 20.0% 60.0% 70.0%
2番人気 1-3-0-6 10.0% 40.0% 40.0%
3番人気 3-0-2-5 30.0% 30.0% 50.0%
4番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
6〜9番人気 1-2-4-33 2.5% 7.5% 17.5%
10番人気以下 1-0-0-62 1.6% 1.6% 1.6%

6歳以上馬は苦戦傾向

過去10年の連対馬延べ20頭中18頭、3着以内馬延べ30頭中25頭は5歳以下の馬だった。6歳以上で優勝したのは2017年のエポワス(9歳)のみと苦戦傾向にある。軸馬選びという点では5歳以下の馬を重視するのが無難と言えるだろう。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 2-2-0-21 8.0% 16.0% 16.0%
4歳 3-4-3-19 10.3% 24.1% 34.5%
5歳 4-3-4-31 9.5% 16.7% 26.2%
6歳 0-1-1-27 0% 3.4% 6.9%
7歳 0-0-1-14 0% 0% 6.7%
8歳 0-0-1-10 0% 0% 9.1%
9歳以上 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%

勝利数は牝馬がリード

過去10年の性別成績では、牡・せん馬の出走数が89回、牝馬が64回と牡・せん馬が上回っているが、勝利数では牝馬が7勝と、牝馬が上位となっている。また、好走率の面でも牝馬が上位となっている点は覚えておいて損はないだろう。〔表3〕

〔表3〕性別成績(過去10年)
性別 成績 勝率 連対率 3着内率
牡・せん 3-5-4-77 3.4% 9.0% 13.5%
7-5-6-46 10.9% 18.8% 28.1%

馬番にも注目

函館競馬場で行われた2013年を除く過去9回分の馬番別成績を、馬番を3つごとに区切って(13番から16番は4つ)まとめてみると、6番から内の馬番で勝利を挙げたのが2012年のパドトロワ(2番)のみ。3着内率も外寄りのグループほど高くなっている。データからは6番より内の馬番は劣勢傾向にあると言えるだろう。〔表4〕

〔表4〕馬番別成績(札幌で行われた過去9回)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1番〜3番 1-0-0-26 3.7% 3.7% 3.7%
4番〜6番 0-2-2-23 0% 7.4% 14.8%
7番〜9番 2-3-1-21 7.4% 18.5% 22.2%
10番〜12番 2-2-3-20 7.4% 14.8% 25.9%
13番〜16番 4-2-3-20 13.8% 20.7% 31.0%
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年明け以降の実績が重要

2018年以降の過去4年の優勝馬は、年明け以降の芝1200メートルの重賞で2着以内に入った経験があった。近年の傾向から勝ち馬を予想する際は、これに該当する戦績を残している馬を狙ってみたい。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬の年明け以降の芝1200メートル重賞での最高着順(過去4年)
年度 優勝馬 最高着順
2018年 ナックビーナス オーシャンS2着
2019年 ダノンスマッシュ シルクロードS1着
2020年 エイティーンガール シルクロードS2着
2021年 レイハリア 葵S1着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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