今週の注目レース

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

福島競馬場 1800メートル(芝)ハンデ 3歳オープン

出走馬情報

サトノヘリオス

牡3歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:エピファネイア
  • 母:エアマグダラ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

昨年12月の1勝クラス・エリカ賞(阪神・芝2000メートル、1着)で2歳コースレコードを塗り替え、今年初戦のスプリングSでは3着に好走。GⅠでは2戦ともに2桁着順に敗れているが、ここなら主役候補に挙げられる。

3歳初戦となった前々走のスプリングSは、内枠から中団のインを追走。前半1000メートル通過タイム1分00秒8のスローペースだったが、直線はそのまま内を突き、狭いスペースをこじ開けるように差し脚を伸ばすと、勝ち馬から0秒2差の3着に追い上げた。前走の皐月賞は中団を進み、直線で伸びを欠いて17着に敗れたが、騎乗した岩田望来騎手が「ポジション取りはうまくいったのですが、折り合いを欠いてしまいました」と振り返ったように、敗因は明白だ。GⅢのメンバー相手なら、あっさり勝っても不思議はない。

ボーンディスウェイ

牡3歳

調教師:牧光二(美浦)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:ウィンドハック
  • 母の父:Platini
ここに注目!

今春の弥生賞ディープインパクト記念でアスクビクターモア、ドウデュースに次ぐ3着に入り、能力の片りんをアピール。強敵にもまれた皐月賞(14着)での経験を糧に、もうひと皮むけても不思議はない。

前々走の弥生賞ディープインパクト記念は、好スタートを決めて3番手のインに収まり、3コーナー手前で動いた馬に合わせて進出を開始。4コーナーでスムーズに外へ出し、直線はドウデュース(2着)と併せるように伸びて同馬から0秒1差の3着に好走した。前走の皐月賞もスタート、二の脚ともに速く、スッと3番手をキープ。直線で粘りを欠いて14着に敗れたものの、強敵相手に1秒0差ならレース内容は悪くない。2か月半の休養を挟んだが、成長力豊かなハーツクライ産駒で、調教の動きが一段とパワーアップしており、これまで以上のパフォーマンスを発揮できそうだ。

ソネットフレーズ

牝3歳

調教師:手塚貴久(美浦)

  • 父:エピファネイア
  • 母:ボージェスト
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

デビュー2戦目のデイリー杯2歳Sで僅差の2着に入り、能力の高さは証明済み。前走のNHKマイルC(17着)は大敗を喫したが、曽祖母エアグルーヴにさかのぼる名牝系の出身で、あらためて注目したい。

前々走のデイリー杯2歳Sは、最内枠から3番手のインで折り合いに専念。直線の追い比べでセリフォス(次走の朝日杯フューチュリティSで2着)にクビ差競り負けたが、カワキタレブリー(その後NHKマイルC3着)、プルパレイ(ファルコンS勝ち)、スタニングローズ(オークス2着)以下を退けて2着に好走した。脚部不安のため予定していた2月のクイーンCを見送り、約6か月の休み明けとなった前走のNHKマイルCは、中団追走から直線で伸びを欠いて17着に敗れたが、久々でのGⅠ挑戦だったことを踏まえれば度外視できるだろう。休み明け2戦目で状態面の上積みは大きく、今回は本領発揮が期待される。

クロスマジェスティ

牝3歳

調教師:水野貴広(美浦)

  • 父:ディーマジェスティ
  • 母:テンザンコノハナ
  • 母の父:カリズマティック
ここに注目!

アネモネS(リステッド・中山・芝1600メートル)を制して、桜花賞(13着)に駒を進めた実力馬。今回は約3か月ぶりの実戦になるが、前述のアネモネSが約2か月半の休み明けだったように、久々は苦にしないタイプだ。

デビュー3戦目の未勝利(中山・芝1600メートル)で初勝利をマーク。約2か月半の休養を挟み、3歳初戦となった前々走のアネモネS(リステッド)は、好スタートを決めて2番手を追走。4コーナー手前からスパートをかけて早めに先頭へ躍り出ると、後続の追い上げを危なげなく振り切って快勝した。同日の東風S(リステッド)の勝ちタイムに0秒3差に迫る1分34秒4の走破時計も優秀だった。前走の桜花賞は13着に敗れたが、勝ち馬から0秒9差なら悲観するレース内容ではない。中間は本レースに照準を合わせて仕上げに抜かりはなく、GⅢなら巻き返しが濃厚だ。

ベジャール

牡3歳

調教師:田中博康(美浦)

  • 父:モーリス
  • 母:エスジーブルーム
  • 母の父:アフリート
ここに注目!

前走の毎日杯(2着)出走時の馬体重が564キログラムという大型馬。今回は約3か月の休み明けで仕上がりがポイントになるが、ひと追いごとに馬体が引き締まり、好調時と遜色のない動きを披露している。力の出せる態勢は整っていそうだ。

デビュー3戦目の未勝利(東京・芝1800メートル)では、4コーナー8番手からメンバー中最速となる上がり3ハロン33秒7(推定)の末脚で鮮やかに差し切って初勝利をマークした。重賞挑戦となった前走の毎日杯は、ジワッと前に取りついてレース序盤は2番手を追走。道中で他馬が動いて自然とポジションを下げたが、直線はしぶとく脚を伸ばしてピースオブエイト(1着)に詰め寄り、ドゥラドーレス(3着)の追い上げを退けて0秒1差の2着に好走した。ダート色の強い母系にモーリス(2015年度JRA賞年度代表馬)を配した血統。スピードとパワーを兼ね備えており、今回も上位争いが可能だ。

グランディア

牡3歳

調教師:中内田充正(栗東)

  • 父:ハービンジャー
  • 母:ディアデラノビア
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

母ディアデラノビアは現役時代に重賞3勝を挙げた活躍馬で、繁殖牝馬としてもディアデラマドレ、ドレッドノータスなどの重賞ウイナーを送り出している。本馬は今回が重賞初挑戦になるが、潜在能力の高さは引けを取らない。

3歳初戦の1勝クラス(中京・芝2000メートル)はスタートで後手を踏んだが、二の脚で挽回して中団を追走。直線で早めに先頭に立つと、マテンロウスカイ(2着)の追い上げを振り切って2勝目をマークした。続く若駒S(リステッド・中京・芝2000メートル)は、道中で掛かって7頭立ての4着に敗退。前走のプリンシパルS(リステッド・東京・芝2000メートル)は後方で折り合いに専念し、直線で窮屈になるシーンはあったが、4コーナー10番手から5着まで追い上げている。折り合い面から200メートルの距離短縮は歓迎で、重賞タイトル獲得を狙う。

フェーングロッテン

牡3歳

調教師:宮本博(栗東)

  • 父:ブラックタイド
  • 母:ピクシーホロウ
  • 母の父:キングヘイロー
ここに注目!

前走の白百合S(リステッド・中京・芝2000メートル)は、7頭立て5番人気の低評価を覆して見事に優勝。ピクシーナイト(スプリンターズS優勝)の半弟で血統は筋が通っており、本馬もさらなる活躍が期待できそうだ。

3歳初戦の1勝クラス(中京・芝2000メートル)は10頭立ての10着。ブリンカーを着用した1勝クラス・大寒桜賞(中京・芝2200メートル)では、4コーナーで2番手に上がり、直線で勝ち馬に大きく離されたものの、しぶとく粘り込んで3着に健闘した。前走の白百合S(リステッド)は、軽く気合をつけて先手を主張。後続を引き離してスローペースの大逃げに持ち込むと、直線でヴェローナシチー(京都新聞杯2着)以下の追い上げを振り切って2勝目をマークした。良血馬が軌道に乗り、今後も目が離せない存在だ。

ゴーゴーユタカ

牡3歳

調教師:武井亮(美浦)

  • 父:ルーラーシップ
  • 母:ファインスカイ
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

デビュー4戦は全て中山・芝1600メートルで、2勝、2着2回の好成績を収めている。レースセンスの良さと操縦性の高さを兼ね備えており、福島・芝1800メートルへの条件替わりも難なくこなせそうだ。

デビュー2戦目で初勝利を挙げ、続く1勝クラス(中山・芝1600メートル)は好位の4番手を追走。4コーナーで他馬に外から被されて仕掛けをワンテンポ待たされたが、ゴール前は目立つ伸び脚で2着に好走した。前走の1勝クラス(中山・芝1600メートル)は好スタートを決め、スッと控えて5番手で脚を温存。外を回る正攻法のレース運びから、直線は並ぶ間もなく先頭を捕らえて2馬身1/2差で快勝した。同開催のニュージーランドT(良)の勝ちタイムが1分33秒5なら、稍重の馬場で1分34秒2の本馬の走破時計は優秀と言えそうだ。父系から200メートルの距離延長は問題なく、重賞でも遜色のない競馬が可能だろう。

(京増 真臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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