今週の注目レース

安田記念(GⅠ)

東京競馬場 1600メートル(芝)定量 3歳以上オープン

2021年 ダノンキングリー

2021年 ダノンキングリー

強敵を打ち破ってダノンキングリーがGⅠ初制覇を果たす!

2020年 グランアレグリア

2020年 グランアレグリア

強敵たちを蹴散らしてグランアレグリアが完勝!

2019年 インディチャンプ

2019年 インディチャンプ

マイルの新王者誕生!インディチャンプがGⅠ初制覇を果たす

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歴史

本競走は1951年に、東京競馬場の芝1600メートルを舞台とする3歳以上のハンデキャップ競走として創設された。1984年のグレード制の導入により、GⅠに格付けのうえ、開催時期をオークスの前週に移して4歳以上・定量の条件で争われることになった。その後、1996年から日本ダービーの翌週に移設され、出走条件が3歳以上に変更されたため、本競走は名実ともに“上半期のナンバー1マイラー決定戦”となった。2011年の優勝馬リアルインパクトはグレード制導入以降初となる3歳馬による本競走制覇を成し遂げた。

本競走は、明治、大正、昭和にわたり競馬法の制定、馬券の発売、日本ダービーの創設、日本馬の改良など競馬の発展に尽力した安田伊左衛門氏の功績を称えて、「安田賞」のレース名で創設。1958年の安田氏の逝去のあと「安田記念」に改称された。今年2022年は安田伊左衛門氏の生誕150周年にあたることから、「安田伊左衛門生誕150周年記念 第72回安田記念」として行われる。

安田伊左衛門氏

安田伊左衛門氏は、1872年岐阜県生まれ。生家に馬がいる環境で育ち、幼いころから馬との触れ合いを好んでいた。戦時中には、海外と比べて日本馬の能力が劣ることを痛感し、「日本馬を改良して強くしたい」という信念を持つ。

日本馬改良のためには、馬券の売上げで興業を支える競馬開催を行うことが、より強い馬をつくることになると考え、競馬開催に向けて活動。加納久宜公らと共に1906年に東京競馬会を設立し、馬券を発売する競馬開催を実現させた。

1908年に政府から馬券発売禁止命令が発令されたが、禁止命令の解除と馬券発売を認める競馬法案の制定のために自らが衆議院議員になり、法案通過に向けて「競馬のため、日本馬改良のためには馬券発売が必要」と16年間にわたり、諦めず議会を説得し続け、ついに馬券発売を認める競馬法が1923年に公布された。

馬券発売が復活し、馬産地も徐々に活性化されつつある中、オーストラリアの競馬場を視察するなど早くから海外に目を向け、ダービーを頂点とする競走体系を確立することの必要性を感じていた安田氏は、1930年に「東京優駿大競走編成趣意書」を公表。当時として破格の金額であった1着賞金1万円が設定され、1932年4月24日、スタンドを埋め尽くした大観衆の中、英国のダービーにならった「第1回東京優駿大競走(現在の日本ダービー)」が目黒競馬場で開催された。

日本中央競馬会が設立された1954年、初代理事長に就任。1958年の第19回優駿牝馬(オークス)が行われた日に85歳で逝去した。

「日本競馬の父」と呼ばれる安田氏が抱き続けてきた「日本馬の改良」への想い、努力、行動は、「競馬開催」、「馬券発売」、「日本ダービー創設」などに結実し、それが日本型ともいえる競馬の礎となり、現在の中央競馬の発展に繋がっている。

今年2022年は、安田伊左衛門氏の生誕150周年にあたり、来年2023年は、競馬法のもとでの馬券発売100周年にあたる。

安田伊左衛門氏
東京競馬場パドック横の銅像

コースの特徴

コース図

東京・芝1600メートル

スタート地点は2コーナー付近。スタート直後は緩やかな下りになっていてスピードに乗りやすい。3コーナーまでの距離は約540メートル。バックストレッチ後半の起伏を越えると3コーナーに入る。3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためペースが落ちにくい。ゴール前の直線は525.9メートル。直線の前半には全長160メートル、高低差2メートルのタフな坂が待っている。坂を上り切ってからゴールまでは約300メートルあって、ここで最後の瞬発力勝負になる。平均的に速いペースで流れることが多い上に、最後の直線では切れ味も求められる。マイラーとしての総合力を試されるコースだ。

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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