今週の注目レース

ダービーデー馬連 東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)

東京競馬場 2400メートル(芝)定量 牡・牝 3歳オープン

データ分析

3歳馬の頂点を決める最高峰の一戦

1932年の創設以降、一貫して芝2400メートルで開催されている3歳馬の頂点を決めるレースが日本ダービーだ。今年はどの馬が世代の頂点に立つのか。過去10年のデータから好走馬に共通する傾向を調べてみた。

上位人気馬が手堅い

過去10年の連対馬20頭のうち19頭が5番人気以内に支持されていた。世代限定のレースで、対戦経験がある馬が多く集まるので、基本的には上位人気に推された実力上位の馬が結果を出しやすいレースだと考えていい。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
5番人気以内 9-10-4-27 18.0% 38.0% 46.0%
6番人気以下 1-0-6-121 0.8% 0.8% 5.5%

やや内枠優勢の傾向あり

過去10年の枠番別成績では、コースロスなくレースを進めることができるためか、やや内枠優勢の傾向が見てとれる。2013年から2017年にかけては5年連続で1、2枠の馬が連対。特に1枠に入った馬は、2013年優勝のキズナ、2014年優勝のワンアンドオンリー、そして12番人気で優勝した2019年のロジャーバローズと、3勝を挙げている。〔表2〕

〔表2〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2枠 4-3-3-30 10.0% 17.5% 25.0%
3、4枠 1-2-2-34 2.6% 7.7% 12.8%
5、6枠 3-4-2-31 7.5% 17.5% 22.5%
7、8枠 2-1-3-53 3.4% 5.1% 10.2%

4勝以上馬はまずまず信頼できる

過去10年の出走馬のJRAでの勝利数と好走率は相関関係にあり、4勝以上を挙げていた馬の好走率が高く、そこから3勝、2勝、と通算勝利数が下がるにつれて好走率も下がっていき、1勝馬になると3着以内に入った馬がゼロになる。通算勝利数が多い馬ほど信頼できるようだ。〔表3〕

〔表3〕JRAでの通算勝利数別成績(過去10年)
勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
4勝以上 2-2-0-8 16.7% 33.3% 33.3%
3勝 4-7-6-50 6.0% 16.4% 25.4%
2勝 4-1-4-74 4.8% 6.0% 10.8%
1勝 0-0-0-16 0% 0% 0%

キャリア4、5戦の馬が大活躍

キャリア別の成績では、好走例が多いのはキャリア4戦と5戦の馬。2016年から2020年にかけて5年連続でキャリア4戦と5戦の馬が2着以内を独占した。キャリア7戦以上になると好走率が極端に落ち、2016年以降は1頭も馬券に絡んでいない。〔表4〕

〔表4〕通算出走数別成績(過去10年)
出走数 成績 勝率 連対率 3着内率
3戦 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
4戦 3-4-2-24 9.1% 21.2% 27.3%
5戦 4-4-4-31 9.3% 18.6% 27.9%
6戦 1-1-3-34 2.6% 5.1% 12.8%
7戦以上 1-1-1-53 1.8% 3.6% 5.4%

主力は皐月賞の好走馬

過去10年の前走別成績を見ると、皐月賞からの転戦がダービーへの王道と言える。その中でも皐月賞9着以下から巻き返して3着以内に入った馬はいない。皐月賞組以外で3着以内に入った馬がいるレースは、京都新聞杯、毎日杯、青葉賞、プリンシパルSの4レースだけ。これらのレースから臨み日本ダービーで3着以内に入った10頭中9頭は前走の着順が2着以内だった。なお、かつてはキングカメハメハなどの好走例もあったが、直近10年ではNHKマイルCからの転戦馬は1頭も3着以内に入っていない。〔表5〕

〔表5〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
皐月賞 7-8-5-66 8.1% 17.4% 23.3%
京都新聞杯 2-1-1-19 8.7% 13.0% 17.4%
毎日杯 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
青葉賞 0-1-3-19 0% 4.3% 17.4%
プリンシパルS 0-0-1-8 0% 0% 11.1%
NHKマイルC 0-0-0-22 0% 0% 0%
その他のレース 0-0-0-9 0% 0% 0%
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前年の種牡馬リーディング5位以内の種牡馬の産駒に注目

ダービーではとにかくディープインパクト産駒が強く、過去10年で7勝を挙げ、昨年まで4連勝中となっている。また、ディープインパクト産駒以外が勝った年は、前年の種牡馬リーディング5位以内の種牡馬の産駒が優勝している。今年も2021年のリーディングサイヤーランキング5位以内の種牡馬(ディープインパクト、ロードカナロア、ハーツクライ、キズナ、キングカメハメハ)の産駒に注目したい。〔表6〕

(姫園 淀仁)

〔表6〕優勝馬の父の前年の種牡馬リーディング順位(過去10年)
年度 優勝馬 前年の種牡馬
リーディング順位
2012年 ディープブリランテ ディープインパクト 2位
2013年 キズナ ディープインパクト 1位
2014年 ワンアンドオンリー ハーツクライ 5位
2015年 ドゥラメンテ キングカメハメハ 2位
2016年 マカヒキ ディープインパクト 1位
2017年 レイデオロ キングカメハメハ 2位
2018年 ワグネリアン ディープインパクト 1位
2019年 ロジャーバローズ ディープインパクト 1位
2020年 コントレイル ディープインパクト 1位
2021年 シャフリヤール ディープインパクト 1位

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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