今週の注目レース

阪急杯(GⅢ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)別定 4歳以上オープン

データ分析

ビッグタイトルを狙うトップスプリンターが仁川に集結

2021年の阪急杯で自身3度目の重賞制覇を果たしたレシステンシアは、続く高松宮記念で2着に入ったほか、スプリンターズSと香港スプリントでも2着に入った。強豪が集うGⅠの前哨戦を制し、主役の一角として本番に臨むのはどの馬だろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

キャリア21戦以内の馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は、通算出走数が21戦以内だった。一方、22戦以上だった馬は3着内率8.3%と苦戦している。キャリアが比較的浅い馬を重視したいところだ。〔表1〕

〔表1〕通算出走数別成績(過去10年)
通算出走数 着度数 勝率 連対率 3着内率
21戦以内 9-7-7-58 11.1% 19.8% 28.4%
22戦以上 1-3-3-77 1.2% 4.8% 8.3%

なお、通算出走数が22戦以上だった馬で3着以内に入った7頭のうち5頭は、JRAのGⅠで2着以内に入った経験がある馬だった。キャリア22戦以上、かつGⅠで連対したことがない馬は、評価を下げるべきだろう。〔表2〕

〔表2〕通算出走数が「22戦以上」だった馬の、JRAのGⅠにおいて2着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 着度数 勝率 連対率 3着内率
あり 1-2-2-7 8.3% 25.0% 41.7%
なし 0-1-1-70 0% 1.4% 2.8%

大敗直後の馬は不振

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、前走の着順が1着、もしくは前走の1着馬とのタイム差が0.8秒以内だった。一方、前走の着順が2着以下、かつ1着馬とのタイム差が0.9秒以上だった馬は3着内率8.7%と苦戦している。直近のレースで勝ち馬に大きなタイム差をつけられた馬は、評価を下げたい。〔表3〕

〔表3〕前走の着順と1着馬とのタイム差別成績(過去10年)
前走の着順と1着馬とのタイム差 着度数 勝率 連対率 3着内率
着順が1着、もしくは1着馬とのタイム差が0.8秒以内 8-9-9-93 6.7% 14.3% 21.8%
着順が2着以下、かつ1着馬とのタイム差が0.9秒以上 2-1-1-42 4.3% 6.5% 8.7%

前走の距離に注目

過去4年の3着以内馬12頭中10頭は、前走の距離が1200メートル超だった。一方、1200メートルだった馬は3着内率7.1%と苦戦している。前走が今回より短い距離だった馬は、割り引きが必要だ。〔表4〕

〔表4〕前走の距離別成績(過去4年)
前走の距離 着度数 勝率 連対率 3着内率
1200m 1-1-0-26 3.6% 7.1% 7.1%
1200m超 3-3-4-33 7.0% 14.0% 23.3%

近年は前走から中5週以内の馬がいまひとつ

過去4年の3着以内馬12頭中9頭は、前走との間隔が中6週以上だった。一方、中5週以内だった馬は3着内率8.6%と苦戦している。前走との間隔が詰まっている馬は、扱いに注意するべきだろう。〔表5〕

〔表5〕前走との間隔別成績(過去4年)
前走との間隔 着度数 勝率 連対率 3着内率
中5週以内 2-0-1-32 5.7% 5.7% 8.6%
中6週以上 2-4-3-27 5.6% 16.7% 25.0%

なお、前走との間隔が中5週以内だった馬で3着以内に入った3頭は、いずれも通算出走数が18戦以内だった。前走との間隔が中5週以内、かつキャリア19戦以上の馬は評価を下げたい。〔表6〕

〔表6〕前走との間隔が「中5週以内」だった馬の、通算出走数別成績(過去4年)
通算出走数 着度数 勝率 連対率 3着内率
18戦以内 2-0-1-12 13.3% 13.3% 20.0%
19戦以上 0-0-0-20 0% 0% 0%
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前走の出走頭数も見逃せないポイント

過去4年の優勝馬4頭は、いずれも前走の出走頭数が16頭以上だった。前走が少頭数だった馬は、勝つ可能性が低いとみておきたいところだ。また、この4頭は通算出走数が18戦以内だった点も共通している。〔表1〕で挙げた傾向も重視すべきだろう。〔表7〕

(伊吹 雅也)

〔表7〕優勝馬の、前走の出走頭数、通算出走数(過去4年)
年次 優勝馬 前走の出走頭数 通算出走数
2018年 ダイアナヘイロー 18頭 18戦
2019年 スマートオーディン 17頭 11戦
2020年 ベストアクター 16頭 11戦
2021年 レシステンシア 17頭 7戦

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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