今週の注目レース

根岸ステークス(GⅢ)

東京競馬場 1400メートル(ダート)別定 4歳以上オープン

出走馬情報

ソリストサンダー

牡7歳

調教師:高柳大輔(栗東)

  • 父:トビーズコーナー
  • 母:ラヴソースウィート
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

前走の武蔵野Sで待望の重賞タイトルを獲得。その後は優先出走権のあったチャンピオンズCをパスしてリフレッシュを図り、帰厩後は順調に調教を消化している。フェブラリーSの前哨戦で恥ずかしい競馬はできない。

約3か月の休み明けだった昨年8月のエルムSは思わぬ大敗(10着)を喫したが、続くマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ。盛岡・ダート1600メートル)では、直線でしぶとく脚を伸ばして3着に入った。前走の武蔵野Sは、脚をためてハイペースを中団で追走。4コーナーでスムーズに外へ出すと、ラスト1ハロンで逃げ・先行勢をまとめて捕らえ、最後はエアスピネル(2着)以下の追い上げを力強く振り切って重賞初制覇を達成した。今回は約2か月半の休養明けだが、調教では好調時と遜色のない動きを見せて仕上げに抜かりはなく、直線の長い東京コースなら200メートルの距離短縮も不問だろう。

オメガレインボー

牡6歳

調教師:安田翔伍(栗東)

  • 父:アイルハヴアナザー
  • 母:ワイキューブ
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

昨年春から脚質転換を図り、差す競馬を覚えて安定感がグンとアップ。前走のカペラSでは初の1200メートルにすんなり対応して3着に好走した。末脚を生かせる東京コースはベストで、主役候補の1頭に挙げられる。

昨年6月のオープン特別・アハルテケS(東京・ダート1600メートル)で5勝目をマーク。オープン特別・マリーンS(函館・ダート1700メートル)2着を経て、続くエルムSは直線でスワーヴアラミスとの追い比べに持ち込み、0秒1差の2着に惜敗した。前々走の武蔵野Sは、上位2頭とは位置取りの差が出たものの、メンバー中最速となる上がり3ハロン35秒7(推定)の末脚で3着に好走。前走のカペラSはスタートで出遅れながらも、直線はインから懸命に脚を伸ばして3着に入った。昨夏以降の充実ぶりは目を見張るものがあり、念願の重賞制覇に向けて機は熟した。

ジャスティン

牡6歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:オルフェーヴル
  • 母:シナスタジア
  • 母の父:Gone West
ここに注目!

4歳時に本格化を遂げ、カペラSなど重賞を3勝。昨年は海外遠征や、芝の重賞挑戦で好結果を出せなかったが、約4か月半の休養で立て直され、帰厩後は栗東坂路で4ハロンの自己ベストタイムをマークしている。ダートであらためて注目したい。

昨年初戦はサウジアラビアに遠征し、リヤドダートスプリント(ダート1200メートル)で6着に健闘。UAEに転戦したドバイゴールデンシャヒーン(G1。ダート1200メートル)は11着に敗れたが、海外の強豪にもまれて経験値をアップさせた。帰国初戦となった函館スプリントSはテンションの高さもあって16着に敗れたものの、続くクラスターC(JpnⅢ。盛岡・ダート1200メートル)は、58キログラムの斤量を背負いながらも、4コーナー先頭で見せ場を作って4着に入った。再び芝の重賞を使った前走のセントウルSも大敗(16着)を喫したが、速い流れでも先行力を見せていた。重賞3勝の実績を誇るダートに戻して本領発揮を期待したい。

ヘリオス

せん6歳

調教師:寺島良(栗東)

  • 父:オルフェーヴル
  • 母:アンジュシュエット
  • 母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!

去勢後の3歳秋以降はとんとん拍子に出世し、昨秋はグリーンチャンネルC(リステッド)、オープン特別・霜月S(ともに東京・ダート1400メートル)を連勝して充実一途。8着だった昨年以上の結果が期待できそうだ。

約4か月半の休み明けとなった前々走のグリーンチャンネルC(リステッド)は、軽く促して先手を主張。けれん味のない逃げに持ち込むと直線もスピードが衰えず、上がり3ハロンを35秒8でまとめて、1分22秒3の好タイムで3馬身1/2差の快勝劇を演じた。1番人気に支持された前走のオープン特別・霜月Sは、ポンと好スタートを決めてハナを奪うと、前半600メートル通過タイム35秒6のマイペース。抜群の手応えで直線を向くと、後続の追い上げを危なげなく振り切って7勝目をマークした。キャリアを重ねるごとに地力をつけており、今後も目が離せない存在だ。

タガノビューティー

牡5歳

調教師:西園正都(栗東)

  • 父:ヘニーヒューズ
  • 母:スペシャルディナー
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

2歳時から高い潜在能力を示していたが、4歳時の昨年はオアシスS(リステッド。東京・ダート1600メートル)、オープン特別・欅S(東京・ダート1400メートル)を連勝して本格化ムード。東京コースはベストで、念願の重賞制覇を目指す。

5か月半の休養を挟み、昨秋初戦となった前々走の武蔵野Sは、脚をためて中団後方を追走。最内枠からのレースでなかなか馬群をさばけなかったが、残り300メートル付近で進路を確保すると、ジワジワと差を詰めて勝ち馬から0秒6差の6着に入った。前走のオープン特別・ギャラクシーS(阪神・ダート1400メートル)も、58キログラムの斤量を背負いながら、後方待機策からラスト100メートルで1度は抜け出して勝ち馬にクビ+クビ差なら、中身の濃い3着だったと言える。全6勝中5勝を東京で挙げているようにコース適性は高く、前走後は本レースに照準を合わせて仕上がりも申し分ない。

テイエムサウスダン

牡5歳

調教師:飯田雄三(栗東)

  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:ムービングアウト
  • 母の父:Langfuhr
ここに注目!

2歳時から活躍を続け、前走の兵庫ゴールドT(JpnⅢ。園田・ダート1400メートル)で重賞4勝目を挙げた実力馬。デビュー時から20キログラム以上増えた馬体重が優れた成長力の証。5歳を迎え、円熟味を増した今年はさらなる活躍を期待したい。

昨秋初戦となったテレ玉杯オーバルスプリント(JpnⅢ。浦和・ダート1400メートル)は、3コーナー先頭から力強く押し切って2馬身差の快勝。続く武蔵野Sは直線で伸びを欠いて9着に敗れたが、前に行った組に厳しい展開だったことを踏まえれば、悲観するレース内容ではない。1番人気に支持された前走の兵庫ゴールドT(JpnⅢ)は、スッと前に取りついて4番手を追走。3コーナー付近から進出を開始し、直線で一完歩ごとに差を詰めると、最後は力でねじ伏せるように抜け出して通算8勝目をマークした。JRA重賞では結果を残せていないが、引き続き好調をキープしており、侮れない存在だ。

スリーグランド

牡5歳

調教師:高橋義忠(栗東)

  • 父:シニスターミニスター
  • 母:プリモタイム
  • 母の父:ブライアンズタイム
ここに注目!

東京・ダート1400メートルでは、昨年2月のオープン特別・バレンタインS優勝など〔2・2・0・1〕の好成績を挙げており、条件はベスト。中間もすこぶる順調で、状態面は高いレベルで安定。重賞でも遜色のない競馬ができそうだ。

昨秋初戦のグリーンチャンネルC(リステッド。東京・ダート1400メートル)は、勝ち馬ヘリオスに離されたものの、3番手追走からしぶとく脚を伸ばして2着に好走。GⅠの前哨戦で好メンバーがそろった前々走の武蔵野Sでは、初の1600メートルにも対応し、直線で上位争いに加わって見せ場十分の5着に入った。前走のすばるS(リステッド。中京・ダート1400メートル)でも、4コーナー10番手から直線で懸命に差を詰めて勝ち馬から0秒2差の3着まで追い上げた。3歳以降は掲示板(5着以内)を外しておらず、安定感は抜群。キャリアを重ねるごとに脚質に幅が出ており、展開に左右されない自在性も魅力だ。

サクセスエナジー

牡8歳

調教師:北出成人(栗東)

  • 父:キンシャサノキセキ
  • 母:サクセスアイニー
  • 母の父:ジャングルポケット
ここに注目!

2018年のかきつばた記念(JpnⅢ。名古屋・ダート1400メートル)を皮切りに、これまで地方交流重賞6勝の実績馬。8歳を迎えても年齢的な衰えは感じられず、58キログラムの斤量も不問。豊富なキャリアを生かして上位進出を狙う。

5か月半の休み明けとなった昨年9月のサマーチャンピオン(JpnⅢ。佐賀・ダート1400メートル)は、1コーナーで大きく膨れるロスもあって離された2着。続くテレ玉杯オーバルスプリント(JpnⅢ。浦和・ダート1400メートル)は、スタートダッシュがつかず7着に敗れた。前々走の東京盃(JpnⅡ。大井・ダート1200メートル)は、ラスト300メートル付近で先頭に躍り出ると、後続の追い上げを振り切って通算13勝目をマーク。前走のJBCスプリント(JpnⅠ。金沢・ダート1400メートル)は7着に敗れたが、昨年も地方交流重賞勝ちを飾っているように、地力は健在だ。JRA重賞では2018年プロキオンS4着が最高着順も、実績上位で軽視はできない。

(京増 真臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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