今週の注目レース

ターコイズステークス(GⅢ)

中山競馬場 1600メートル(芝・外)ハンデ (牝) 3歳以上オープン

データ分析

一筋縄ではいかない牝馬限定のハンデキャップ重賞

ターコイズSは2015年に新設された牝馬限定重賞で、第1回は単勝11番人気のシングウィズジョイが勝利を収め、2着に16番人気のダンスアミーガ、3着に15番人気のオツウが入る大波乱の決着となった。2018年にも10番人気以下の馬が2頭馬券に絡むなど、波乱傾向が強い一戦となっている。ここで好走した馬にはどのような共通点があるのかを探るべく、過去6年の結果を分析する。

重賞勝ちの実績を持つ馬が活躍

まず好走馬の実績面を調べてみると、過去6年の3着以内馬延べ18頭中11頭がJRA重賞の優勝馬だった。これには冒頭で触れたシングウィズジョイや、2018年に単勝10番人気で2着に入ったリバティハイツ、13番人気で3着に入ったデンコウアンジュといった伏兵馬も含まれている。JRA重賞を優勝した実績を持つ馬は単勝人気にかかわらず軽視禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕JRA重賞での優勝経験の有無別成績(過去6年)
優勝経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 5-2-4-21 15.6% 21.9% 34.4%
なし 1-4-2-57 1.6% 7.8% 10.9%

若い世代に注目

過去6年の年齢別成績を見ていくと、3歳馬が最多の4勝を挙げている。3着以内に入った頭数は3歳馬と4歳馬が7頭で並び、この2世代で3着以内馬の8割近くを占めている。なお、2016年に5歳で優勝したマジックタイムは同年のダービー卿チャレンジTを勝っており、5歳以上であってもJRA重賞の優勝馬は侮れない。一方、JRA重賞で優勝経験がなかった5歳以上の馬は〔0・0・1・28〕(3着内率3.4%)と芳しくなく、該当する馬は割り引きが必要だろう。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去6年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 4-2-1-25 12.5% 18.8% 21.9%
4歳 1-4-2-17 4.2% 20.8% 29.2%
5歳 1-0-2-26 3.4% 3.4% 10.3%
6歳 0-0-1-10 0% 0% 9.1%

負担重量も要チェック

過去6年の負担重量別成績を調べると、JRA重賞の優勝経験がある馬が好結果を残していることもあり、ハンデが56キログラム以上だった馬の好走率が高くなっている。特に、4歳もしくは5歳の馬が56キログラム以上となった場合は、〔2・1・1・1〕で3着内率が80.0%に達している。該当馬がいれば押さえておくべきだろう。一方、52キログラム以下の馬は、3着が1回あるのみと苦戦を強いられている。ハンデ戦ではあるが、軽ハンデの馬が波乱を演出しているわけではないことも覚えておきたい。〔表3〕

(高那実 マヤ)

〔表3〕負担重量別成績(過去6年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
52kg以下 0-0-1-15 0% 0% 6.3%
53kg 2-3-0-21 7.7% 19.2% 19.2%
54kg 2-2-1-22 7.4% 14.8% 18.5%
55kg 0-0-3-15 0% 0% 16.7%
56kg以上 2-1-1-5 22.2% 33.3% 44.4%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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