今週の注目レース

中日新聞杯(GⅢ)

中京競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

データ分析

伏兵の台頭が目立つハンデキャップ重賞

中日新聞杯は幾度かの開催時期や条件の変更を経て、2017年から暮れの中京開催で行われており、移設初年度は単勝2番人気馬が優勝、1番人気馬が2着と堅く収まった。ただし、2018年以降は8番人気以下の馬が毎年連対と、ハンデキャップ戦らしく難解な一戦となっている。今回は現在の時期に行われるようになった過去4年のデータを参考に、好走馬の共通点を探っていく。

ハンデが軽めの馬も軽視は禁物

過去4年の負担重量別成績を見ると、55キログラム以上だった馬が3着以内馬の頭数・好走率とも優勢となっており、特に該当馬が単勝2番人気以内に支持された際は〔3・1・1・2〕(勝率42.9%、連対率57.1%、3着内率71.4%)と抜群の信頼度を誇っている。なお、54キログラム以下の馬は信頼度という点では劣るものの、連対を果たした3頭はいずれも単勝8番人気以下だったことから、妙味という点では軽視できない存在といえそうだ。〔表1〕

〔表1〕負担重量別成績(過去4年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
54kg以下 1-2-1-25 3.4% 10.3% 13.8%
55kg以上 3-2-3-29 8.1% 13.5% 21.6%

4歳馬と牝馬に注目

過去4年の年齢別成績を調べると、3着以内馬12頭中8頭が4歳馬だった。これには2019年に単勝8番人気で優勝したサトノガーネットや、2020年に9番人気で2着に入ったシゲルピンクダイヤも含まれているだけに、4歳馬は人気にかかわらずチェックしておくべきだろう。一方、5歳以上の馬は2着と3着がそれぞれ1回あるのみと芳しくない。予想は、4歳馬および連対率40%をマークしている3歳馬を中心に組み立てたいところだ。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去4年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
4歳 3-2-3-15 13.0% 21.7% 34.8%
5歳 0-0-1-20 0% 0% 4.8%
6歳 0-0-0-12 0% 0% 0%
7歳以上 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%

ちなみに、前述のサトノガーネットとシゲルピンクダイヤは共に牝馬で、牝馬は出走数が少ない中で人気薄の馬が好走している。牝馬の出走があれば注目しておきたい。〔表3〕

〔表3〕性別成績(過去4年)
成績 勝率 連対率 3着内率
牡・せん 3-3-4-45 5.5% 10.9% 18.2%
1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%

前走から距離を変えてきた馬が連勝中

過去4年の前走の距離別成績を見ていくと、芝1800メートルだった馬が3着内率37.5%、芝1600メートルだった馬も同33.3%と前走から距離を延長してきた馬の好走率の高さが目を引く。3着内率でこれらに次ぐのが2勝を挙げている芝2200メートルのレースから臨んだ馬。それに対し、前走も芝2000メートルだった馬は、出走馬の過半数を占めながら勝ち切れておらず、1着候補からは外した方がいいかもしれない。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕前走の距離別成績(過去4年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
芝1600m 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
芝1800m 1-1-1-5 12.5% 25.0% 37.5%
芝2000m 0-3-3-33 0% 7.7% 15.4%
芝2200m 2-0-0-6 25.0% 25.0% 25.0%
芝2400m以上 0-0-0-7 0% 0% 0%
ダート戦 0-0-0-1 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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