今週の注目レース

東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)

東京競馬場 1800メートル(芝)馬齢 2歳オープン

データ分析

2歳GⅠやクラシックへの登竜門

今年GⅡに格上げされた東京スポーツ杯2歳Sは、2019年コントレイル、2020年ダノンザキッドと優勝馬が立て続けにホープフルSを制し、その前哨戦としての立場を明確なものとしている。昨年無敗でクラシック三冠制覇を成し遂げたコントレイルをはじめ、ディープブリランテ(2011年)、ワグネリアン(2017年)と近年の優勝馬が日本ダービーを制していることでも注目が集まる一戦について、過去10年の結果を分析する。

前走がオープンクラスだった馬は、その着順で明暗

冒頭で触れたコントレイルとダノンザキッドを含むここ2年の連対馬4頭はいずれも新馬戦を勝って臨んだ馬だった。過去10年の前走別成績を見ても、前走新馬組は9頭が3着以内に入っており、前走重賞・オープン特別組と同等かそれ以上の好走率をマークしている。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
重賞 3-1-0-13 17.6% 23.5% 23.5%
オープン特別 3-2-5-21 9.7% 16.1% 32.3%
1勝クラス 0-1-0-18 0% 5.3% 5.3%
新馬 4-3-2-18 14.8% 25.9% 33.3%
未勝利 0-2-3-20 0% 8.0% 20.0%
地方のレース 0-1-0-0 0% 100% 100%
  • 注記:リステッドはオープン特別に含む

なお、前走が重賞またはオープン特別だった馬は、そのレースで優勝していれば3着内率50.0%、2着に敗れていても35.7%と、新馬組を上回る3着内率をマークしている。一方、連対できていなかった馬は3着が1回あるのみと振るわない。前走がオープンクラスのレースだった馬は、そのレースでの着順が重要なようだ。〔表2〕

〔表2〕前走が重賞またはオープン特別だった馬の、前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 5-1-2-8 31.3% 37.5% 50.0%
2着 1-2-2-9 7.1% 21.4% 35.7%
3着以下 0-0-1-17 0% 0% 5.6%

距離経験を重視

前走の距離別成績を見ていくと、過去10年の優勝馬10頭中9頭が前走で芝1800メートルに出走していた。中でも、オープンクラスの芝1800メートルのレースを勝って臨んだ馬は〔4・0・1・5〕と半数が3着以内に入っている。前走で芝1800メートルの新馬戦を勝っていた馬も〔4・2・1・9〕(3着内率43.8%)と高い好走率を示しており、この距離で勝った直後の馬は評価を上げるべきだろう。〔表3〕

〔表3〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
芝1400m 0-0-0-4 0% 0% 0%
芝1600m 1-2-4-22 3.4% 10.3% 24.1%
芝1800m 9-4-6-42 14.8% 21.3% 31.1%
芝2000m 0-4-0-19 0% 17.4% 17.4%
ダート戦 0-0-0-3 0% 0% 0%

ゆったりめの臨戦過程が理想

過去10年の前走との間隔別成績を調べると、3着以内馬30頭中20頭が中5週以上だった。約5か月ぶりの出走で勝利を収めた昨年のダノンザキッドを筆頭に、近年は特にゆったりとしたローテーションで臨んだ馬の活躍が目立ち、2016年以降は中4週以内の馬が〔0・0・2・18〕と連対できていないことは覚えておきたい。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕前走との間隔別成績(過去10年)
前走との間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
中4週以内 3-2-5-53 4.8% 7.9% 15.9%
中5週以上 7-8-5-37 12.3% 26.3% 35.1%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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