今週の注目レース

秋の2歳単勝馬連 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)馬齢 (牝) 2歳オープン

データ分析

ヒロインへの階段を上る2歳牝馬が夢つむぐ一戦

ファンタジーSは、暮れの阪神ジュベナイルフィリーズ、さらに来春のクラシックへと続く牝馬路線の登竜門の1つとなる。今年も昨年に続いて阪神コースで争われるが、過去10年のデータを分析していく。

デビュー戦で上位人気に支持されていた馬が優勢

デビュー戦での単勝人気別に成績をまとめると、デビュー戦で1番人気に支持されていた馬が7勝を挙げ、好走率でも高い数値をマークしている。また、2番人気だった馬も1番人気に次ぐ3着内率をマークしている。逆に、デビュー戦で下位人気だった馬が好走するケースは少なく、デビュー戦で5番人気以下だった馬は39頭が出走して2着と3着が各1回あるのみ。デビュー戦の時点での評価も加味して予想した方がよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕デビュー戦での単勝人気別成績(過去10年)
デビュー戦での単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7-5-3-25 17.5% 30.0% 37.5%
2番人気 1-3-4-18 3.8% 15.4% 30.8%
3番人気 1-0-2-20 4.3% 4.3% 13.0%
4番人気 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
5番人気 0-0-0-11 0% 0% 0%
6〜9番人気 0-1-0-17 0% 5.6% 5.6%
10番人気以下 0-0-1-9 0% 0% 10.0%

初勝利時の勝ちっぷりに注目

JRAで初勝利を挙げたレースで、2着馬につけたタイム差別に成績を集計すると、2着馬に0秒5以上のタイム差をつけて初勝利を挙げていた馬が41.4%という高い3着内率を記録している。0秒3から0秒4差だった馬も3着内率は24.0%となっており、タイム差が0秒2以内だった馬より上位となっている。JRAで初勝利時を挙げた際に、2着馬により大きなタイム差をつけていた馬を高く評価すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕JRA初勝利時の2着馬とのタイム差別成績(過去10年)
タイム差 成績 勝率 連対率 3着内率
タイム差なし 1-1-3-25 3.3% 6.7% 16.7%
0秒1 1-2-1-17 4.8% 14.3% 19.0%
0秒2 1-1-1-27 3.3% 6.7% 10.0%
0秒3〜0秒4 3-1-2-19 12.0% 16.0% 24.0%
0秒5以上 4-5-3-17 13.8% 31.0% 41.4%
JRA未勝利 0-0-0-1 0% 0% 0%

安定度で勝る1500メートル以上経験馬

出走馬の距離経験の上限別に成績を調べてみると、1200メートルまでしか経験のなかった馬が5勝を挙げている。しかし、3着内率で見ると1600メートルまで経験のあった馬が35.7%で最も高くなっている。それに続くのが1500メートルと1800メートルで、3着内率では1500メートル以上のレースを経験している馬が1400メートルまでしか経験のない馬を上回っている。軸馬を選ぶ際は、当レースより長い距離を経験している馬を重視した方がよさそうだ。〔表3〕

(河野 道夫)

〔表3〕距離経験の上限別成績(過去10年)
距離経験の上限 成績 勝率 連対率 3着内率
1200m 5-0-3-27 14.3% 14.3% 22.9%
1400m 1-5-1-48 1.8% 10.9% 12.7%
1500m 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
1600m 3-3-4-18 10.7% 21.4% 35.7%
1800m 0-1-1-6 0% 12.5% 25.0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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