今週の注目レース

MBS賞スワンステークス(GⅡ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)別定 3歳以上オープン

データ分析

マイルCSの前哨戦が今年は阪神で開催

スワンSは1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられる京都競馬場の名物レースだが、京都競馬場の整備工事の影響で今年は阪神競馬場で開催される。今回は2011年以降の阪神・芝1400メートルのデータや、スワンSの過去10年のデータから、傾向を探っていきたい。

阪神・芝1400メートルは内枠優勢

今年のスワンSが行われる阪神・芝1400メートルについて、2011年から今年の6月までの枠番別成績を調べると、枠番が外枠になるにつれて好走率が下がっていく傾向がある。京都競馬場で行われたここ3年は、2020年の2着馬ステルヴィオが8枠16番、2019年の優勝馬ダイアトニックが8枠17番、2018年の2着馬モズアスコットが8枠10番と3年連続で8枠の馬が連対しているが、阪神競馬場に変わる今年、外枠の馬は過信禁物かもしれない。〔表1〕

〔表1〕阪神・芝1400メートルの枠番別成績(2011年1月1日から2021年6月末日)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 51-55-40-473 8.2% 17.1% 23.6%
2枠 56-36-54-503 8.6% 14.2% 22.5%
3枠 49-46-51-530 7.2% 14.1% 21.6%
4枠 53-52-49-540 7.6% 15.1% 22.2%
5枠 48-53-45-587 6.5% 13.8% 19.9%
6枠 45-56-60-602 5.9% 13.2% 21.1%
7枠 56-50-57-755 6.1% 11.5% 17.8%
8枠 52-62-56-793 5.4% 11.8% 17.7%

C.ルメール騎手、M.デムーロ騎手が好相性

2011年から今年の6月までの阪神・芝1400メートル戦での主な騎手別成績を調べると、C.ルメール騎手とM.デムーロ騎手の2人が好相性。共に勝率は20%を超え、3着内率は50%に近い数値となっている。この2人に加えて、表に名前の載っているジョッキーにも注目したい。〔表2〕

〔表2〕阪神・芝1400メートルの主な騎手成績(2011年1月1日から2021年6月末日)
騎手 成績 勝率 連対率 3着内率
C.ルメール 20-10-8-41 25.3% 38.0% 48.1%
M.デムーロ 20-16-11-52 20.2% 36.4% 47.5%
川田将雅 35-31-31-124 15.8% 29.9% 43.9%
福永祐一 38-23-25-127 17.8% 28.6% 40.4%
武豊 16-23-21-127 8.6% 20.9% 32.1%
浜中俊 28-22-19-156 12.4% 22.2% 30.7%
岩田康誠 18-18-22-138 9.2% 18.4% 29.6%

5歳以下の馬が中心

過去10年のスワンSの年齢別成績を見ると、3歳、4歳、5歳の成績が上位となっている。6歳馬に優勝はなく、7歳以上の馬は全て5着以下と、ベテラン勢は苦戦。さらに掘り下げてみると、3歳で優勝した4頭にはいずれも連勝経験があり、4歳で3着以内に入った馬には単勝10倍未満の人気サイドが多く、5歳で3着以内に入った馬には1600メートル以上の重賞で連対経験のある馬が多かった。〔表3〕

〔表3〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 4-0-0-14 22.2% 22.2% 22.2%
4歳 3-3-3-18 11.1% 22.2% 33.3%
5歳 3-5-5-45 5.2% 13.8% 22.4%
6歳 0-2-2-28 0% 6.3% 12.5%
7歳以上 0-0-0-21 0% 0% 0%

距離短縮馬が優勢

過去10年のスワンSでは、前走で1400メートル超の距離を走っていた距離短縮馬の成績が優秀。逆に、前走で1400メートル未満の距離を走っていた距離延長馬の成績は芳しくなく、勝率はわずか1.9%となっている。中でもスプリンターズSからの転戦馬は〔0・1・1・20〕という成績で、上位人気の支持に応えられなかったケースもよくあるので覚えておきたい。ちなみに、2011年から今年の6月までの阪神・芝1400メートル戦のデータも調べてみたが、こちらも距離延長馬の好走率は低かった。〔表4〕

(姫園 淀仁)

〔表4〕前走の距離別成績(過去10年)
前走距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1400m未満 1-4-2-47 1.9% 9.3% 13.0%
1400m 2-1-2-29 5.9% 8.8% 14.7%
1400m超 7-5-6-50 10.3% 17.6% 26.5%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: