6月12日の札幌で幕を開け、函館を経て、札幌へと戻ってきた北海道開催のラストを飾る重賞が、この札幌2歳Sだ。昨年はソダシが白毛馬として初めてJRAの芝重賞を制したことで話題を集めた。来春のクラシックをにぎわすニューヒーロー・ヒロインが、今年も現れるのだろうか。注目のレースを前に、ここでは函館で行われた2013年を含む過去10年のデータを見ていこう。
デビュー戦での単勝人気別に成績を調べてみると、勝ち馬10頭はデビュー戦で4番人気以内に支持されていた。3着以内馬で見ても、30頭中27頭がデビュー戦で4番人気以内だった。また、3着内率では1番人気と2番人気が上位となっている。まずはデビュー戦で4番人気以内だった馬を高く評価し、その中でも1番人気や2番人気だった馬は、より高く評価する必要があるだろう。〔表1〕
デビュー戦の単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-4-5-24 | 10.8% | 21.6% | 35.1% |
2番人気 | 2-2-1-10 | 13.3% | 26.7% | 33.3% |
3番人気 | 3-1-2-19 | 12.0% | 16.0% | 24.0% |
4番人気 | 1-1-1-11 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
5番人気 | 0-0-1-13 | 0% | 0% | 7.1% |
6〜9番人気 | 0-1-0-23 | 0% | 4.2% | 4.2% |
10番人気以下 | 0-1-0-6 | 0% | 14.3% | 14.3% |
10月開催だった2011年を除く、現在の開催時期に行われた過去9年の成績をデビュー戦の月別にまとめると、全馬地方競馬でのデビューだった「5月以前」を除けば、「7月」が最も高い3着内率をマークしている。しかも、ここ3年は7月デビュー馬が連勝中なうえ、2着が1回、3着が3回と3着以内馬9頭中7頭を占めている。各馬のローテーションを比較する際は、7月デビューの馬に注目するのがよさそうだ。〔表2〕
デビュー戦の月 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
5月以前 | 1-1-0-2 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
6月 | 2-4-2-37 | 4.4% | 13.3% | 17.8% |
7月 | 4-3-6-33 | 8.7% | 15.2% | 28.3% |
8月 | 2-1-1-24 | 7.1% | 10.7% | 14.3% |
前走の4コーナーの通過順別成績では、「2、3番手」と「4番手以下」の2組が好走率で「先頭」を上回っている。特に、「2、3番手」組の3着以内が14回と、3着以内馬の半数近くを占めているのは注目に値する。前走の内容を比較する際は、逃げや早め先頭のレースをしていた馬よりも、4コーナーを2番手以下で回っていた馬を重視したい。〔表3〕
(河野 道夫)
前走の4コーナーの通過順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
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先頭 | 2-2-2-34 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
2、3番手 | 4-6-4-35 | 8.2% | 20.4% | 28.6% |
4番手以下 | 4-2-4-37 | 8.5% | 12.8% | 21.3% |
ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。