本競走は、1981年に新潟競馬場の芝1200メートルを舞台に2歳(旧表記3歳)馬限定・馬齢重量で争われる重賞競走「新潟3歳ステークス」として創設され、1997年に距離が芝1400メートルに変更された。新潟競馬場は1999年まで右回りコースだったが、2001年に左回りの新コースが完成し、本競走は同年のみ内回りの芝1400メートルで行われたのち、翌2002年から外回りの芝1600メートルに変更され、2歳世代で最初に行われるマイル重賞として東西の若駒がスピードとスタミナを競い合う一戦となった。なお、競走名は、2001年の馬齢表示の国際基準への変更に伴い、「新潟2歳ステークス」に変更された。
向正面半ばからのスタートで、外回りコースの入り口から3コーナーまでは緩やかな上り坂となる。スタート地点から3コーナーまでは約550メートル。3コーナーから4コーナーにかけて緩やかな下りがある。直線距離は658.7メートルで、JRAのコースの中では最も長いこともあり、前半は遅く、上がり(後半)が極端に速くなる傾向がある。2歳馬にとってはタフなコースで、長い直線まで脚を温存できる能力が重要となる。古馬混合(3歳以上)のレースでは、直線でスピードを持続する能力が要求される。
(亀谷 敬正)
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