今週の注目レース

マーチステークス(GⅢ)

中山競馬場 1800メートル(ダート)ハンデ 4歳以上オープン

データ分析

接戦になることが多いハンデキャップ重賞

マーチSは過去10回のうち、1着馬と2着馬が同タイムだったのが5回、0秒1差だったのが3回と、ハンデキャップ競走であるためか接戦になることが非常に多い一戦だ。今回は、阪神競馬場で行われた2011年を除く過去9年の結果を中心に、データを分析する。

6番人気以下の台頭に注意

過去9年の単勝人気別成績では、優勝馬9頭中5頭が6番人気以下だった。また、3着以内馬の数で見ても、延べ27頭中13頭を6番人気以下の馬が占めている。上位人気馬に目を向けると、2番人気が3着内率で55.6%をマークしているものの、1番人気の3着内率は33.3%にとどまっている。上位人気馬が苦戦気味で、下位人気馬の台頭に注意したい一戦だ。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去9年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-1-1-6 11.1% 22.2% 33.3%
2番人気 2-2-1-4 22.2% 44.4% 55.6%
3番人気 1-0-1-7 11.1% 11.1% 22.2%
4番人気 0-1-0-8 0% 11.1% 11.1%
5番人気 0-2-1-6 0% 22.2% 33.3%
6番人気〜9番人気 4-1-2-29 11.1% 13.9% 19.4%
10番人気以下 1-2-3-56 1.6% 4.8% 9.7%

前走で先行していた馬に注目

過去9年の出走馬について、前走の4コーナー通過順別成績を調べてみた。前走が海外、地方、障害のレースだった馬を除くと、前走の4コーナーを4番手以内で通過していたグループの好走率が最も高くなっている。さらに、2016年以降の5年に限れば、優勝馬5頭はいずれも前走の4コーナーを3番手以内で通過していた。前走で先行していた馬は要チェックだろう。〔表2〕

〔表2〕前走の4コーナー通過順別成績(過去9年)
前走の4コーナー通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
4番手以内 6-3-3-38 12.0% 18.0% 24.0%
5番手〜9番手 0-2-4-34 0% 5.0% 15.0%
10番手以下 2-3-0-25 6.7% 16.7% 16.7%
前走が海外のレース 0-1-0-0 0% 100% 100%
前走が地方のレース 1-0-2-18 4.8% 4.8% 14.3%
前走が障害のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

前走3着以内の馬が優勢だが

過去9年の出走馬について、前走の着順別の成績をまとめると、3着以内馬延べ27頭中17頭は前走でも3着以内に入っており、3着内率でも前走3着以内の各組が上位となっている。ちなみに、前走10着以下で優勝した2頭は、共に前走がGⅠのフェブラリーSだった。〔表3〕

〔表3〕前走の着順別成績(過去9年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 3-3-3-23 9.4% 18.8% 28.1%
2着 1-1-4-9 6.7% 13.3% 40.0%
3着 1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%
4着 0-1-0-8 0% 11.1% 11.1%
5着 0-2-0-8 0% 20.0% 20.0%
6着 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
7着〜9着 0-0-0-20 0% 0% 0%
10着以下 2-1-2-31 5.6% 8.3% 13.9%
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近走の単勝人気に注目

2018年以降の優勝馬3頭は、過去3走がいずれも単勝2番人気以内だった。近走で常に2番人気以内に支持されていた馬に注目したい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の過去3走の単勝人気(過去3年)
年度 優勝馬 3走前・前々走・前走の単勝人気
2018年 センチュリオン 2番人気・1番人気・1番人気
2019年 サトノティターン 1番人気・1番人気・2番人気
2020年 スワーヴアラミス 2番人気・1番人気・2番人気

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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