今週の注目レース

日経賞(GⅡ)

中山競馬場 2500メートル(芝)別定 4歳以上オープン

データ分析

春の盾獲りを目指す馬たちによる一戦

1984年のグレード制導入以降、天皇賞(春)のステップレースとして春の中山開催で行われている日経賞。天皇賞(春)を目指す実績馬に、ここで結果を出して本番に向かいたい馬が挑戦する。今回は阪神で行われた2011年を除く過去9年のデータから傾向を導き出してみた。

わりと人気サイドが強いレース

春の盾獲りを目指す実績馬が“数頭”、これに挑戦する馬が“多数”というメンバー構成になることが多く、ここ8年連続で4番人気以内の馬が優勝している。軸馬は4番人気以内の馬から選ぶのが無難だろう。ただし、2着と3着に5番人気以下の穴馬が来ることが少なくないので、過去の傾向からは上位人気馬を軸にしてやや手広く流してみるのがよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去9年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気〜4番人気 8-4-4-20 22.2% 33.3% 44.4%
5番人気以下 1-5-5-74 1.2% 7.1% 12.9%

5枠よりも外に好走馬多し

「1枠から4枠」と「5枠から8枠」の成績を比較すると、「5枠から8枠」の勝率が圧倒的に高い。枠連が「5枠から8枠」の枠同士で決着したケースが過去9年で4度あるのに対し、「1枠から4枠」の枠同士での決着は一度もなかった。日経賞は連続開催の“5週目”に行われるため、馬場状態の影響も多少あるのかもしれない。今年も外枠の馬に注目したい。〔表2〕

〔表2〕枠番別成績(過去9年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠〜4枠 1-4-4-43 1.9% 9.6% 17.3%
5枠〜8枠 8-5-5-51 11.6% 18.8% 26.1%

前走と同じ騎手だった馬が3年連続でワンツー決着

騎手が乗り替わった馬よりも、前走と同じ騎手が騎乗した馬の方が好成績を残しており、2018年から2020年まで3年連続で前走と同じ騎手が騎乗した馬が1・2着を独占中である。前走、日経賞、そして天皇賞(春)までを見据えて同じ騎手を確保している馬の方が好結果を残しやすいのだろう。〔表3〕

〔表3〕騎手別成績(過去9年)
騎手 成績 勝率 連対率 3着内率
前走と同じ騎手 7-4-5-32 14.6% 22.9% 33.3%
乗り替わり 2-5-4-62 2.7% 9.6% 15.1%

前走が2400メートルから2500メートルだった馬を狙いたい

中長距離路線を志す馬が多く集まるレースであるためか、前走が2000メートル以下だった馬は不振。好走例が多いのは、前走が2400メートルから2500メートルだった馬。中でも、日経新春杯〔3・1・1・6〕、有馬記念〔2・2・2・6〕、ジャパンカップ〔1・1・0・2〕の3レースの相性がよさそうだ。〔表4〕

(姫園 淀仁)

〔表4〕前走の距離別成績(過去9年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 複勝率
2000m以下 0-0-2-23 0% 0% 8.0%
2200m 1-3-3-21 3.6% 14.3% 25.0%
2400m 5-3-1-16 20.0% 32.0% 36.0%
2500m 2-2-2-12 11.1% 22.2% 33.3%
2600m以上 1-1-1-21 4.2% 8.3% 12.5%
障害 0-0-0-1 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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