今週の注目レース

フラワーカップ(GⅢ)

中山競馬場 1800メートル(芝)別定 (牝) 3歳オープン

データ分析

GⅠにつながる中距離の3歳牝馬限定重賞

フラワーCはGⅠのトライアルレースではないものの、2014年の優勝馬バウンスシャッセはオークスで3着、2015年の優勝馬アルビアーノはNHKマイルCで2着に入っており、春のGⅠにつながる重要な一戦となっている。なお、2011年は阪神競馬場で行われたため、今回は中山競馬場で行われた過去9年の結果を参考にレースの傾向を分析する。

前走で1勝クラスのレースを勝っていた馬が中心

過去9年の前走別成績を見ると、3着以内馬27頭中15頭は前走が1勝クラスのレースだった。中でも前走で1勝クラスのレースを勝っていた馬は〔4・3・3・9〕(3着内率52.6%)と過半数が好走しており、該当馬がいれば高く評価すべきだろう。また、昨年は新馬戦を勝ったばかりのアブレイズが単勝12番人気の低評価を覆して優勝するなど、前走で新馬戦を勝った馬と未勝利戦を勝った馬もそれぞれ2勝を挙げている。一方、前走がJRA重賞だった馬は1勝にとどまっているほか、オープン特別だった馬は3着以内に入っていない。オープンクラスへの出走経験は必ずしもプラスに働くわけではないことを覚えておきたい。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去9年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
重賞 1-3-0-24 3.6% 14.3% 14.3%
オープン特別 0-0-0-6 0% 0% 0%
1勝クラス 4-4-7-43 6.9% 13.8% 25.9%
新馬 2-0-0-5 28.6% 28.6% 28.6%
未勝利 2-3-1-25 6.5% 16.1% 19.4%
地方のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%
  • 注記:2014年は2着同着

中距離戦の優勝経験がものをいう

フラワーCは、2歳または3歳馬の牝馬限定重賞としては最初の中距離戦となる。そこで、過去9年の出走馬について芝1800メートル以上のレースにおける最高着順を調べると、3着以内馬27頭中20頭は1着だった。不出走の馬も2勝を挙げていることから中距離実績は必須とまではいえないが、芝1800メートル以上のレースを経験していながら勝ったことのない馬は3着が1回あるのみなので、割り引きが必要だろう。〔表2〕

〔表2〕芝1800メートル以上のレースにおける最高着順別成績(過去9年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 7-9-4-43 11.1% 25.4% 31.7%
2着以下 0-0-1-23 0% 0% 4.2%
不出走 2-1-3-38 4.5% 6.8% 13.6%
  • 注記:2014年は2着同着

4着以下に敗れたことがない馬に注目

次に、過去9年の出走馬について4着以下に敗れた経験の有無を調べてみると、優勝馬9頭中7頭は4着以下に敗れたことがない馬だった。該当馬は3着内率も34.2%と良好な数値をマークしている。フラワーCの前に出走した全てのレースで3着以内に入っていた馬は評価を上げたいところだ。〔表3〕

〔表3〕4着以下に敗れた経験の有無別成績(過去9年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 2-7-5-79 2.2% 9.7% 15.1%
なし 7-3-3-25 18.4% 26.3% 34.2%
  • 注記:2014年は2着同着

なお、4着以下に敗れた経験があった馬の中で優勝した2頭は、共に4着以下に敗れたのがJRAのオープンクラスのレースだった。JRAのオープンクラス以外(条件クラス、地方競馬)のレースで4着以下に敗れていた馬は2着と3着に5頭ずつ入っているものの優勝例がない。該当馬は1着候補からは外した方がよさそうだ。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕4着以下に敗れたレースの条件別成績(過去9年)
条件 成績 勝率 連対率 3着内率
JRAのオープンクラスのみ 2-2-0-16 10.0% 20.0% 20.0%
それ以外のレースで敗戦 0-5-5-63 0% 6.8% 13.7%
  • 注記:2014年は2着同着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: