今週の注目レース

日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)

中山競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 4歳以上オープン

データ分析

大接戦が演じられてきた名物ハンデ重賞

中央競馬の新年を飾る名物レースで、ハンデ重賞に相応しく、2020年は1着と2着がアタマ差、2019年は勝ち馬から0秒3以内に11頭、2018年も0秒3以内に8頭が入線する大接戦になった。2021年最初の重賞を制すのはどの馬なのか? 過去10年のデータから探ってみた。

馬券の中心は単勝オッズ一桁台の馬から

多頭数になることが多く、ハンデ戦でもあるため金杯には「荒れる」というイメージがあるかもしれない。しかし、過去10年の中山金杯の勝ち馬は全て単勝オッズ10倍未満で、50.0倍以上の馬は一度も馬券に絡んでおらず、大荒れ決着は少ない。かといってガチガチの決着にもなりにくいようで、1番人気馬と2番人気馬で決着したのは2018年の一度だけだ。傾向的には、単勝オッズ10倍未満の馬から馬券の軸を選んで手広く流す戦略がよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.0倍〜4.9倍 6-2-3-7 33.3% 44.4% 61.1%
5.0倍〜9.9倍 4-3-2-20 13.8% 24.1% 31.0%
10.0倍〜19.9倍 0-4-3-15 0% 18.2% 31.8%
20.0倍〜49.9倍 0-1-2-33 0% 2.8% 8.3%
50.0倍以上 0-0-0-52 0% 0% 0%

外枠はかなり不振

中山・芝2000メートルは小回りでコーナーを4度回るコースだが、枠番別の成績を調べると、内寄りの枠の好走率が高く、過去10年に7枠・8枠で馬券に絡んだ馬は2019年2着のステイフーリッシュ(8枠15番)しかいない。人気薄の激走馬は内枠に多く、2020年11番人気3着のテリトーリアル、2019年9番人気3着のタニノフランケルはどちらも1枠1番、2017年6番人気2着のクラリティスカイは2枠2番だった。〔表2〕

〔表2〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠・2枠 3-5-3-25 8.3% 22.2% 30.6%
3枠・4枠 5-1-3-30 12.8% 15.4% 23.1%
5枠・6枠 2-3-4-30 5.1% 12.8% 23.1%
7枠・8枠 0-1-0-42 0% 2.3% 2.3%

前走2000メートルで連に絡んでいた馬がここも好走

前走の距離別成績で好走率が高く3着以内馬が多いのは前走でも2000メートルを走っていた組。その中でも1、2着に入っていた馬の3着内率は50%を超える。その他では前走1600メートル組で馬券に絡んだ3頭は、全て前走がマイルチャンピオンシップ。前走で2000メートルを超える距離に出走していた馬は16頭いたが、3着以内に入ったのは2018年1着のセダブリランテス(前走アルゼンチン共和国杯)だけであった。〔表3〕〔表4〕

〔表3〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1600m 1-2-0-9 8.3% 25.0% 25.0%
1800m 1-4-2-44 2.0% 9.8% 13.7%
2000m 7-4-8-59 9.0% 14.1% 24.4%
2100m 0-0-0-1 0% 0% 0%
2200m 0-0-0-2 0% 0% 0%
2400m 0-0-0-1 0% 0% 0%
2500m 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
2600m以上 0-0-0-10 0% 0% 0%
〔表4〕前走が2000メートルだった馬の前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2着 5-1-4-9 26.3% 31.6% 52.6%
3着以下 2-3-4-50 3.4% 8.5% 15.3%
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前走から斤量が増えた馬を狙え

過去10年の斤量の増減別成績を調べると、延べ157頭が出走して、前走から斤量が増えた馬が30頭、減った馬が64頭、前走と同じだった馬が63頭いた。頭数は前走から斤量が増加した馬が最も少ないのだが、優勝馬10頭中9頭がこれに該当し、2013年から8連勝中である。前走から斤量が増加した馬を狙いたい。〔表5〕

(姫園 淀仁)

〔表5〕斤量の増減別成績(過去10年)
斤量 成績 勝率 連対率 3着内率
前走から増 9-4-5-12 30.0% 43.3% 60.0%
前走から減 1-2-2-59 1.6% 4.7% 7.8%
増減なし 0-4-3-56 0% 6.3% 11.1%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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