今週の注目レース

ターコイズステークス(GⅢ)

中山競馬場 1600メートル(芝・外)ハンデ (牝) 3歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

さらなる高みへと続く牝馬限定ハンデキャップ重賞

2015年に新設された重賞で、2017年にGⅢに格付けされた。様々な路線から出走馬が集まり、毎年難解な一戦となっている。今回は2015年以降の過去5回のデータを分析する。

前走GⅠ・JpnⅠ組が優勢

重賞に格上げされた過去5年の出走馬について、前走別の成績をまとめると、「GⅠ・JpnⅠ」組が4勝を挙げ、好走率でもトップの数値をマークしている。対して、「GⅡ・JpnⅡ」組と「GⅢ・JpnⅢ」組は合わせて延べ24頭が出走して3着以内に入ったのは1頭のみ。一方、「3勝クラス(旧1600万下)」組が3着内率21.4%、「オープン特別」組が3着内率21.1%と、前走が重賞ではなかった馬でも、狙い目は十分にあるようだ。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去5年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ・JpnⅠ 4-1-2-16 17.4% 21.7% 30.4%
GⅡ・JpnⅡ 0-0-1-11 0% 0% 8.3%
GⅢ・JpnⅢ 0-0-0-12 0% 0% 0%
オープン特別 0-2-2-15 0% 10.5% 21.1%
3勝クラス(旧1600万下) 1-2-0-11 7.1% 21.4% 21.4%

負担重量にも注目

過去5年の負担重量別の成績では、出走頭数は7頭と少ないものの「56キログラム以上」組の3着内率が最も高くなっている。そして、それに次ぐ数値をマークしているのが「53キログラム」組で、それらのうち3着以内に入った5頭は全て4歳以下だった。比較的ハンデが重くなった馬と、53キログラムの3歳馬と4歳馬には注目しておきたい。〔表2〕

〔表2〕負担重量別成績(過去5年)
負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
52kg以下 0-0-1-13 0% 0% 7.1%
53kg 2-3-0-16 9.5% 23.8% 23.8%
54kg 1-1-1-19 4.5% 9.1% 13.6%
55kg 0-0-3-13 0% 0% 18.8%
56kg以上 2-1-0-4 28.6% 42.9% 42.9%

10番人気以下でも軽視は禁物

過去5年の単勝人気別成績をまとめると、3番人気の3着内率が60.0%に達しているものの、1番人気と2番人気は物足りない成績になっている。注目したいのは「10番人気以下」の馬で、2015年に11番人気のシングウィズジョイが優勝するなど、3着以内馬延べ15頭中5頭を占めている。〔表3〕

〔表3〕単勝人気別成績(過去5年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
2番人気 0-1-0-4 0% 20.0% 20.0%
3番人気 1-1-1-2 20.0% 40.0% 60.0%
4番人気 0-0-0-5 0% 0% 0%
5番人気 2-0-0-3 40.0% 40.0% 40.0%
6〜9番人気 0-1-1-18 0% 5.0% 10.0%
10番人気以下 1-2-2-30 2.9% 8.6% 14.3%

また、過去5年の上位3頭の単勝人気と3連単の払戻金額を見ると、「10番人気以下」の馬が3着以内に入ったのは2015年と2018年の2回で、いずれの年も3着以内馬全てが5番人気以下で、3連単は295万4680円、69万180円と超高額配当になっている。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕上位3頭の単勝人気と3連単の払戻金額(過去5年)
年度 3連単の到達人気順 払戻金額
2015年 11番人気→16番人気→15番人気 295万4680円
2016年 1番人気→6番人気→3番人気 1万7140円
2017年 5番人気→3番人気→7番人気 9万4580円
2018年 5番人気→10番人気→13番人気 69万180円
2019年 3番人気→2番人気→1番人気 1万5280円

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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