今週の注目レース

カペラステークス(GⅢ)

中山競馬場 1200メートル(ダート)別定 3歳以上オープン

出走馬情報

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

サブノジュニア

牡6歳

調教師:堀千亜樹(大井)

  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:サブノイナズマ
  • 母の父:カコイーシーズ
ここに注目!

今春の東京スプリント(JpnⅢ)でジャスティンの2着に入り、前走のJBCスプリント(JpnⅠ。共に大井・ダート1200メートル)では8番人気の低評価を覆してビッグタイトルを獲得。今回は初のJRA遠征に加えて59キログラムの斤量を背負うが、実績からも好勝負必至だ。

3走前のアフター5スター賞(重賞。大井・ダート1200メートル)は、レースの上がり3ハロンタイムを1秒8上回る同35秒8(推定)の豪脚で鮮やかに差し切って快勝。前々走の東京盃(JpnⅡ。大井・ダート1200メートル)は、出脚が鈍く、脚をためて後方待機策。直線は馬場の内めからしぶとく差を詰めて5着に入った。前走のJBCスプリント(JpnⅠ)は、流れに乗って後方11番手を追走。モズスーパーフレア(4着)がハイペースで飛ばす展開が向いた面はあったものの、直線は狭いスペースを割って先行馬を捕らえ、1分10秒7の好タイムでビッグタイトルを獲得した。6歳を迎えて本格化。中山・ダート1200メートルの芝スタートは鍵になるが、強靭な末脚を生かしてJRA重賞制覇を狙う。

ジャスティン

牡4歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:オルフェーヴル
  • 母:シナスタジア
  • 母の父:Gone West
ここに注目!

もまれ弱さはあるものの、交流重賞2勝を挙げ、能力の高さは証明済み。前走のJBCスプリント(JpnⅠ。大井・ダート1200メートル)は8着に敗れたが、2日の1週前追い切りでは栗東坂路で4ハロン51秒6の好時計を出しており、巻き返しが可能だろう。

3月のオープン特別・千葉S(中山・ダート1200メートル)を3馬身1/2差で快勝。続く東京スプリント(JpnⅢ。大井・ダート1200メートル)は、抜群のダッシュ力で先手を奪うと、鮮やかに逃げ切って重賞タイトルを獲得した。前々走の東京盃(JpnⅡ。大井・ダート1200メートル)はスタートでつまずいたものの、二の脚で挽回して3番手を追走。直線半ばで先行馬を競り落とすと、後続の追い上げをクビ差振り切って重賞2勝目をマークした。前走のJBCスプリント(JpnⅠ)は8着。騎乗した戸崎圭太騎手が「もまれる競馬が板についていなかったことが敗因だと思います」と、気性面の課題を挙げていた。逃げ・先行馬がズラリとそろった今回も、道中のポジションが勝敗を分けるポイントになりそうだ。

ダンシングプリンス

牡4歳

調教師:宮田敬介(美浦)

  • 父:パドトロワ
  • 母:リトルブレッシング
  • 母の父:バブルガムフェロー
ここに注目!

ダートでは負け知らずで、地方競馬所属時を含めて破竹の6連勝でオープンクラス入り。今回は初の重賞挑戦で試金石の一戦になるが、中山・ダート1200メートル(良)で1分10秒3の持ち時計があれば、通用の下地は十分。約2か月半の休み明けでも、仕上げに抜かりはない。

JRAへの再転入初戦となった4月の1勝クラス(中山・ダート1200メートル)を10馬身差で圧勝。前々走の2勝クラス・彦星賞(福島・ダート1150メートル)は好スタート、好ダッシュで先手を奪うと、直線は後続を4馬身引き離し、1分06秒1のJRAレコードで完勝した。前走の3勝クラス・外房S(中山・ダート1200メートル)は、最内枠から気合をつけてハナを主張。行き切った後は抜群の手応えを見せ、直線で先行勢を突き放すと、後続の追い上げを危なげなく振り切って1馬身1/2差で快勝した。これまでの勝利は全て逃げ切りで、砂を被った時に少し不安はあるものの、終いの脚がしっかりとしており、一介のスピード馬ではない。重賞で快速馬がそろったが、あっさり勝っても不思議はない。

レッドルゼル

牡4歳

調教師:安田隆行(栗東)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:フレンチノワール
  • 母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!

前々走のプロキオンSは8着に敗れたが、前走のオープン特別・室町S(京都・ダート1200メートル)で通算6勝目をマーク。デビュー当時より馬体が20キログラム以上増えたように、優れた成長力を示しており、2度目の重賞挑戦で上位争いが期待できる。

オープンクラスへの昇級初戦だったコーラルS(リステッド)を、3番手追走の正攻法から直線で力強く抜け出して快勝。6月のオープン特別・天保山S(共に阪神・ダート1400メートル)は、脚抜きのいい馬場状態(不良)で勝ち馬とは位置取りの差が出たものの、4コーナー8番手から猛然と追い込んで、“負けてなお強し”の2着に入った。前々走のプロキオンSは直線で伸びを欠いて8着に敗れたが、約3か月半の休み明けとなった前走のオープン特別・室町Sでは、メンバー中最速タイとなる上がり3ハロン34秒4(推定)の豪脚で鮮やかに差し切り、1分09秒4のタイムで優勝した。秋2戦目で状態面の上積みが見込め、展開に左右されない自在性もあり、重賞初制覇へ向けて機は熟した。

フォーテ

牡3歳

調教師:藤原英昭(栗東)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:エノラ
  • 母の父:Noverre
ここに注目!

2年連続でJRA賞最優秀短距離馬に輝いた父ロードカナロアから卓越したスピードを受け継ぎ、ダートの1400メートル以下では5戦4勝、2着1回と底を見せていない。4勝は全て4コーナー先頭で、今回も同型馬との兼ね合いは鍵になるが、重賞でも素質は互角以上だ。

今春のオープン特別・青竜S(東京・ダート1600メートル)は、距離がいくらか長かったなかで、ラスト100メートル付近までしぶとく粘って見せ場十分の7着。続く2勝クラス(阪神・ダート1200メートル)は、好スタートを決めて先手を奪うと、後続の追撃をハナ差しのぎ切り、断然の1番人気に応えて優勝した。約4か月半の休み明けとなった前走の3勝クラス・播州S(阪神・ダート1200メートル)は好スタート、好ダッシュでハナを主張。テルモードーサ(3着)にぴったりと来られてハイペースの逃げになったが、ラスト1ハロンでリードを広げてオープンクラス入りを果たした。休み明けを1度使った上積みは大きく、重賞でもスピードは引けを取らない。

シュウジ

牡7歳

調教師:須貝尚介(栗東)

  • 父:キンシャサノキセキ
  • 母:カストリア
  • 母の父:Kingmambo
ここに注目!

昨年3月のオープン特別・千葉S(中山・ダート1200メートル)以来勝ち星から遠ざかっているが、7歳を迎えた今年も差のない競馬を続けて地力健在をアピールしている。約7か月半の休み明けになるが、抜群の安定感を誇る中山・ダート1200メートルなら目が離せない。

7歳初戦となったオープン特別・ジャニュアリーSで3着に入ると、続くオープン特別・千葉Sは、勝ったジャスティンには離されたものの、直線でじわじわ差を詰めて3着。前々走の京葉S(リステッド。いずれも中山・ダート1200メートル)は5着に敗れたが、自身の走破時計は詰めており、レース内容は悪くなかった。前走のオープン特別・天王山S(京都・ダート1200メートル)も、4コーナー5番手から末脚を発揮して2着争いを制した。今回は約7か月半の休み明けになるが、乗り込み量は豊富で、久々も苦にしないタイプ。近走は重い斤量を背負っていただけに57キログラムは好材料で、相性のいい中山・ダート1200メートルなら大崩れは考えづらい。

ヒロシゲゴールド

牡5歳

調教師:北出成人(栗東)

  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:エフテーストライク
  • 母の父:ブラックタキシード
ここに注目!

ここ2戦は共に2桁着順に敗れているが、今年は京葉S(リステッド。中山・ダート1200メートル)、オープン特別・NST賞(新潟・ダート1200メートル)で2勝をマーク。全6勝中5勝が逃げ切りで、ここもすんなり運べることが好走の条件になりそうだ。

今春の京葉S(リステッド)は、好ダッシュで先手を主張。直線では先行勢を突き離し、後続の追い上げも楽に振り切って1分09秒2のタイムで快勝した。8月のクラスターC(JpnⅢ。盛岡・ダート1200メートル)は、マテラスカイとのマッチレースでわずかに競り負けたものの、3着以下には2馬身1/2差をつけており、“負けてなお強し”の2着。続くオープン特別・NST賞では、マイペースの逃げに持ち込み、鮮やかに逃げ切って通算6勝目をマークした。秋2戦の成績はひと息だが、気性面の課題が出たもので悲観する内容ではない。展開に注文はつくものの、持ち味のスピードを生かして念願の重賞タイトル獲得を目指す。

テーオージーニアス

牡5歳

調教師:梅田智之(栗東)

  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:リーグルメアリー
  • 母の父:Afternoon Deelites
ここに注目!

堅実な末脚が持ち味で、直線に急坂のある中山・ダート1200メートルは昨年のカペラS2着を含めてオール連対を果たしている相性のいい舞台。休み明け3戦目の今回は状態がさらに上向いており、前が競り合う展開になればチャンスもあるだろう。

今年3月の黒船賞(JpnⅢ。高知・ダート1400メートル)で2着に好走すると、オープン特別・名鉄杯(中京・ダート1400メートル)は、ダイメイフジの逃げ切りこそ許したが、好位追走からしぶとく脚を伸ばして2着。続く京葉S(リステッド。中山・ダート1200メートル)でも、馬群をさばきながら末脚を伸ばして2着に追い上げた。約6か月の休み明けとなった前々走のオープン特別・室町S(京都・ダート1200メートル)は、4コーナー14番手から猛然と追い込んで5着。前走のオープン特別・霜月S(東京・ダート1400メートル)は8着に敗れたが、実績のない東京コースだったことを踏まえれば、悲観する内容ではなかった。脚質的に勝ち味の遅さはあるが、末脚はここでも見劣りしない。

(京増 真臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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