今週の注目レース

秋華賞(GⅠ)

京都競馬場 2000メートル(芝)馬齢 (牝) 3歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

秋の3歳女王を決する牝馬三冠ラストバトル

春の桜花賞、オークスに続く、3歳牝馬三冠の最終戦となるこの秋華賞。ここ10年で3頭の三冠牝馬が誕生しているだけに、今年も注目が集まるところだろう。また、過去10年の連対馬の単勝人気を見ると、20頭中18頭が5番人気以内と、上位人気馬の好走が多い。ここでは過去10年の結果から、レース傾向に迫っていこう。

夏以降に出走歴のある馬が優勢

過去10年の出走馬について前走別成績をまとめると、該当馬が1頭のみの3勝クラス(旧1600万下)を除けば、クイーンS、ローズS、紫苑S(GⅢとして行われた2016年以降)の3レースだけが3着内率で20%を超えている。近2年は、オークス以来の休み明けで臨んだ馬が連勝を飾っているが、オークス以来の出走で3着以内に入ったのはその2頭のみ。基本的には夏以降に出走歴のある馬が優勢となっている。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
オークス 2-0-0-11 15.4% 15.4% 15.4%
ローズS 4-6-7-55 5.6% 13.9% 23.6%
クイーンS 1-0-1-5 14.3% 14.3% 28.6%
紫苑S(GⅢ) 2-2-0-15 10.5% 21.1% 21.1%
紫苑S(オープン特別) 1-0-0-27 3.6% 3.6% 3.6%
3勝クラス(旧1600万下) 0-0-1-0 0% 0% 100%
2勝クラス(旧1000万下) 0-2-0-18 0% 10.0% 10.0%
1勝クラス(旧500万下) 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
その他のレース 0-0-0-7 0% 0% 0%
  • 注記:紫苑Sは2015年までオープン特別、2016年以降はGⅢ

過去2走の成績に目を光らせろ

過去10年の出走馬について、過去2走で敗れたレースでの勝ち馬との最大タイム差別に成績をまとめると、3着内率では「0秒4以内」が最も高く、それに「過去2走共に1着」が続いている。タイム差が大きくなるほど好走率は下がる傾向にあることから、過去2走で連勝している馬や、敗れていたとしても勝ち馬とのタイム差が小さかった馬を上位に評価すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕過去2走で敗れたレースでの勝ち馬との最大タイム差別成績(過去10年)
最大タイム差 成績 勝率 連対率 3着内率
過去2走共に1着 4-2-0-19 16.0% 24.0% 24.0%
0秒4以内 6-2-4-29 14.6% 19.5% 29.3%
0秒5〜1秒0 0-5-3-37 0% 11.1% 17.8%
1秒1以上 0-1-3-62 0% 1.5% 6.1%

前走の4コーナー通過順にも注目

過去10年の出走馬について前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、「5番手から9番手」の3着内率が最も高く、同組は3着以内馬30頭中16頭を占めている。その他のグループは全て3着内率が13%前後で並んでおり、「5番手から9番手」が一歩リードしている状況だ。前走のレースぶりを比較する際は、4コーナーを中団で通過していた馬を重視したい。〔表3〕

〔表3〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去10年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 0-1-2-19 0% 4.5% 13.6%
2番手〜4番手 2-2-3-47 3.7% 7.4% 13.0%
5番手〜9番手 5-6-5-53 7.2% 15.9% 23.2%
10番手以下 3-1-0-27 9.7% 12.9% 12.9%
  • 注記:前走が地方競馬のレースだった馬を除く

既に同年の芝重賞で実績を残している馬が強い

過去10年の出走馬について、同年の芝重賞での最高着順別に成績をまとめると、3着以内馬30頭中26頭は最高着順が3着以内だった。中でも「1着」組が勝率・連対率・3着内率の全てで最も高い数値を記録している。既に同年の芝重賞で実績を残している馬を重視すべきだろう。〔表4〕

〔表4〕同年の芝重賞での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 8-4-4-34 16.0% 24.0% 32.0%
2着 1-3-2-29 2.9% 11.4% 17.1%
3着 0-1-3-11 0% 6.7% 26.7%
4着 0-0-0-9 0% 0% 0%
5着 1-0-0-8 11.1% 11.1% 11.1%
6着以下 0-0-0-32 0% 0% 0%
同年に重賞不出走 0-2-1-24 0% 7.4% 11.1%
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直近の重賞での単勝人気に注目

過去10年の優勝馬10頭について、直近で出走していた重賞での単勝人気を調べると、10頭中7頭が1番人気で、残る3頭も2番人気から4番人気だった。直近の重賞で上位人気に支持されていたという事は、それだけの実力を認められていたということ。勝ち馬を予想する際は、直近の重賞での単勝人気についてもチェックしておきたい。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬の直近で出走していた重賞での単勝人気(過去10年)
年度 優勝馬 直近で出走していた重賞での単勝人気
2010年 アパパネ 1番人気
2011年 アヴェンチュラ 1番人気
2012年 ジェンティルドンナ 1番人気
2013年 メイショウマンボ 4番人気
2014年 ショウナンパンドラ 1番人気
2015年 ミッキークイーン 1番人気
2016年 ヴィブロス 3番人気
2017年 ディアドラ 1番人気
2018年 アーモンドアイ 1番人気
2019年 クロノジェネシス 2番人気

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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