本競走は、2歳マイル路線のさらなる充実を目的として2014年に新設された「いちょうステークス」を前身とする重賞競走で、東京競馬場・芝1600メートルを舞台に馬齢重量で行われている。2015年に、日本とサウジアラビア王国の外交関係樹立60周年を記念して、レース名が「サウジアラビアロイヤルカップ」に改称された。
2コーナーにあるスタート地点から、3コーナーに真っすぐ向かっていくレイアウト。向正面半ばに上りがあり、そこから3コーナーにかけて下っていく。最後の直線は525.9メートル。直線に向いてすぐに約160メートルの上り(高低差2.0メートル)があり、ゴールまでの残り約300メートルはほぼ平坦。前半が速くなりやすく、坂を上った後にゴール前でもう一段末脚を伸ばすことが要求される。速い時計の決着になると、スプリンタータイプ、インを回ってくる馬が好走しやすく、逆に時計がかかるときには、末脚のしっかりしたタイプ、中距離型が好走しやすい。
(亀谷 敬正)
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