今週の注目レース

関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)

中京競馬場 2000メートル(芝)馬齢 (牝) 3歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

春のクラシック出走馬と夏の上がり馬がしのぎを削るトライアル

ローズSは秋華賞トライアルに指定されており、過去10年の出走馬では2010年のアパパネ、2012年のジェンティルドンナ、2013年のメイショウマンボ、2015年のミッキークイーンが“本番”を制している。今年は京都競馬場整備工事の影響により、阪神・芝1800メートルから中京・芝2000メートルへ舞台が移るが、秋華賞へ向けて見逃せない一戦であることに変わりはない。ここでは、過去10年の結果からレース傾向を探っていく。

オークスからの臨戦馬が強い

過去10年の前走別成績を調べると、オークスからの臨戦馬が8勝と勝利数で他を圧倒している。該当馬は3着内率も30.0%と上々で、オークスに出走していた馬には注目しておきたい。一方で、2015年のタッチングスピーチと2017年のラビットランは3歳以上・1勝クラス(旧500万下)からの臨戦で優勝している。また、前走が3歳以上・2勝クラス(旧1000万下)だった馬は勝利こそないものの、3着内率は25.0%とまずまずの数値になっている。前走で古馬混合のレースに出走していた馬も軽視は禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
オークス 8-4-3-35 16.0% 24.0% 30.0%
その他のGⅠ 0-0-0-11 0% 0% 0%
GⅡ 0-1-0-2 0% 33.3% 33.3%
GⅢ 0-0-0-4 0% 0% 0%
オープン特別 0-1-0-2 0% 33.3% 33.3%
3歳以上・3勝クラス 0-0-0-2 0% 0% 0%
3歳以上・2勝クラス 0-1-6-21 0% 3.6% 25.0%
3歳以上・1勝クラス 2-2-1-26 6.5% 12.9% 16.1%
3歳限定・1勝クラス 0-0-0-5 0% 0% 0%
未勝利 0-1-0-3 0% 25.0% 25.0%
地方のレース 0-0-0-7 0% 0% 0%

1番人気が5勝と活躍

過去10年の単勝人気別成績を見ていくと、1番人気と2番人気は共に50%以上の3着内率をマークしている。特に、前走がオークスだった馬が1番人気に支持されたケースは〔5・1・0・2〕(3着内率75.0%)の好成績だ。なお、2番人気、4番人気、5番人気が挙げた勝利もオークスからの臨戦馬によるものだが、前走がオークスでも6番人気以下だと〔0・2・0・11〕(3着内率15.4%)と勝ち切れていない。対照的に、前走が条件クラスのレースだった馬が6番人気から9番人気だった場合、〔2・2・3・17〕(3着内率29.2%)と好走するケースが多いことも覚えておいて損はないだろう。〔表2〕

〔表2〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-1-0-4 50.0% 60.0% 60.0%
2番人気 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
3番人気 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
4番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
5番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
6〜9番人気 2-4-3-31 5.0% 15.0% 22.5%
10番人気以下 0-3-2-53 0% 5.2% 8.6%

芝2000メートル以上の重賞好走馬に注目

過去10年の出走馬について、芝2000メートル以上の重賞で5着以内に入った経験の有無別に成績を調べてみると、経験があった馬は3着内率が43.3%と高いレベルにある。ちなみに、3着以内に入った13頭が5着以内に入っていた芝2000メートル以上の重賞は、左回りの東京競馬場で行われるオークスまたはフローラSだった。今年のローズSは同じく左回りの中京競馬場で行われるため、例年以上に東京競馬場での経験が生きてくる可能性も考えられ、オークスやフローラSで上位に入っていた馬を高く評価する手もありそうだ。〔表3〕

〔表3〕芝2000メートル以上の重賞で5着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 7-4-2-17 23.3% 36.7% 43.3%
なし 3-6-8-101 2.5% 7.6% 14.4%
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3歳時の出走回数をチェック

〔表1〕で触れたように、過去10年の優勝馬の前走はオークスと3歳以上・1勝クラス(旧500万下)に限られている。それを踏まえて、前走がオークスまたは3歳以上・1勝クラス(旧500万下)だった馬について、3歳時の出走回数別成績を調べてみた。すると、3回だった馬が6勝を挙げており、勝率も27.3%と優秀であることが分かった。なお、4回だった馬は3回の馬に次ぐ勝率(13.0%)を記録しているが、5回以上になると勝率は2.9%と大幅に下がってしまう。1着候補という観点からすれば、前走がオークスまたは3歳以上・1勝クラス(旧500万下)であっても、3歳時の出走回数が5回以上や2回以下の馬は評価を下げた方がいいだろう。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕前走がオークスまたは3歳以上・1勝クラスだった馬の、3歳時の出走回数別成績(過去10年)
3歳時の出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
5回以上 1-2-1-30 2.9% 8.8% 11.8%
4回 3-1-1-18 13.0% 17.4% 21.7%
3回 6-3-2-11 27.3% 40.9% 50.0%
2回以下 0-0-0-2 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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