今週の注目レース

ディープインパクト追悼競走 レパードステークス(GⅢ)

新潟競馬場 1800メートル(ダート)馬齢 3歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

盛夏の新潟をさらに熱くする3歳ダート重賞

2009年創設と新しいレースながら、初代覇者のトランセンドはその後にダート界のスターホースとなり、2012年の勝ち馬ホッコータルマエもダート路線で一時代を築くなど、レパードSは将来性豊かな馬が集まる3歳馬限定のダート重賞だ。過去10年の結果から、好走馬に共通するポイントをピックアップしていこう。

1番人気馬の信頼度が高い一方で・・・

過去10年の単勝人気別成績を見ると、「1番人気」が3着内率で90.0%という高い数値を叩き出している。以下、2番人気、3番人気と続くのだが、「6番人気から9番人気」と「10番人気以下」の2組が3着内率で「4番人気」と「5番人気」をわずかではあるが上回っている点は注目すべきだろう。特に「10番人気以下」の馬は2017年以降に〔2・2・1・13〕という成績で、3着内率は27.8%にまでアップする。1番人気馬は当然重視すべきだが、「6番人気以下」の馬も軽視は禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-2-3-1 40.0% 60.0% 90.0%
2番人気 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
3番人気 0-2-0-8 0% 20.0% 20.0%
4番人気 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
5番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
6〜9番人気 0-2-3-35 0% 5.0% 12.5%
10番人気以下 2-2-3-49 3.6% 7.1% 12.5%

前走に注目

過去10年の前走別成績を見ると、優勝馬10頭中9頭は前走が「ジャパンダートダービー」・「ユニコーンS」・「青竜S」のいずれかとなっており、前走でオープンクラスのダート戦に出走していた馬の優勝が多いことがわかる。その一方で、2着馬10頭中7頭は前走が「2勝クラス(旧1000万下)のダート戦」か「1勝クラス(旧500万下)のダート戦」だった。この辺りの傾向は、予想する上で参考になりそうだ。〔表2〕

〔表2〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
ユニコーンS 3-0-0-15 16.7% 16.7% 16.7%
青竜S 1-0-0-0 100% 100% 100%
その他のオープンクラスのダートのレース 0-0-0-6 0% 0% 0%
ジャパンダートダービー 5-2-3-13 21.7% 30.4% 43.5%
兵庫チャンピオンシップ 0-0-1-1 0% 0% 50.0%
その他の地方のレース 0-0-2-7 0% 0% 22.2%
3勝クラスのダート戦 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
2勝クラスのダート戦 1-5-2-38 2.2% 13.0% 17.4%
1勝クラスのダート戦 0-2-0-25 0% 7.4% 7.4%
芝のレース 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
UAEダービー 0-0-1-0 0% 0% 100%
  • 注記:3勝クラスは旧1600万下、2勝クラスは旧1000万下、1勝クラスは旧500万下

芝のレースの経験が重要

過去10年の出走馬について、芝のレースへの出走回数別に成績を調べると、優勝馬10頭中9頭には芝のレースに出走した経験があった。ただし、4回以上出走経験があった馬は苦戦傾向にあり、3着以内に入った馬の多くは芝のレースへの出走回数が1回から3回だった。芝のレースへ出走経験がなかった馬も8頭が3着以内に入っているものの、好走率では1回から3回の各組には及ばない。このことから、ダート戦だけに出走していた馬よりも、芝のレースに3回以内の出走経験がある馬を重視した方が得策かもしれない。〔表3〕

〔表3〕芝のレースへの出走回数別成績(過去10年)
芝のレースへの出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
4回以上 0-1-0-17 0% 5.6% 5.6%
3回 4-0-1-13 22.2% 22.2% 27.8%
2回 1-3-2-20 3.8% 15.4% 23.1%
1回 4-2-4-26 11.1% 16.7% 27.8%
0回 1-4-3-40 2.1% 10.4% 16.7%
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前走の単勝人気も要チェック

2014年以降の優勝馬6頭について、前走とそこでの単勝人気を調べると、いずれも前走が地方競馬のダートグレード競走を含むオープンクラスのダート戦、かつそのレースで6番人気以内に支持されていた。第2項でも、「前走でオープンクラスのダート戦に出走していた馬の勝利が多い」という傾向を挙げたが、勝ち馬の候補を絞り込む際には、前走のクラスと単勝人気をチェックするのも面白そうだ。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の前走の単勝人気(過去6年)
年度 優勝馬 前走(格付け)と単勝人気
2014年 アジアエクスプレス ユニコーンS(GⅢ)1番人気
2015年 クロスクリーガー ジャパンダートダービー(JpnⅠ)1番人気
2016年 グレンツェント ユニコーンS(GⅢ)3番人気
2017年 ローズプリンスダム ジャパンダートダービー(JpnⅠ)6番人気
2018年 グリム ユニコーンS(GⅢ)2番人気
2019年 ハヤヤッコ 青竜S(オープン特別)6番人気

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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