今週の注目レース

函館記念(GⅢ)

函館競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

函館最古参の重賞をひもとく

サマー2000シリーズの第2戦となる函館記念は、函館競馬場で行われる重賞としては、最も長い歴史を誇るレースである。ここでは過去10年の結果から、レース傾向を探っていこう。

6番人気以下の馬の2着3着が多い

過去10年の単勝人気別成績を見ると、勝ち馬は全て「5番人気以内」だった。しかし、2着と3着の数では「5番人気以内」の3回に対し、「6番人気以下」が17回となっている。1着馬は5番人気以内、2着馬と3着馬は6番人気以下という傾向は、近年の函館記念の特徴と言えるかもしれない。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
2番人気 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
3番人気 3-0-1-6 30.0% 30.0% 40.0%
4番人気 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
5番人気 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
6〜9番人気 0-5-7-28 0% 12.5% 30.0%
10番人気以下 0-4-1-64 0% 5.8% 7.2%

内寄りの馬番が優勢

過去10年の馬番別成績では、「5番から8番」が5勝、「1番から4番」が4勝と、8番から内の馬番の優勝が多くなっている。3着以内馬の数で見ても、30頭中20頭が8番から内の馬番だった。2017年は9番から外の馬番の3頭が1着から3着を占めたが、この年は過去10年で唯一重馬場で行われた。良馬場で行われた8回と、稍重で行われた1回では、9番から外の馬番で2着以内に入った馬が2頭(ともに2着)だけということも、覚えておいた方がよいだろう。〔表2〕

〔表2〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜4番 4-4-3-29 10.0% 20.0% 27.5%
5〜8番 5-3-1-31 12.5% 20.0% 22.5%
9〜12番 1-2-2-35 2.5% 7.5% 12.5%
13〜16番 0-1-4-34 0% 2.6% 12.8%

前走の4コーナーでの位置取りにも注目

過去10年の出走馬について、前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、3着内率が最も高いのは「先頭」で、連対率が最も高いのは「10番手以下」となっている。全体的に見ると、「先頭」と「2番手から5番手」が延べ73頭出走して連対5回、「6番手から9番手」と「10番手以下」が延べ86頭出走して連対15回と、前走の4コーナーを6番手以下で通過していた馬の連対が多くなっている。小回りで直線の短い函館競馬場で行われる一戦だが、前走で差す競馬をしていた馬の連対が多い点は興味深いところだ。〔表3〕

〔表3〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去10年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 2-0-1-9 16.7% 16.7% 25.0%
2〜5番手 1-2-6-52 1.6% 4.9% 14.8%
6〜9番手 4-2-2-33 9.8% 14.6% 19.5%
10番手以下 3-6-1-35 6.7% 20.0% 22.2%
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過去2走の重賞での着順は要チェック

2013年以降の過去7年の優勝馬について、過去2走で出走していた重賞での最高着順をチェックすると、優勝馬7頭はいずれも該当したレースでの着順が6着以内だった。今年の出走馬についても、近走の重賞での着順に注目してみたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の過去2走における重賞での最高着順(過去7年)
年度 優勝馬 過去2走の重賞での最高着順
2013年 トウケイヘイロー 前走:鳴尾記念1着
2014年 ラブイズブーシェ 前走:目黒記念2着
2015年 ダービーフィズ 前走:目黒記念6着
2016年 マイネルミラノ 前走:エプソムC3着
2017年 ルミナスウォリアー 2走前:アメリカJCC4着
2018年 エアアンセム 前走:エプソムC5着
2019年 マイスタイル 2走前:ダービー卿チャレンジT3着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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