今週の注目レース

読売マイラーズカップ(GⅡ)

京都競馬場 1600メートル(芝・外)別定 4歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

安田記念を目指す古馬トップマイラーが淀に集結

2018年のモズアスコット、2019年のインディチャンプと、ここ2年の安田記念はいずれも同年の読売マイラーズCに出走していた馬が優勝を果たしている。もっとも、当レースでの着順は2018年のモズアスコットが2着、2019年のインディチャンプが4着と、共に敗れていた。一方、同年の読売マイラーズC1着馬の安田記念における成績を振り返ってみると、優勝を果たしたのは1994年のノースフライトが最後、3着以内に入ったのは2007年2着のコンゴウリキシオーが最後である。結果はもちろん、敗れた馬のレースぶりにも注目しておくべきだろう。今回は阪神・芝1600メートルで行われた2011年以前を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

前走との間隔に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は、前走との間隔が「中5週以上」だった。一方、「中4週以内」だった馬は3着内率7.0%と苦戦している。前走との間隔に余裕のある馬が優勢だ。〔表1〕

〔表1〕前走との間隔別成績(過去10年)
前走との間隔 着度数 勝率 連対率 3着内率
中4週以内 0-4-1-66 0% 5.6% 7.0%
中5週以上 10-6-9-60 11.8% 18.8% 29.4%

前走で上位人気に推されていた馬は堅実

過去10年の3着以内馬のうち、前走が国内のレースだった延べ28頭中25頭は、前走での単勝人気が「4番人気以内」だった。一方、「5番人気以下」だった馬は3着内率3.6%と苦戦している。直近のレース内容を比較する際は、着順だけでなく、当時の単勝人気にも注目すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕前走が“国内のレース”だった馬の、前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 着度数 勝率 連対率 3着内率
4番人気以内 8-9-8-44 11.6% 24.6% 36.2%
5番人気以下 1-1-1-80 1.2% 2.4% 3.6%

コース適性の高い実績馬と前走好走馬が優勢

京都・芝1600メートルで行われるようになった2012年以降の3着以内馬延べ24頭中16頭は、“京都・芝1400メートルから1800メートルで行われた重賞”において連対経験のある馬だった。該当馬は3着内率も34.8%と優秀な水準に達している。まずはコース適性の高い実績馬に注目したい。〔表3〕

〔表3〕“京都・芝1400メートルから1800メートルで行われた重賞”における連対経験の有無別成績(過去8年)
経験の有無 着度数 勝率 連対率 3着内率
あり 5-5-6-30 10.9% 21.7% 34.8%
なし 3-3-2-66 4.1% 8.1% 10.8%

なお、“京都・芝1400メートルから1800メートルで行われた重賞”において連対経験がなかった馬のうち、前走の着順が「3着以下」だった馬は3着内率3.6%と、より苦戦している。“京都・芝1400メートルから1800メートルで行われた重賞”でも、直近のレースでも連対を果たしていない馬は、上位に食い込む可能性が低いと見てよさそうだ。〔表4〕

〔表4〕“京都・芝1400メートルから1800メートルで行われた重賞”において連対経験がなかった馬の、前走の着順別成績(過去8年)
前走の着順 着度数 勝率 連対率 3着内率
2着以内 2-3-1-13 10.5% 26.3% 31.6%
3着以下 1-0-1-53 1.8% 1.8% 3.6%

近年は内枠が優勢

2014年以降、かつ出走頭数が14頭以上だった年(2014年から2016年、2018年)における枠番別成績を見ると、「1枠から4枠」の馬が3着内率31.0%と比較的優秀な成績を収めている。一方、「5枠から8枠」の馬は3着内率8.8%と苦戦している。多頭数になった場合は、今年も内寄りの枠に入った馬を重視すべきだろう。〔表5〕

〔表5〕枠番別成績(2014年から2016年、2018年)
枠番 着度数 勝率 連対率 3着内率
1〜4枠 3-3-3-20 10.3% 20.7% 31.0%
5〜8枠 1-1-1-31 2.9% 5.9% 8.8%
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7歳以上の馬は過信禁物

過去6年の優勝馬6頭は、いずれも年齢が6歳以下だった。なお、年齢が7歳以上だったにもかかわらず優勝を果たしたのは、2012年のシルポート(7歳)が最後である。7歳以上の馬は評価を下げたい。また、この6頭は前走との間隔が中5週以上だった点、前走が国内のレース、かつそのレースでの単勝人気が3番人気以内だった点も共通している。〔表1〕や〔表2〕で挙げた傾向も考慮した方がよさそうだ。〔表6〕

(伊吹 雅也)

〔表6〕優勝馬の年齢、前走との間隔、前走の単勝人気(過去6年)
年次 優勝馬 年齢 前走との間隔 前走の単勝人気
2014年 ワールドエース 5歳 中11週 1番人気
2015年 レッドアリオン 5歳 中8週 3番人気
2016年 クルーガー 4歳 中5週 2番人気
2017年 イスラボニータ 6歳 中16週 2番人気
2018年 サングレーザー 4歳 中16週 3番人気
2019年 ダノンプレミアム 4歳 中5週 2番人気

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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