今週の注目レース

中山グランドジャンプ(J・GⅠ)

中山競馬場 4250メートル(芝・外)定量 障害4歳以上オープン

出走馬情報

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

オジュウチョウサン

牡9歳

調教師:和田正一郎(美浦)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:シャドウシルエット
  • 母の父:シンボリクリスエス
ここに注目!

前走の阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ。芝3900メートル)をコースレコードで快勝。あらためてハードル界の第一人者であることをアピールした。すでにJ・GⅠを6勝している歴史的な名ジャンパーが、中山グランドジャンプ5連覇に挑む大一番。王者の飛越に熱い視線が集まる。

「昨年の秋は平地のレースを使っていたので、前走の阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ)は久しぶりの障害でしたが、安定感のある飛越を見せてくれました。走破タイム(4分19秒1)も内容も良かっただけに、本番がとても楽しみです。中山グランドジャンプは4年連続して優勝しているレースですから、今年も好結果を出したいです」と、陣営は厩舎の看板ホースの仕上げに全力を注いでいる。2016年の中山グランドジャンプ(J・GⅠ)を制して以来、障害では負け知らずの12連勝(全て重賞)を記録しているトップランナー。すでに確固たる地位を築き上げているが、今回勝てば同一J・GⅠ5連覇となるだけに、注目度はいつにも増して高い。

シングンマイケル

せん6歳

調教師:大江原哲(美浦)

  • 父:シングンオペラ
  • 母:ジェヴォーナ
  • 母の父:トウカイテイオー
ここに注目!

昨年暮れの中山大障害(J・GⅠ。芝4100メートル)を優勝。同年は障害で6戦して4勝、2着1回、3着1回の成績を残し、JRA賞最優秀障害馬を受賞した。前哨戦として臨んだ前走の阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ。芝3900メートル)は2着だったが、ここで雪辱を果たしたい。

「もともと飛越センスは抜群の馬でしたが、昨年の夏あたりから一段とパワーアップした印象です。そして、暮れの中山大障害(J・GⅠ)でも好結果を出すことができたので、今後の活躍がますます楽しみになりました。前走の阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ、2着)は、最終コーナーでダートを横切るところがスムーズに行きませんでした。また、勝ったオジュウチョウサンも強過ぎた感じです。休養明け2戦目の今回は状態面の上積みが見込めますし、コース替わりも好材料です。再びJ・GⅠを制覇したいです」と、厩舎スタッフは本馬のケアに余念がない。優勝候補の一頭であることは間違いないだろう。

メイショウダッサイ

牡7歳

調教師:飯田祐史(栗東)

  • 父:スズカマンボ
  • 母:スズカブルーム
  • 母の父:スキャターザゴールド
ここに注目!

前走のオープン特別・ペガサスジャンプS(中山・芝3350メートル)を7馬身差で圧勝。ここは勢いに乗ってのJ・GⅠ参戦となる。昨年の中山大障害(J・GⅠ。芝4100メートル)では3着に好走しており、飛越が巧みで、豊富なスタミナも備えている一頭だ。

「前走のオープン特別・ペガサスジャンプS(1着)は3か月の休養明けでしたが、大きな差(7馬身)をつけて勝ってくれました。成長を実感させるレースができたので、本番がとても楽しみです。昨年暮れの中山大障害(J・GⅠ)で3着となった時よりも全体的に力をつけていますから、ここでも勝機を見いだせるでしょう」と、陣営は本馬のレベルアップをアピールした。一昨年の春に障害に転向すると、実戦を使われるごとに飛越も上達。昨年は小倉サマージャンプ(J・GⅢ。芝3390メートル)の優勝を含めて3連勝をマークしており、活躍が目立った。久々の実戦となった前走をあっさりクリアして臨むだけに、その勢いを無視することはできない。

ブライトクォーツ

牡6歳

調教師:荒川義之(栗東)

  • 父:ワークフォース
  • 母:レースドール
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

平地時代を含めて初勝利に時間を要したが、障害転向後は着実に地力アップを果たし、昨年暮れの中山大障害(J・GⅠ。芝4100メートル)では2着に好走した。前走の阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ。芝3900メートル)は6着とひと息だったが、距離延長の本番で巻き返しが期待される。

「スタミナ豊富な馬で、距離は長ければ長いほど良いタイプです。それだけに、この春の大目標は中山グランドジャンプに置いていました。前哨戦として臨んだ阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ)はリズム良く走っていたのですが、最終障害を飛越した後にバランスを崩すシーンがあって、最後の粘りを欠いた感じです。ただ、久々を1度使った効果は大きく、この中間は馬体が締まってきました。状態面の上積みは十分にありそうです」と、厩舎サイドは仕上げに懸命だ。まだ重賞制覇はしていないが、昨年の中山大障害(J・GⅠ、2着)における積極果敢なレース内容は印象深い。ここもスタミナ勝負に持ち込むことができれば、上位争いができそうだ。

シンキングダンサー

牡7歳

調教師:武市康男(美浦)

  • 父:コンデュイット
  • 母:スプリングボード
  • 母の父:アサティス
ここに注目!

目下9戦連続して掲示板(5着以内)を確保している安定感がセールスポイント。その中には昨年の中山グランドジャンプ(J・GⅠ。芝4250メートル)でオジュウチョウサンの2着に好走したレースも含まれており、実績も十分だ。

「前走の阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ。芝3900メートル、4着)は約3か月の休養明けで、最後の直線でひと息伸びを欠きましたが、レース内容は悪くありませんでした。今回は使った上積みが見込めますし、中山の大障害コースの経験も豊富な馬です。前走同様、強力な相手がそろいますが、この馬も地力を強化しているので、上位争いを期待しています」と、厩舎スタッフは本馬の手入れに汗を流している。2017年に東京ジャンプS(J・GⅢ。芝3110メートル)を優勝した後も、障害重賞の常連として息の長い活躍を続けている一頭。スタミナ面の裏付けも十分で、豊富なキャリアを生かして優勝争いに加わりたいところだ。

メドウラーク

牡9歳

調教師:橋田満(栗東)

  • 父:タニノギムレット
  • 母:アゲヒバリ
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

平地と障害の両方で重賞制覇を達成している点が立派。前走のオープン特別・ペガサスジャンプS(中山・芝3350メートル)は余裕のある馬体での2着だっただけに、上積みが見込めるここは要注目の一頭と言える。

「前走のオープン特別・ペガサスジャンプS(2着)は3か月の休み明けで、次を見据えた仕上げ(プラス12キログラム)でしたが、力のあるところを見せてくれました。最後に失速したのは、道中で掛かった影響でしょう。実戦を1度使った今回は馬体が良化していますから、前走以上の状態で出走できそうです。闘争心の旺盛なタイプなので、道中でいかにリラックスして走れるかがポイントになると思います」と、陣営は良化をたどる本馬に期待を持っている。今年で9歳だが、まだ馬体面に衰えは感じられず、身上とするスピードも健在。2018年の七夕賞(GⅢ)、2019年の阪神ジャンプS(J・GⅢ。芝3140メートル)と、平地と障害の両重賞を獲得している実力馬だ。

コスモロブロイ

牡5歳

調教師:伊藤伸一(美浦)

  • 父:ゼンノロブロイ
  • 母:ヴィクトリアルイゼ
  • 母の父:シンボリクリスエス
ここに注目!

障害転向後3戦目でオープン特別・イルミネーションジャンプS(中山・芝3570メートル)を快勝し、センスの高さを示している。前走のオープン特別・ペガサスジャンプS(中山・芝3350メートル)は7着に敗れたが、久々で馬体に余裕があった印象。レース当日に絞れていれば面白い。

「前走のオープン特別・ペガサスジャンプS(7着)は、次の中山グランドジャンプを見据えた仕上げでしたから、少し太めが残っていたかもしれません(プラス12キログラム)。それに、速い流れを追走する展開も厳しかったのでしょう。実戦を1度使った上積みを感じるので、今回はこの馬本来の走りが期待できると思います。スタミナも十分に備えていますから、変わり身を見せて欲しいです」と、陣営は1度使った良化をアピールした。まだ障害入りしてからのレース経験が4戦で、今後の成長が楽しみな一頭。前々走のオープン特別・イルミネーションジャンプSを強い内容で勝っており、障害センスの高さも魅力だ。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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