今週の注目レース

金鯱賞(GⅡ)

中京競馬場 2000メートル(芝)別定 4歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

国内外のGⅠにつながる重賞

かつては宝塚記念や有馬記念の前哨戦として行われていたが、2017年に大阪杯がGⅠに格上げされたことに伴い、その前哨戦として3月に移設された。2018年の優勝馬スワーヴリチャードが続く大阪杯でGⅠ初制覇を果たしたのは記憶に新しいところ。また、昨年の2着馬リスグラシューは香港遠征(クイーンエリザベスⅡ世カップ3着)を経て宝塚記念を制覇。上半期に行われる国内外の中距離GⅠに向けて目の離せないレースになっている。今回はこの時期に行われた過去3年の金鯱賞に加え、2012年の中京競馬場改修以降、2016年まで同時期に行われていた中日新聞杯(GⅢ、ハンデ、芝2000メートル)を参考として、計8レースの結果から各種の傾向を見ていきたい。

枠番別の成績をチェック

中京競馬場の改修が終わったのは2012年。それ以降に、この時期に行われた芝2000メートルの重賞である中日新聞杯と金鯱賞の枠番別成績をまとめると、1枠から8枠まで全ての枠から3着以内馬が複数出ている。この結果を見る限り、枠の内外を考慮する必要はそれほどなさそうだ。〔表1〕

〔表1〕枠番別成績(対象とした8レース)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 2-0-1-11 14.3% 14.3% 21.4%
2枠 0-1-1-12 0% 7.1% 14.3%
3枠 2-1-0-11 14.3% 21.4% 21.4%
4枠 0-2-1-12 0% 13.3% 20.0%
5枠 0-1-1-13 0% 6.7% 13.3%
6枠 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
7枠 1-2-2-14 5.3% 15.8% 26.3%
8枠 2-1-1-17 9.5% 14.3% 19.0%

前走の距離別の成績に特徴あり

対象とした8レースについて、前走の距離別成績を調べると、前走も2000メートルだった馬の優勝がない点が意外なところ。2200メートル以上のレースから臨んだ馬が6勝を挙げており、なかでも2400から2500メートルだった馬が好成績を残している。過去3年の金鯱賞に限っても、連対馬6頭のうち5頭は前走が2400から2500メートルだった。今年も2400から2500メートルのレースから臨んできた馬には注目する必要があるだろう。〔表2〕

〔表2〕前走の距離別成績(対象とした8レース)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1600m 0-0-0-10 0% 0% 0%
1800〜1900m 2-2-1-31 5.6% 11.1% 13.9%
2000m 0-3-2-28 0% 9.1% 15.2%
2200m 2-1-0-19 9.1% 13.6% 13.6%
2400〜2500m 4-2-5-9 20.0% 30.0% 55.0%
2600m以上 0-0-0-6 0% 0% 0%

3、4走前にGⅠで敗れていた馬に注目

過去3年の金鯱賞では、「3、4走前にGⅠで6着以下に敗れていた」という馬が毎年連対している。今年も出走馬の中にそういった成績を持っている馬がいるかどうか、チェックしておくことをおすすめしたい。〔表3〕

〔表3〕3、4走前にGⅠに出走して6着以下に敗れていた金鯱賞連対馬一覧(過去3年)
年度 着順 馬名 該当レース
2017年 1着 ヤマカツエース 3走前 天皇賞(秋) 15着
2018年 1着 スワーヴリチャード 4走前 皐月賞 6着
2着 サトノノブレス 4走前 有馬記念 13着
2019年 2着 リスグラシュー 4走前 安田記念 8着
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

GⅠから臨んだ馬に要注目

過去3年の金鯱賞では、「前走がGⅠで4から6着だった」という馬が優勝している。今年もそういった馬が出走してきたら、注目してみたい。〔表4〕

(浅野 靖典)

〔表4〕過去3年の優勝馬の前走と着順
年度 優勝馬 前走
2017年 ヤマカツエース 有馬記念 4着
2018年 スワーヴリチャード 有馬記念 4着
2019年 ダノンプレミアム 日本ダービー 6着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: