今週の注目レース

有馬記念ウィーク馬連 有馬記念(GⅠ)

中山競馬場 2500メートル(芝)定量 3歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

令和元年を締めくくるグランプリ

元号が令和に改まり、初めての有馬記念を迎える。昭和、平成の時代を彩った数々の名勝負の舞台となった年末のグランプリ。ファンや関係者の夢を乗せ、果たして今年はどのようなドラマが繰り広げられるのか。令和元年を締めくくる注目の一戦を前に、ここでは過去10年の結果を分析する。

直近の芝GⅠ「4着以内」は高評価

過去10年の出走馬について、直近で出走していた芝GⅠでの着順別に成績をまとめると、優勝馬延べ10頭中9頭は該当したレースで4着以内に入っていた。「6から9着」だった馬も1勝を挙げているが、2009年のドリームジャーニー〔前走・天皇賞(秋)6着〕によるもので、直近で出走した芝GⅠで7着以下に敗れていた馬はここ10年で優勝がない。直近の芝GⅠで4着以内に入っていた馬を高く評価すべきだろう。〔表1〕

〔表1〕直近に出走した芝GⅠでの着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 3-2-2-6 23.1% 38.5% 53.8%
2着 1-1-0-10 8.3% 16.7% 16.7%
3着 3-1-1-9 21.4% 28.6% 35.7%
4着 2-1-2-8 15.4% 23.1% 38.5%
5着 0-1-1-7 0% 11.1% 22.2%
6〜9着 1-2-1-36 2.5% 7.5% 10.0%
10着以下 0-1-3-40 0% 2.3% 9.1%
芝GⅠ未出走 0-1-0-10 0% 9.1% 9.1%
  • 注記:J・GⅠを除く

直近のJRAの芝レースでの単勝人気に注目

過去10年の出走馬について、直近で出走していたJRAの芝レースでの単勝人気別に成績をまとめると、優勝馬延べ10頭中8頭は該当したレースで「1番人気」に支持されていた。しかも、2011年以降は8年連続でこの「1番人気」組が勝利を飾っている。また、2014年以降の2着馬5頭のうち3頭は該当したレースで2番人気以内だった。近年は、直近で出走していたJRAの芝レースで上位人気に支持されていた馬の好走が多くなっているようだ。〔表2〕

〔表2〕直近のJRAの芝レースでの単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 8-3-2-17 26.7% 36.7% 43.3%
2番人気 0-2-2-13 0% 11.8% 23.5%
3番人気 0-0-1-18 0% 0% 5.3%
4番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
5番人気 0-2-3-7 0% 16.7% 41.7%
6〜9番人気 1-3-1-36 2.4% 9.8% 12.2%
10番人気以下 0-0-1-26 0% 0% 3.7%

近走の勝利数は要チェック

過去10年の出走馬について、過去4走における勝利数別に成績をまとめると、優勝馬延べ10頭中7頭は過去4走で2勝以上挙げており、「3勝以上」と「2勝」の2組とも3着内率は30%を超えている。「1勝」と「0勝」の2組を合わせた延べ出走頭数は112頭、「3勝以上」と「2勝」の2組の出走頭数は合計延べ44頭と、出走頭数では約2.5倍の開きがある中で、勝利数では「3勝以上」・「2勝」組が完全に上回っている。また、過去4年で見ると、優勝馬4頭はいずれも過去4走で2勝以上挙げていた。近年は、近走での勝利数が多い馬が優勝する傾向がより強まっていると言えそうだ。〔表3〕

〔表3〕過去4走における勝利数別成績(過去10年)
勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
3勝以上 3-1-0-9 23.1% 30.8% 30.8%
2勝 4-3-3-21 12.9% 22.6% 32.3%
1勝 2-1-4-42 4.1% 6.1% 14.3%
0勝 1-5-3-54 1.6% 9.5% 14.3%
  • 注記:障害レースを含む

前走での位置取りにも目を光らせたい

過去10年の出走馬について、前走の4コーナーでの位置別に成績を調べると、前走が海外のレースだった馬を除く優勝馬9頭中7頭は、前走の4コーナーを6番手以内で通過していた。前走がJRAのレースで4コーナーを7番手以下で通過していた馬は、2009年のドリームジャーニー(14番手)と昨年のブラストワンピース(9番手)が優勝しているものの、好走率でも「1から3番手」・「4から6番手」組を下回っている。〔表4〕

〔表4〕前走の4コーナーの位置別成績(過去10年)
前走の4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜3番手 5-2-2-29 13.2% 18.4% 23.7%
4〜6番手 2-3-3-31 5.1% 12.8% 20.5%
7〜9番手 1-3-1-31 2.8% 11.1% 13.9%
10番手以下 1-2-3-31 2.7% 8.1% 16.2%
前走が海外のレース 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
ウインファイブ対象レース
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近走で勝利した際の2着馬とのタイム差に注目

過去10年の優勝馬延べ10頭について、過去5走以内にJRAのレースで勝利した際の2着馬とのタイム差を調べると、2013年の優勝馬オルフェーヴルと、2014年の優勝馬ジェンティルドンナを除く8頭は、過去5走以内に、2着馬に「0秒2以上」のタイム差をつけて勝利した経験を有していた。なお、2013年のオルフェーヴルは2走前にフォワ賞(フランス)を3馬身差で、2014年のジェンティルドンナは4走前にドバイシーマクラシック(UAE)を1馬身1/2差で勝利していた。近走でJRAのレースを0秒2以上のタイム差で勝利した経験がなくても、海外のレースをある程度の着差で勝利した経験がある場合は軽視禁物だろう。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬の過去5走以内に勝利した際の2着馬との最大タイム差(過去10年)
年度 優勝馬 最大タイム差
2009年 ドリームジャーニー 0秒3
2010年 ヴィクトワールピサ 0秒2
2011年 オルフェーヴル 0秒5
2012年 ゴールドシップ 0秒4
2013年 オルフェーヴル 0秒1
2014年 ジェンティルドンナ 過去5走でJRA未勝利
2015年 ゴールドアクター 0秒3
2016年 サトノダイヤモンド 0秒6
2017年 キタサンブラック 0秒2
2018年 ブラストワンピース 0秒7

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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