海外競馬発売

プリンスオブウェールズステークス(G1)

アスコット競馬場 1990メートル(芝)4歳以上

発売開始時刻
日本時間6月15日(水曜)
ネット投票:7時00分
UMACA投票:営業最新情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間6月15日(水曜)23時40分

発売情報

発売開始時刻
日本時間6月15日(水曜)
ネット投票:7時00分
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2022年プリンスオブウェールズステークス合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    シャフリヤールステートオブレスト

シャフリヤールが、プラチナジュビリーS(G1・イギリス)に出走するグレナディアガーズとともにイギリス入りしたのは5月31日だったが、それ以降、拠点としているニューマーケット周辺は、この地域としては異例と言ってよいほど好天が続いている。イギリス競馬のメッカとも言える現地の環境にすぐになじんだ同馬は、すこぶる順調に調整が積まれ、6月11日の最終追い切りでも、闘志をグッと内に秘めた様子で、軽快な動きを披露。本領を発揮できる状態に仕上がっている。

アスコットにおける日本調教馬と言えば、重馬場に泣かされたケースがこれまで幾度もあったが、今年は日本馬向きの乾いた馬場になりそうだ。まさにお膳立てが整った感じで、シャフリヤールが日本調教馬初のロイヤルアスコット優勝を果たす、絶好機到来とみている。

強敵は、前走タタソールズゴールドC(G1・アイルランド・芝2100メートル)で3・4着となった、ステートオブレストロードノースの2頭だ。中でも、ゴール直前の脚が際立っていたステートオブレストを、2番手に採りたいと思う。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の製作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    ロードノースシャフリヤール

少頭数ながら水準の高い馬たちがそろった中、当日1番人気が予想されるのが、破竹の勢いにある上がり馬のベイブリッジだ。4歳馬ながら、まだ7戦しかしていない同馬は、5月26日にサンダウンで行われたブリガディアジェラードS(G3・イギリス・芝1990メートル)を5馬身差で快勝し、昨年春から継続している連勝を5に伸ばした。まさにスター候補だが、G1で戦うのはこれが初めてで、この顔触れを相手に前走のような競馬ができるか、私は疑問に思っている。

私のイチ推しは、2020年のこのレースの勝ち馬ロードノースだ。前々走のドバイターフ(G1・UAE・芝1800メートル)をパンサラッサとの同着で制し、前年に続く連覇を果たした後、前走タタソールズゴールドC(G1・アイルランド・芝2100メートル)は4着に敗れたが、競馬の内容は悪いものではなかった。

そして、ロードノースにとって最大の敵となるのは、シャフリヤールとみている。ブリーダーズカップターフ勝ち馬・ユビアーを退けて優勝した前走のドバイシーマクラシック(G1・UAE・芝2410メートル)は見事な競馬で、非常に能力の高い馬であることは間違いない。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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