
海外競馬発売
9月30日(金曜)時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
Titleholder(JPN)
牡4歳 栗田 徹厩舎
通算12戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年6月26日 |
![]() 阪神
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芝2,200メートル | 宝塚記念(GⅠ) | 1着 |
2022年5月1日 |
![]() 阪神
|
芝3,200メートル | 天皇賞(春)(GⅠ) | 1着 |
2022年3月26日 |
![]() 中山
|
芝2,500メートル | 日経賞(GⅡ) | 1着 |
2021年12月26日 |
![]() 中山
|
芝2,500メートル | 有馬記念(GⅠ) | 5着 |
2021年10月24日 |
![]() 阪神
|
芝3,000メートル | 菊花賞(GⅠ) | 1着 |
Alpinista(GB)
牝5歳 M.プレスコット厩舎
通算14戦9勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年8月18日 |
![]() ヨーク
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芝2,370メートル | ヨークシャーオークス(G1) | 1着 |
2022年7月3日 |
![]() サンクルー
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芝2,400メートル | サンクルー大賞(G1) | 1着 |
2021年11月7日 |
![]() ミュンヘン
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芝2,400メートル | バイエルン大賞(G1) | 1着 |
2021年9月26日 |
![]() ケルン
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芝2,400メートル | オイロパ賞(G1) | 1着 |
2021年8月8日 |
![]() ホッペガルテン
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芝2,400メートル | ベルリン大賞(G1) | 1着 |
昨年は、のちの凱旋門賞馬トルカータータッソを下して優勝した8月のベルリン大賞を皮切りに、オイロパ賞、バイエルン大賞とドイツにおける芝2400メートルのG1を3連勝。5歳となった今年も始動戦となった7月のサンクルー大賞(G1・フランス・芝2400メートル)を後方から差し切ると、続く前走8月18日のヨークシャーオークス(G1・イギリス・芝2370メートル)では先行策から速い脚を使って今年の英オークス馬チューズデーに1馬身差をつけて優勝。G1・5連勝としています。
Vadeni(FR)
牡3歳 JC.ルジェ厩舎
通算8戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年9月10日 |
![]() レパーズタウン
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芝2,000メートル | 愛チャンピオンS(G1) | 3着 |
2022年7月2日 |
![]() サンダウン
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芝1,990メートル | エクリプスS(G1) | 1着 |
2022年6月5日 |
![]() シャンティイ
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芝2,100メートル | 仏ダービー(G1) | 1着 |
2022年5月10日 |
![]() シャンティイ
|
芝1,800メートル | ギシュ賞(G3) | 1着 |
2022年4月17日 |
![]() パリロンシャン
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芝1,600メートル | フォンテーヌブロー賞(G3) | 5着 |
今年5月のギシュ賞(G3・フランス・芝1800メートル)で重賞初制覇を果たすと、続く仏ダービー(G1・フランス・芝2100メートル)も中団やや前目の追走から直線で素晴らしい瞬発力を見せて5馬身差で完勝しました。その後、初の古馬相手となった7月のエクリプスS(G1・イギリス・芝1990メートル)でも最後方からの追い込みを決めてG1連勝としましたが、続いて向かった前走9月10日の愛チャンピオンS(G1・アイルランド)では追い上げ及ばず、勝ったルクセンブルクから1馬身3/4差の3着に終わりました。
Luxembourg(IRE)
牡3歳 A.オブライエン厩舎
通算6戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年9月10日 |
![]() レパーズタウン
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芝2,000メートル | 愛チャンピオンS(G1) | 1着 |
2022年8月13日 |
![]() カラ
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芝2,000メートル | ロイヤルホイップS(G3) | 1着 |
2022年4月30日 |
![]() ニューマーケット
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芝1,600メートル | 英2000ギニー(G1) | 3着 |
2021年10月23日 |
![]() ドンカスター
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芝1,600メートル | フューチュリティトロフィーS(G1) | 1着 |
2021年9月25日 |
![]() カラ
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芝1,600メートル | ベレスフォードS(G2) | 1着 |
昨年はフューチュリティトロフィーS(G1・イギリス・芝1600メートル)を含む3戦3勝。今年は初戦の英2000ギニー(G1・イギリス)が出遅れとその後の躓きが響いたか3着に終わると、続いて本命視されていた英ダービー(G1・イギリス)を右後肢の筋肉を痛めて回避しました。その後、復帰戦となった8月のロイヤルホイップS(G3・アイルランド・芝2000メートル)を制すと、続く前走9月10日の愛チャンピオンS(G1・アイルランド・芝2000メートル)もパリ大賞の勝ち馬オネストを差して優勝。2つ目のG1制覇を果たしました。
Onesto(IRE)
牡3歳 F.シャペ厩舎
通算7戦3勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年9月10日 |
![]() レパーズタウン
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芝2,000メートル | 愛チャンピオンS(G1) | 2着 |
2022年7月14日 |
![]() パリロンシャン
|
芝2,400メートル | パリ大賞(G1) | 1着 |
2022年6月5日 |
![]() シャンティイ
|
芝2,100メートル | 仏ダービー(G1) | 5着 |
2022年5月8日 |
![]() サンクルー
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芝2,100メートル | グレフュール賞(G2) | 1着 |
2022年4月17日 |
![]() パリロンシャン
|
芝1,600メートル | フォンテーヌブロー賞(G3) | 8着 |
今年5月のグレフュール賞(G2・フランス・芝2100メートル)を最後方から追い込んで重賞初制覇。仏ダービー(G1・フランス)は追い上げ及ばず5着でしたが、続く7月のパリ大賞(G1・フランス・芝2400メートル)では再び最後方からの追い込みを決めてG1タイトルを手にしました。秋は前走9月10日の愛チャンピオンS(G1・アイルランド)で始動。序盤は最後方でしたが、徐々に位置を押し上げていき、最後はルクセンブルクとの競り合いに敗れはしましたが、半馬身差の2着になりました。
Deep Bond(JPN)
牡5歳 大久保 龍志厩舎
通算18戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年6月26日 |
![]() 阪神
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芝2,200メートル | 宝塚記念(GⅠ) | 4着 |
2022年5月1日 |
![]() 阪神
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芝3,200メートル | 天皇賞(春)(GⅠ) | 2着 |
2022年3月20日 |
![]() 阪神
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芝3,000メートル | 阪神大賞典(GⅡ) | 1着 |
2021年12月26日 |
![]() 中山
|
芝2,500メートル | 有馬記念(GⅠ) | 2着 |
2021年10月3日 |
![]() パリロンシャン
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芝2,400メートル | 凱旋門賞(G1) | 14着 |
昨秋はフォワ賞(G2・フランス・芝2400メートル)を逃げ切り勝ち。凱旋門賞(G1・フランス)は最下位14着と精彩を欠きましたが、続く有馬記念(GⅠ)では中団前目からじわじわと脚を伸ばして2着に好走しました。今年は阪神大賞典(GⅡ・芝3000メートル)の連覇を果たした後、天皇賞(春)(GⅠ)と前走6月26日の宝塚記念(GⅠ)は先行してもうひと伸びを欠いてそれぞれ2着、4着(勝ち馬はともにタイトルホルダー)に終わっています。
Westover(GB)
牡3歳 R.ベケット厩舎
通算7戦3勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年7月23日 |
![]() アスコット
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芝2,390メートル | キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1) | 5着 |
2022年6月25日 |
![]() カラ
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芝2,400メートル | 愛ダービー(G1) | 1着 |
2022年6月4日 |
![]() エプソム
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芝2,410メートル | 英ダービー(G1) | 3着 |
2022年4月22日 |
![]() サンダウン
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芝1,990メートル | クラシックトライアル(G3) | 1着 |
2021年10月18日 |
![]() ポンテフラクト
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芝1,610メートル | シルバータンカードS(リステッド) | 2着 |
今年4月のクラシックトライアル(G3・イギリス・芝1990メートル)で重賞初制覇。続く英ダービー(G1・イギリス)では直線で行き場を失う場面があって3着の後、愛ダービー(G1・アイルランド・芝2400メートル)では先行策から余裕をもって抜け出して7馬身差で圧勝しました。しかし、続いて向かった前走7月23日のキングジョージⅥ&世クイーンエリザベスS(G1・イギリス)では気持ちの高ぶりが目立ち、逃げて5着に敗れています。
Do Deuce(JPN)
牡3歳 友道 康夫厩舎
通算7戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年9月11日 |
![]() パリロンシャン
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芝2,400メートル | ニエル賞(G2) | 4着 |
2022年5月29日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | 東京優駿(GⅠ) | 1着 |
2022年4月17日 |
![]() 中山
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芝2,000メートル | 皐月賞(GⅠ) | 3着 |
2022年3月6日 |
![]() 中山
|
芝2,000メートル | 弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ) | 2着 |
2021年12月19日 |
![]() 阪神
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芝1,600メートル | 朝日杯フューチュリティS(GⅠ) | 1着 |
昨年9月のデビューから3連勝で朝日杯フューチュリティS(GⅠ・芝1600メートル)を制覇。JRA賞最優秀2歳牡馬に輝きました。今年は初戦の弥生賞(GⅡ)が2着、2戦目の皐月賞(GⅠ)が3着でしたが、続く日本ダービー(GⅠ・芝2400メートル)では後方待機から素晴らしい末脚を見せて優勝しました。秋は前走9月11日のニエル賞(G2・フランス)で始動しましたが、直線でいつもの伸びが見られず4着に終わりました。
Torquator Tasso(GER)
牡5歳 M.ヴァイス厩舎
通算15戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年9月4日 |
![]() バーデンバーデン
|
芝2,400メートル | バーデン大賞(G1) | 2着 |
2022年7月23日 |
![]() アスコット
|
芝2,390メートル | キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1) | 2着 |
2022年7月2日 |
![]() ハンブルク
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芝2,400メートル | ハンザ大賞(G2) | 1着 |
2022年5月29日 |
![]() バーデンバーデン
|
芝2,200メートル | バーデン経済大賞(G2) | 6着 |
2021年10月3日 |
![]() パリロンシャン
|
芝2,400メートル | 凱旋門賞(G1) | 1着 |
昨年の凱旋門賞(G1・フランス・芝2400メートル)では人気薄ながら外から豪快に伸びて優勝しました。今年は始動戦となった4月のバーデン経済大賞(G2・ドイツ)こそ6着と凡走しましたが、続くハンザ大賞(G2・ドイツ・芝2400メートル)を差し切り勝ち。その後は、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)が追い上げ及ばず2着、前走9月4日のバーデン大賞(G1・ドイツ)は瞬発力比べでわずかに見劣り、メンドシーノのアタマ差2着でした。
Stay Foolish(JPN)
牡7歳 矢作 芳人厩舎
通算33戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年8月28日 |
![]() ドーヴィル
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芝2,500メートル | ドーヴィル大賞(G2) | 2着 |
2022年6月26日 |
![]() 阪神
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芝2,200メートル | 宝塚記念(GⅠ) | 9着 |
2022年3月26日 |
![]() メイダン
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芝3,200メートル | ドバイゴールドC(G2) | 1着 |
2022年2月26日 |
![]() キングアブドゥルアジーズ
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芝3,000メートル | レッドシーターフH(G3) | 1着 |
2021年12月12日 |
![]() シャティン
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芝2,400メートル | 香港ヴァーズ(G1) | 5着 |
デビュー2戦目から32戦続けて重賞に出走。2017年の2歳時から7歳となった現在まで長くトップレベルで活躍しています。今年は2月のレッドシーターフH(G3・サウジアラビア・芝3000メートル)を逃げ切ると、続くドバイゴールドC(G2・UAE・芝3200メートル)も先行して連勝。帰国初戦の宝塚記念(GⅠ)はタイトルホルダーの9着でしたが、再び海を渡って迎えた前走8月28日のドーヴィル大賞(G2・フランス)は逃げて1馬身1/4差の2着に入りました。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
昨秋の菊花賞(GⅠ・芝3000メートル)を5馬身差で逃げ切ってGⅠ初制覇。今年は始動戦となった3月の日経賞(GⅡ・芝2500メートル)を制すと、5月の天皇賞(春)(GⅠ・芝3200メートル)はディープボンドに7馬身差をつけて逃げ切り勝ち。さらに前走6月26日の宝塚記念(GⅠ・芝2200メートル)も2番手から抜け出す形で2馬身差の優勝。中距離でも強さを見せて、3つ目のGⅠタイトルを手にしました。勝ちタイムの2分9秒7はコースレコードでした。