海外競馬発売

ドバイワールドカップ(G1)

メイダン競馬場 2000メートル(ダート)南半球産馬3歳以上、北半球産馬4歳以上

発売開始時刻
日本時間3月27日(土曜)
ネット投票:午前7時00分
UMACA投票:営業最新情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間3月28日(日曜)午前1時50分

2021年ドバイワールドカップデータ分析

過去のドバイワールドカップの結果から、レース傾向を徹底分析

地元UAE勢とアメリカ勢の活躍が顕著

メイダン競馬場のダート2000メートルで行われるようになった2015年以降、過去5回のドバイワールドカップで3着以内に入った馬の調教国を調べると、地元アラブ首長国連邦(UAE)調教馬が3勝を挙げてトップ。ダート大国のアメリカ調教馬も2勝、2着3回、3着5回と、さすがの強さを見せている。なお、2016年2着のムブタヒージは当時、南アフリカをメインの拠点とするM.デコック調教師の管理馬であったため南アフリカ調教馬としているが、南アフリカでの調教及び出走歴は1度もなく、UAEを拠点にしている状況下での参戦だった。その点を踏まえると、近年のドバイワールドカップは実質的にUAE調教馬とアメリカ調教馬が上位3着までを全て占めているともいえる。〔表1〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕
3着以内馬の調教国(過去5回)
年度 着順 馬名 調教国
2015年 1着 プリンスビショップ UAE
2着 カリフォルニアクローム アメリカ
3着 リー アメリカ
2016年 1着 カリフォルニアクローム アメリカ
2着 ムブタヒージ 南アフリカ
3着 ホッパーチュニティ アメリカ
2017年 1着 アロゲート アメリカ
2着 ガンランナー アメリカ
3着 ネオリシック アメリカ
2018年 1着 サンダースノー UAE
2着 ウエストコースト アメリカ
3着 ムブタヒージ アメリカ
2019年 1着 サンダースノー UAE
2着 グロンコウスキー UAE
3着 ガンナヴェラ アメリカ
注記:
S.ビン・スルール調教師など、アラブ首長国連邦(UAE)とヨーロッパの両方に調教拠点がある調教師の管理馬については、UAE調教馬扱いとした

重要なステップレースは2つ。2020年創設のサウジカップにも要注目

過去5回のドバイワールドカップで3着以内に入った馬の前走レースをまとめたのが〔表2〕。ドバイワールドカップと同距離同コースで行われるアル・マクトゥームチャレンジ ラウンド3組は3勝、2着2回と、本番につながる重要な前哨戦となっている。アメリカの一流馬がそろうペガサスワールドカップ組も、延べ10頭(前身のドンハンデ時を含む)が出走して、1勝、2着1回、3着3回とドバイワールドカップへの関連性が強い。また、2020年に世界最高賞金レース(総賞金2000万アメリカドル)としてサウジアラビアでサウジカップ(ダート2000メートル)が創設されており、このレースから転戦する馬にも注意を払う必要がありそう。今後ドバイワールドカップの重要なステップレースになる可能性が高く、要チェックだ。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕
3着以内馬の前走(過去5回)
前走 ドバイワールドカップにおける成績
1着 2着 3着
アル・マクトゥームチャレンジ ラウンド3(G1・UAE) 3 2 0
ペガサスワールドカップ(G1・アメリカ) 注1 1 1 3
一般戦(UAE) 1 0 0
サンアントニオS(G2・アメリカ) 0 1 1
レイザーバックハンデ(G3・アメリカ) 0 1 0
サンタアニタハンデ(G1・アメリカ) 0 0 1
注記:
旧ドンハンデ(G1・アメリカ)を含む

1番人気が堅実もヒモ荒れに注意!?

JRAで海外競馬発売が実施された2017年から2019年のドバイワールドカップの単勝人気別成績を見ると、「1番人気」が2勝、2着1回と堅実な成績を収めている。ただし、2017年3着のネオリシックは「12番人気」、2018年3着のムブタヒージは「7番人気」、2019年2着のグロンコウスキーは「8番人気」、3着のガンナヴェラは「7番人気」と、いわゆるヒモ荒れになる傾向が強い。「2番人気」と「4番人気」がともに3着以内ゼロと、上位人気馬がやや頼りなく、難解なレースであることを示唆している。〔表3〕〔表4〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表3〕
3着以内馬の単勝人気(過去3回)
着順 馬名 単勝人気
2017年 1着 アロゲート 1
2着 ガンランナー 3
3着 ネオリシック 12
2018年 1着 サンダースノー 5
2着 ウエストコースト 1
3着 ムブタヒージ 7
2019年 1着 サンダースノー 1
2着 グロンコウスキー 8
3着 ガンナヴェラ 7

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〔表4〕
単勝人気別成績(過去3回)
単勝人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 2 1 0 0 66.7% 100% 100%
2番人気 0 0 0 3 0% 0% 0%
3番人気 0 1 0 2 0% 33.3% 33.3%
4番人気 0 0 0 3 0% 0% 0%
5番人気 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
6〜9番人気 0 1 2 9 0% 8.3% 25.0%
10番人気以下 0 0 1 8 0% 0% 11.1%
注記:
2017年から2019年のJRA発表の単勝オッズを基準とした

優勝馬は外めのゲートから!?

過去5回のドバイワールドカップに加えて、近7シーズンにメイダン競馬場のダート2000メートルで行われたサラブレッドの重賞(注1)計24レースのゲート番別成績をまとめたのが〔表5〕。メイダン競馬場のダート2000メートル戦は、スタートしてから最初のコーナーまでにおよそ300メートルの距離があるためか、ゲート順による有利不利はあまり見られない。ただし、近4回のドバイワールドカップに限ると、2016年のカリフォルニアクロームは「11番」、2017年のアロゲートは「9番」、2018年と2019年のサンダースノーはそれぞれ「10番」、「12番(注2)」と、優勝馬延べ4頭は外めのゲートに入っていた。キックバック(砂の跳ね返り)を受けず、なおかつ他馬に内側へ押し込められる不安も少ないという点で、外めのゲートはレースをスムーズに進めやすく、やや有利に働くのかもしれない。

  • 注1:
    対象は2015、2016、2017、2018、2019年のドバイワールドカップ(G1)/2015、2016、2017、2018、2019、2020、2021年のアル・マクトゥームチャレンジ ラウンド3(G1)/2014、2015、2016、2017、2018、2019、2020年のジエンティサール(リステッド競走)/2017、2018、2019、2020、2021年のカーリンS(リステッド競走)の24レース
  • 注2:
    2019年のサンダースノーは内枠の馬が出走を取り消したため、1頭分内のゲートから発走となった(ゲート番号は12のまま)。〔表5〕内では、実際に発馬となったゲート番(11)で集計している。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕
近7シーズンにメイダン競馬場のダート2000メートルで行われたサラブレッドの重賞及びリステッド競走におけるゲート番別成績
ゲート番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1 4 4 5 11 16.7% 33.3% 54.2%
2 2 4 1 17 8.3% 25.0% 29.2%
3 4 1 2 17 16.7% 20.8% 29.2%
4 2 5 4 13 8.3% 29.2% 45.8%
5 2 2 3 17 8.3% 16.7% 29.2%
6 3 1 2 18 12.5% 16.7% 25.0%
7 1 3 1 19 4.2% 16.7% 20.8%
8 0 2 1 18 0% 9.5% 14.3%
9 3 2 1 12 16.7% 27.8% 33.3%
10 1 0 1 11 7.7% 7.7% 15.4%
11 2 0 2 5 22.2% 22.2% 44.4%
12 0 0 1 7 0% 0% 12.5%
13 0 0 0 2 0% 0% 0%
14 0 0 0 1 0% 0% 0%
注記:
対象は2015、2016、2017、2018、2019年のドバイワールドカップ(G1)/2015、2016、2017、2018、2019、2020、2021年のアル・マクトゥームチャレンジ ラウンド3(G1)/2014、2015、2016、2017、2018、2019、2020年のジエンティサール(リステッド競走)/2017、2018、2019、2020、2021年のカーリンS(リステッド競走)の24レース
注記:
15、16番ゲートの出走はなし
注記:
実際に発馬となったゲート番で集計した

差し・追い込み勢は割り引き!?

過去5回のドバイワールドカップにおける残り800メートル、残り400メートル通過地点での位置別成績をまとめたのが〔表6〕〔表7〕。両表とも「先頭」と「2番手から5番手」を合わせると、逃げ・先行有利の傾向が顕著になっている。メイダン競馬場のダートはキックバック(砂の跳ね返り)が激しく、その影響を受けやすい差し・追い込み勢にとっては立ち回りが難しい。2019年も1着サンダースノー、2着グロンコウスキーともに前方のポジションでレースをしていた。同じダートコースで行うドバイゴールデンシャヒーン(1200メートル)では残り400メートル地点で後方にいた馬の優勝例はあるが、2000メートルのワールドカップではない。ワンターン(3コーナーと4コーナーだけを通る)とツーターンの違い、それにペースの違いもあるのだろうが、先行力のある馬を重視し、差し・追い込み勢は割り引きたい。

文:秋山 響(TPC)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕
残り800メートル地点での位置別成績(過去5回)
位置 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
先頭 1 1 0 3 20.0% 40.0% 40.0%
2〜5番手 2 4 3 11 10.0% 30.0% 45.0%
6〜9番手 1 0 1 18 5.0% 5.0% 10.0%
10番手以下 1 0 1 10 8.3% 8.3% 16.7%

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表7〕
残り400メートル地点での位置別成績(過去5回)
位置 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
先頭 2 2 0 1 40.0% 80.0% 80.0%
2〜5番手 3 3 3 11 15.0% 30.0% 45.0%
6〜9番手 0 0 2 18 0.0% 0.0% 10.0%
10番手以下 0 0 0 12 0.0% 0.0% 0.0%

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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