2021年ブリーダーズカップマイル出走馬情報

日本時間11月5日(金曜)時点での情報を基に作成しています。出走予定馬のうち8頭を紹介しています。

アメリカ

ガットストーミー

GOT STORMY(USA)

牝6歳 通算31戦12勝

血統

ゲットストーミー

ガルフフストリームパークターフH、ターフクラシックS、メーカーズマークマイルS(以上、G1・アメリカ)優勝

スーパーフィービー

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2019年
    フォースターデイヴH、メイトリアークS(以上G1・アメリカ)優勝
  • 2021年
    フォースターデイヴH優勝

解説

ガットストーミーは現在のM.キャシー厩舎(アメリカ)に移籍して6戦目となった3歳(2018年)7月のオンタリオコリーンS(G3・カナダ。芝1600メートル)で重賞初制覇。その後、4歳8月のフォースターデイヴH(G1。芝1600メートル)を中団から差し切ってG1初制覇を果たすと、続くウッドバインマイル(G1・カナダ)とブリーダーズカップマイル(G1)でも2着と好走。さらにシーズン最後のメイトリアークS(G1。芝1600メートル)では中団から余裕を持って差し切ってこの年2つ目のG1勝ちを収めました。

昨年はG1制覇こそなりませんでしたが、短距離路線にシフトしたシーズン後半にはケンタッキーダウンズレディーズスプリントS(G3。芝1300メートル)とフランクリンカウンティS(G3。芝1100メートル)を連勝。この年のブリーダーズカップではブリーダーズカップターフスプリント(G1)に出走しました(5着)。

そのブリーダーズカップ翌日に行われたセールで275万ドルでトレードされて迎えた今年は、始動戦となった2月のハニーフォックスS(G3。芝1600メートル)を先行抜け出しの競馬で優勝。その後は5月のチャーチルディスタフターフマイルS(G2)5着、6月のジャイプールS(G1)5着を経て向かった8月のフォースターデイヴH(G1。芝1600メートル)を先行して1馬身半差で制しましたが、1200メートルで争われた前走9月11日のターフスプリントS(G3)で、後方からの競馬となって6着に敗れています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りアメリカでの開催
イギリス

スペースブルース

SPACE BLUES(IRE)

牡5歳 通算18戦10勝

血統

ドバウィ

愛2000ギニー、愛ナショナルS(以上、G1・アイルランド)、ジャックルマロワ賞(G1・フランス)優勝。フランスチャンピオンサイヤー

ミスルシファー

チャレンジS(G2・イギリス)優勝

主な成績

  • 2020年
    モーリスドゲスト賞(G1・フランス)優勝
  • 2021年
    フォレ賞(G1・フランス)優勝

解説

イギリスのC.アップルビー調教師の管理馬です。3歳時(2019年)からジャンプラ賞(G1・フランス)2着、モーリスドゲスト賞(G1・フランス)3着など短距離路線で活躍。4歳時は6月のポルトマイヨ賞(G3・フランス。芝1400メートル)を先行策から優勝して重賞初制覇を果たすと、そこから7月のレノックスS(G2・イギリス。芝1400メートル)、8月のモーリスドゲスト賞(G1・フランス。芝1300メートル)と差して連勝。3連勝でG1タイトルを手にしました。

その後は休養に入り、復帰戦となった今年2月の1351ターフスプリント(サウジアラビア。芝1351メートル)を差し切り勝ち。続く3月のアルクオーツスプリント(G1・UAE)は距離不足もあったか9着。ヨーロッパに戻っての初戦となった7月のレノックスS(G2・イギリス)も最後方からの追い上げ及ばず4着に終わりましたが、8月のシティオブヨークS(G2・イギリス。芝1400メートル)を差して勝つと、前走10月3日のフォレ賞(G1・フランス。芝1400メートル)でも後方から水際立った末脚を見せて、メイトロンS(G1・アイルランド)2着馬パールズガロアーに2馬身差をつけて完勝(エントシャイデンが3着)。2つ目のG1勝ちを収めています。

イギリス

マスターオブザシーズ

MASTER OF THE SEAS (IRE)

牡3歳 通算8戦3勝

血統

ドバウィ

愛2000ギニー、愛ナショナルS(以上、G1・アイルランド)、ジャックルマロワ賞(G1・フランス)優勝。仏チャンピオンサイヤー

ファースオブローン

仏1000ギニー(G1・フランス)2着

主な成績

  • 2021年
    英2000ギニー(G1・イギリス)2着

解説

イギリスのC.アップルビー調教師の管理馬です。2歳(2020年)6月のデビュー戦(芝1400メートル)を制すと、続くスパーレティヴS(G2。芝1400メートル)では後方から余裕を持って差し切って3馬身差で快勝。しかし、続く愛ナショナルS(G1・アイルランド)ではいったんは先頭に立ったものの、ゴール前で後続にかわされて4着に終わりました。

今年は2月のメイダンクラシック(リステッド・UAE)で始動して2着の後、イギリスに帰国して迎えたクレイヴンS(G3。芝1600メートル)を差して優勝。続く英2000ギニー(G1)では後方から徐々にポジションを押し上げていき、ポエティックフレアの短アタマ差の2着に健闘しました。

その後は脚部を傷めて少し戦線から離脱。復帰戦となった9月のジョエルS(G2)3着の後、前走10月16日のクイーンエリザベスⅡ世S(G1)は後方追走から伸び切れず7着に敗れています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りイギリスでの開催
アメリカ

モーフォーザ

MO FORZA(USA)

牡5歳 通算14戦8勝

血統

アンクルモー

ブリーダーズカップジュベナイル、シャンペンS(以上、G1・アメリカ)優勝

インフレイムド

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2019年
    ハリウッドダービー(G1・アメリカ)優勝

解説

アメリカのP.ミラー調教師の管理馬です。3歳(2019年)6月のデビューから9月の初勝利まで6戦を要しましたが、そこから11月のトワイライトダービー(G2。芝1800メートル)、ハリウッドダービー(G1。芝1800メートル)、そして12月のマシスブラザーズマイルS(G2。芝1600メートル)と重賞3連勝。ただし、年が明けた2020年1月のペガサスワールドCターフ(G1)では、終始外々を回らされたことや、やや折り合いを欠いたこともあったか9着でした。

その後は8月のデルマーマイルH(G2。芝1600メートル)で復帰して、これを中団待機から直線で一気に突き抜ける強い競馬で4馬身1/4差の快勝。続くシティオブホープマイルS(G2。芝1600メートル)も、2着馬よりも1.5キログラム重い斤量を背負いながら楽々と抜け出して連勝しましたが、脚部不安で目標としていたブリーダーズカップマイル(G1)を回避しました。

今年は8月のデルマーマイルS(G2。芝1600メートル)で戦列に戻り、粘るスムーズライクストレイト(1.5キログラム斤量が重かった)をアタマ差かわして優勝すると、続く前走10月2日のシティオブホープマイルSでも今度は同斤量のスムーズライクストレイトをかわして半馬身差で優勝。これで重賞4連勝としました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りアメリカでの開催
アメリカ

スムーズライクストレイト

SMOOTH LIKE STRAIT(USA)

牡4歳 通算18戦7勝

血統

ミッドナイトルート

ブリーダーズカップスプリント(2回)、フォアゴーS(以上、G1・アメリカ)優勝

スムーズアズユージュアル

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2021年
    シューメーカーマイルS(G1・アメリカ)優勝

解説

アメリカのM.マッカーシー調教師の管理馬です。2歳(2019年)12月のセシルB.デミルS(G3。芝1600メートル)を逃げ切って重賞初制覇。翌年は8月のラホヤH(G3。芝1700メートル)、10月のトワイライトダービー(G2。芝1800メートル)、12月のマシスブラザーズマイルS(G2。芝1600メートル)と3つの重賞を逃げ、もしくは先行する形で優勝したほか、11月のハリウッドダービー(G1)でもドメスティックスペンディングにアタマ差かわされたものの2着に入りました。

今年は3月のフランクE.キルローマイル(G1)がヒットザロードの2着、5月のターフクラシックS(G1)3着と来て、同月下旬のシューメーカーマイルS(G1。芝1600メートル)を逃げ切ってG1初制覇。しかし、その後は7月のエディーリードS(G2)でクビ差の2着に終わると、8月のデルマーマイルS(G2)では1.5キログラム斤量の軽かったモーフォーザに差されてアタマ差の2着。さらに続く前走10月2日のシティオブホープマイルS(G2)でも早目に先頭に立ったものの、最後は同斤量のモーフォーザにかわされて半馬身差の2着に終わっています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りアメリカでの開催
アメリカ

ブロウアウト

BLOWOUT (GB)

牝5歳 通算14戦5勝

血統

ダンシリ

ミュゲ賞(G2・フランス)優勝

ビューティーパーラー

仏1000ギニー(G1・フランス)優勝、仏オークス(G1・フランス)2着

主な成績

  • 2021年
    ファーストレディS(G1・アメリカ)優勝

解説

アメリカのチャンピオントレーナーに4度輝くC.ブラウン調教師の管理馬。母のビューティーパーラーはディープインパクト産駒の仏1000ギニー馬です。3歳(2019年)1月のデビュー戦(芝1700メートル)を勝利で飾ると、続くフロリダオークス(G3)では先行して2着に健闘。その後も3歳時にはワイルドアプローズS(芝1600メートル)、ペブルスS(芝1600メートル)とリステッドで2勝を挙げたほか、重賞でもレイクジョージS(G3)とバレービューS(G3)で2着に入りました。

昨年は3戦して勝ち星は挙げられませんでしたが、9月のノーブルダムゼルS(G3)が逃げ粘ってのクビ差2着、11月のメイトリアークS(G1)も2番手からの競馬でハナ差の2着と重賞で善戦。今年は初戦となった5月のチャーチルディスタフターフマイルS(G2。芝1600メートル)で大逃げを打って重賞初制覇を果たすと、逃げてガットストーミーの4着に終わった8月のフォースターデイヴH(G1)を経て向かった前走10月9日のファーストレディS(G1。芝1600メートル)を逃げ切って優勝。G1タイトルを手にしました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りアメリカでの開催
アイルランド

マザーアース

MOTHER EARTH (IRE)

牝3歳 通算16戦3勝

血統

ゾファニー

愛フェニックスS(G1・アイルランド)優勝

メニーカラーズ

デニーコーデル&ランウェーズスタッドフィリーズS(G3・アイルランド)2着

主な成績

  • 2021年
    英1000ギニー(G1・イギリス)、ロートシルト賞(G1・フランス)優勝

解説

拠点とするアイルランドで23回、イギリスでも6回チャンピオントレーナーに輝くA.オブライエン調教師の管理馬です。

2歳(2020年)7月にデビュー3戦目のフィリーズスプリントS(G3・アイルランド。芝1200メートル)を4馬身差で快勝して初勝利。その後は5連敗で2歳シーズンを終えましたが、最後の2戦はフィリーズマイル(G1・イギリス)で3着(スノーフォールと取り違えられて出走)、ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ(G1・アメリカ)も後方からよく追い込んでの2着と、G1で上位に食い込みました。

今年は初戦となった5月の英1000ギニー(G1・イギリス。芝1600メートル)を中団やや後方から鋭く伸びて、サフロンビーチに1馬身差つけて優勝。そこからは仏1000ギニー(G1・フランス)2着、コロネーションS(G1・イギリス)3着、ファルマスS(G1・イギリス)2着と惜敗が続きましたが、8月のロートシルト賞(G1・フランス。芝1600メートル)で4頭横並びの接戦を制して優勝。2つ目のG1勝ちを収めました。

ただし、そこからは9月のメイトロンS(G1・アイルランド)で最後の直線で勝ち馬に前をカットされる不利があって3着に終わると、続くサンチャリオットS(G1・イギリス)ではサフロンビーチに3馬身差をつけられての2着。さらに前走10月16日のクイーンエリザベスⅡ世S(G1・イギリス)では最後方からの競馬でバーイードから3馬身1/4差の5着に敗れ、3連敗となっています。

日本

ヴァンドギャルド

VIN DE GARDE(JPN)

牡5歳 通算17戦5勝

血統

ディープインパクト

皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三冠のほか、有馬記念、ジャパンカップ、天皇賞(春)、宝塚記念(以上、GⅠ)を制したJRA賞年度代表馬(2回)。日本チャンピオンサイヤー9回

スキア

フィユドレール賞(G3・フランス)優勝

主な成績

  • 2021年
    ドバイターフ(G1・UAE)2着

解説

栗東の藤原英昭厩舎の管理馬。東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)3着、毎日杯(GⅢ)3着など早くから素質の高さは示していましたが、上昇気流に乗ったのはリフレッシュを挟んで迎えた3歳の秋。9月の1勝クラス(芝1600メートル)から11月のウェルカムS(3勝クラス。芝1800メートル)まで3連勝でシーズンを終えました。

翌4歳時は出遅れや道中の不利もあって東京新聞杯(GⅢ)6着、マイラーズC(GⅡ)3着、安田記念(GⅠ)10着と3連敗となりましたが、秋初戦となった10月の富士S(GⅡ。芝1600メートル)ではラウダシオン、ケイアイノーテック、ペルシアンナイトという3頭のマイルGⅠ勝ち馬を下して重賞初制覇を果たしました。

その後は11月のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)では中団から伸び切れず6着で4歳シーズンを終了。5歳となった今年は2月の東京新聞杯(GⅢ)で4着の後、3月のドバイターフ(G1・UAE)では勝ったロードノースには3馬身離されましたが、中団から末脚を伸ばして2着に健闘しました。

今年の下半期は前走10月10日の毎日王冠(GⅡ)で始動。ドバイターフ以来の休み明けも響いたか、中団追走から伸び切れず、勝ったシュネルマイスターから0.7秒差の8着に終わりました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限り日本での開催

文:秋山 響(TPC)

国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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