2021年ブリーダーズカップフィリー&メアターフ出走馬情報

日本時間11月5日(金曜)時点での情報を基に作成しています。出走予定馬のうち8頭を紹介しています。

日本

ラヴズオンリーユー

LOVES ONLY YOU(JPN)

牝5歳  通算14戦6勝

血統

ディープインパクト

皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三冠のほか、有馬記念、ジャパンカップ、天皇賞(春)、宝塚記念(以上、GⅠ)を制したJRA賞年度代表馬(2回)。日本チャンピオンサイヤー9回

ラヴズオンリーミー

不出走

主な成績

  • 2019年
    オークス(GⅠ)優勝
  • 2021年
    クイーンエリザベスⅡ世C(G1・香港)優勝

解説

栗東の矢作芳人厩舎の管理馬。2戦2勝で2歳シーズン(2018年)を終えると、翌3歳時は4月の忘れな草賞(リステッド。芝2000メートル)を余裕を持って3馬身差で快勝。さらに続くオークス(GⅠ。芝2400メートル)では中団後方から直線で素晴らしい末脚を繰り出し、最後は先に抜け出していたカレンブーケドールをクビ差かわして優勝。4戦4勝、それにレースレコードのおまけ付きでGⅠ初制覇を果たしました。

その後は、エリザベス女王杯(GⅠ)で初黒星(3着)を喫してシーズンを終了。昨年はコロナ禍で開催中止の憂き目にあったドバイ遠征から帰国後、ヴィクトリアマイル(GⅠ)7着から有馬記念(GⅠ)10着まで5戦して勝ち星を挙げることができずに終わりましたが、5歳を迎えた今年は、初戦となった2月の京都記念(GⅡ。芝2200メートル)を中団待機から直線で力強く伸びて優勝し復活をアピール。さらに、3月のドバイシーマクラシック(G1・UAE)で昨年の仏ダービー馬ミシュリフ、昨年のJRA賞特別賞受賞馬クロノジェネシスと大接戦を演じての3着を経て向かった4月のクイーンエリザベスⅡ世C(G1・香港。芝2000メートル)ではグローリーヴェイズ(2着)、デアリングタクト(3着)、キセキ(4着)と日本馬3頭をしりぞけて優勝。久々のG1勝利を手にしました。

今年の下半期は前走8月22日の札幌記念(GⅡ)で始動。中団から追い上げて、桜花賞馬ソダシから3/4馬身差の2着に入りました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限り日本での開催
フランス

ルジール

ROUGIR (FR)

牝3歳 通算13戦4勝

血統

テリトリーズ

ジャンプラ賞(G1・フランス)優勝

サマームーン

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2021年
    オペラ賞(G1・フランス)優勝

解説

フランスのC.ロッシ調教師の管理馬です。2歳時(2020年)からトップクラスで活躍し、10月にはマルセルブーサック賞(G1)で3着の後、レゼルヴォワール賞(G3。芝1600メートル)を中団から差し切って重賞初制覇を果たしました。

今年はラグロット賞(G3)6着の後、仏1000ギニー(G1)が最後方からの競馬で8着、仏オークス(G1)が先行しての5着でしたが、7月のクロエ賞(G3)で差して2着に入ると、8月のロートシルト賞(G1)では4着とはいえ、勝ったマザーアースから約半馬身差に健闘しました。その後、ノネット賞(G2)は追い込み届かずの僅差3着でしたが、続く前走10月3日のオペラ賞(G1。芝2000メートル)では直線で力強く伸びて、ジャンロマネ賞(G1)の勝ち馬グランドグローリーをハナ差かわして優勝。G1初制覇を果たしています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、全てフランスでの開催
アイルランド

ラブ

LOVE (IRE)

牝4歳 通算14戦7勝

血統

ガリレオ

英ダービー(G1・イギリス)、愛ダービー(G1・アイルランド)、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)優勝。英愛チャンピオンサイヤーここ11年連続を含む12回

ピカブー

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2019年
    モイグレアスタッドS(G1・アイルランド)優勝
  • 2020年
    英1000ギニー、英オークス、ヨークシャーオークス(以上、G1・イギリス)優勝
  • 2021年
    プリンスオブウェールズS(G1・イギリス)優勝

解説

拠点とするアイルランドで23回、イギリスでも6回チャンピオントレーナーに輝くA.オブライエン調教師の管理馬です。

デビュー6戦目となった2歳(2019年)9月のモイグレアスタッドS(G1・アイルランド。芝1400メートル)でG1初制覇。3歳時は始動戦となった6月の英1000ギニー(G1・イギリス。芝1600メートル)を中団待機から力強く伸びて4馬身1/4差で快勝すると、続く7月の英オークス(G1・イギリス。芝2410メートル)も中団やや後方から圧倒的な末脚を繰り出して、9馬身差&レースレコードで圧勝。イギリス牝馬二冠を達成しました。

その後は、8月のヨークシャーオークス(G1・イギリス。芝2370メートル)も先行策から5馬身差で快勝しましたが、道悪を嫌って10月の凱旋門賞(G1・フランス)を回避すると、結局そのままシーズンを終えました。

今年は6月のプリンスオブウェールズS(G1・イギリス。芝1990メートル)でシーズンのスタートを切り、ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・アメリカ)の勝ち馬アウダーリャに3/4馬身差をつけて逃げ切り勝ち。G1・4連勝としました。しかし、その後はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)が中団からの競馬でアダイヤーから3馬身半差の3着、英インターナショナルS(G1・イギリス)が先行してミシュリフから6馬身半差の3着、そして前走9月12日のブランドフォードS(G2・アイルランド)も先行して一度は完全に抜け出したものの、最後は斤量が4キログラム軽いラプティットココ(前走でG3を5馬身半差で圧勝)に短アタマ差で差し切られての2着と3連敗。その後、予定していた凱旋門賞(G1・フランス)を熱発のため出走を取り消すと、チャンピオンS(G1・イギリス)も状態が万全ではないとして回避しています。

イギリス

アウダーリャ

AUDARYA (FR)

牝5歳 通算17戦5勝

血統

ウートンバセット

ジャンリュックラガルデール賞(G1・フランス)優勝

グリーンバナナズ

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2020年
    ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・アメリカ)、ジャンロマネ賞(G1・フランス)優勝

解説

イギリスのJ.ファンショー調教師の管理馬です。2、3歳時は7戦して2勝、リステッドでの2着が目立つ程度の存在でしたが、4歳を迎えた昨年本格化。シーズン3戦目となった7月のクラス2のハンデ戦(イギリス。AW2040メートル)を制すと、続いて重賞初挑戦となった8月のジャンロマネ賞(G1・フランス。芝2000メートル)では先行策から直線で抜け出して優勝。いきなりG1タイトルを手にしました。

その後、10月のオペラ賞(G1・フランス)ではタルナワから約1馬身差の3着に終わりましたが、続く11月のブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1・アメリカ、芝1900メートル)ではうまくインに潜り込むと、粘る地元アメリカのG1・6勝馬ラッシングフォールをクビ差かわして優勝しました。

今年はシーズン初戦となった6月のプリンスオブウェールズS(G1・イギリス)が昨年の英牝馬二冠馬ラブの3/4馬身差2着。その後、7月のナッソーS(G1・イギリス)は最後方からの競馬で5着の後、ジャンロマネ賞(G1・フランス)ではグランドグローリーの短アタマ差2着に好走。続く前走10月3日のオペラ賞(G1・フランス)は絶好の手応えに見えましたが、渋った馬場の影響か、追い出されてから伸びを欠いて、勝ったルジールから約1馬身半差の4着に終わりました。

アメリカ

ウォーライクゴッデス

WAR LIKE GODDESS (USA)

牝4歳 通算7戦6勝

血統

イングリッシュチャンネル

ブリーダーズカップターフ、ジョーハーシュターフクラシックS2回、ユナイテッドネーションズS2回(以上、G1・アメリカ)優勝

ミスティーノース

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2021年
    フラワーボウルS(G1・アメリカ)優勝

解説

アメリカのW.モット調教師の管理馬です。成長を促す意味もあって2歳時(2019年)は未出走。3歳9月のデビュー戦(芝1800メートル)で左にヨレる若さを見せながらも差し切り勝ちを収めると、続く10月の一般戦(芝2200メートル)も内から鋭く抜け出して連勝しました。

今年は始動戦となった2月のザベリーワンS(G3)こそ末脚不発で5着に終わりましたが、続く3月のオーキッドS(G3。芝2200メートル)を後方一気で制して重賞初制覇を果たすと、4月のビウィッチS(G3。芝2400メートル)も差して3馬身3/4馬身差で連勝。さらにそこから一息入れて臨んだ8月のグレンズフォールズS(G2。芝2400メートル)で最後方から鋭く伸びて、のちのワヤS(G3)の勝ち馬マイシスターナットに3馬身1/4差をつけて優勝すると、続く前走9月4日のフラワーボウルS(G1。芝2200メートル)でも中団から余裕を持って抜け出して、マッチメイカーS(G3)の勝ち馬グレートアイランドに2馬身1/4差をつけて快勝。重賞4連勝でのG1初制覇となりました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、全てアメリカでの開催
アメリカ

ゴーイングトゥベガス

GOING TO VEGAS (USA)

牝4歳 通算22戦7勝

血統

ゴールデンセンツ

ブリーダーズカップダートマイル2回、サンタアニタダービー(以上、G1・アメリカ)優勝

ハードトゥレジスト

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2021年
    ロデオドライブS(G1・USA)優勝

解説

ゴーイングトゥベガスは3歳(2020年)2月に7戦目(芝1600メートル)で初勝利。その後、同年6月のクレーミングレースにおいて5万ドルで購買されて、現在のR.バルタス厩舎に移籍すると、シーズン後半には10月のオータムミスS(G3)、11月のレッドカーペットH(G3)、そして12月のアメリカンオークス(G1)と3戦続けて重賞で2着と好走しました。

現在のオーナーグループの所有となった今年は、2月のブエナビスタS(G2)4着の後、3月のサンタアナS(G3。芝2000メートル)を3馬身3/4差で逃げ切って重賞初制覇。続く5月のゲイムリーS(G1)は5着でしたが、7月の一般戦(3歳上牝馬限定クレーミング。芝1800メートル)を3馬身半差で完勝して力の違いを見せると、9月のジョンC.メイビーS(G2。芝1800メートル)では2番手追走から直線で抜け出してドッグタグに2馬身1/4差をつけて快勝。さらに続く前走10月2日のロデオドライブS(G1。芝2000メートル)では逃げの手に出ると、最後は2ポンド斤量の軽かった2着馬にアタマ差をつけて優勝。3連勝でG1初制覇を果たしました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、全てアメリカでの開催
イギリス

クイーンスプリーム

QUEEN SUPREME (IRE)

牝5歳 通算15戦6勝

血統

エクシードアンドエクセル

ニューマーケットH、ドバイレーシングクラブC(以上、G1・オーストラリア)優勝。オーストラリアチャンピオンサイヤー

コールレイター

不出走

主な成績

  • 2020年
    パドックS(G1・南アフリカ)優勝
  • 2021年
    パドックS(G1・南アフリカ)優勝

解説

南アフリカのM.デコック厩舎からでデビューしたクイーンスプリームはデビュー5戦目となった2019年11月のイエローウッドH(G3。芝1800メートル)を4馬身1/4差で快勝して重賞初制覇。続くサマーC(G1)は4着でしたが、年が明けた2020年1月の牝馬限定のパドックS(G1。芝1800メートル)では先行して早目に先頭に立って2馬身半差で優勝しました。

しかし、その後はマジョルカS(G1)12着、ホースチェスナットS(G1)2着、エンプレスクラブS(G1)3着と3連敗して2019-2020年シーズンを終了。翌シーズンは2020年11月のイピトンベチャレンジ(G2)で2位に入線し、12月の一般戦(3歳上オープン。芝1600メートル)も1位で入線した後(禁止薬物の陽性反応が出たため、両レースともに失格)、翌年1月のパドックSでは先行して2馬身1/4差で快勝。同レースの連覇を達成しました。

その後、同月のケープタウンメット(G1)で10着に終わると、現オーナーにトレードされて、イギリスのA.ボールディング厩舎に移籍。今年9月24日の前走ジョエルS(G2・イギリス)で移籍初戦を迎えましたが、後方待機から伸びを欠いて最下位7着と精彩を欠きました。

アメリカ

マイシスターナット

MY SISTER NAT (FR)

牝6歳 通算20戦4勝

血統

アクラメーション

ナンソープS(G1・イギリス)3着

スターレッツシスター

重賞3着以内なし

主な成績

  • 2020年
    フラワーボウルS(G1・アメリカ)2着

解説

マイシスターナットはデビューしたフランスで3歳(2018年)9月に制したベルトランドタラゴン賞(G3・フランス。芝1800メートル)を含む6戦2勝。その後、半弟の凱旋門賞馬ソットサスやマイシスターナットの半姉でアメリカ最優秀芝牝馬のシスターチャーリーを所有していたオーナーにトレードされて、F.グラファール厩舎からアメリカのC.ブラウン厩舎に移籍しました。

アメリカではなかなか勝ち星が挙げられませんでしたが、移籍後6戦目となった昨年8月のワヤS(G3。芝2400メートル)で最後方から末脚を伸ばして優勝。その後、秋にはフラワーボウルS(G1)でアタマ差の2着に入り、ブリーダーズカップフィリー&メアターフにも出走しました(アウダーリャの9着)。

今年は始動戦となった5月のシープスヘッドベイS(G2)4着から、ニューヨークS(G2)3着、グレンズフォールズS(G2)2着(勝ち馬ウォーライクゴッデス)、フラワーボウルS(G1)3着(勝ち馬ウォーライクゴッデス)と連敗していましたが、前走10月3日のワヤS(G3。芝2200メートル)では後方から鋭く追い込んで2馬身半差で快勝。同レースの連覇を果たしています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りアメリカでの開催

文:秋山 響(TPC)

国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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