海外競馬発売

香港ヴァーズ(G1)

シャティン競馬場 2400メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間12月8日(日曜)
ネット投票:午前7時00分
UMACA投票:午前9時20分または午前9時30分
発走予定時刻
日本時間12月8日(日曜)午後2時45分

2019年香港ヴァーズ出走馬情報

12月4日(水曜)時点

香港

エグザルタント

せん5歳

EXULTANT(IRE)

血統表
1代 2代 3代
Teofilo
2004年生
Galileo Sadler's Wells
Urban Sea
Speirbhean デインヒル
Saviour
Contrary
2007年生
Mark of Esteem Darshaan
Homage
Crystal Gaze Rainbow Quest
Jumilla

血統

テオフィロ
デューハーストS(G1・イギリス)、愛ナショナルS(G1・アイルランド)優勝
代表産駒
  • トレーディングレザー
    愛ダービー(G1・アイルランド)優勝
  • プレースカハ
    愛1000ギニー(G1・アイルランド)、ヨークシャーオークス(G1・イギリス)優勝
叔父
スピリットクオーツ
グロシェーヌ賞(G2・フランス)優勝、ナンソープS(G1・イギリス)2着
カスピアンプリンス
サファイアS(G2・アイルランド)優勝

成績

エグザルタントは、アイルランドのM.ハルフォード厩舎からアイリッシュコレスポンデントという名前でデビュー。デビュー3戦目で挑戦した愛2000ギニー(G1・アイルランド)ではヨーロッパ最優秀2歳牡馬チャーチル、のちにドバイワールドC(G1・UAE)を連覇するサンダースノーに続く3着。その後、6月のハンプトンコートS(G3・イギリス)で5着に敗れると、香港のA.クルーズ調教師(香港チャンピオントレーナー2回)の下に移籍。現在の名前に改名されました。

香港では、昨年の4歳クラシックシリーズ初戦の香港クラシックマイル(以下、同馬が出走したレースは香港での開催)が4着、2戦目の香港クラシックCが2着、そして最終戦の香港ダービーが3着と善戦止まりでしたが、5月のクイーンマザーメモリアルC(G3。芝2400メートル)を残り1300メートルあたりから動いて先頭に立つ競馬で6馬身差の圧勝。続くチャンピオンズ&チャターC(G1)は逃げて2着に終わりましたが、シーズン最後の香プレミアプレート(G3。芝1800メートル)を快勝して2つ目の重賞勝ちを収めました。

昨秋は2018年10月のシャティントロフィー(G2)5着、11月のレディースパース(G3)4着、香ジョッキークラブC(G2)2着と連敗スタートの後、12月の香港ヴァーズ(G1。芝2400メートル)でリスグラシューとの競り合いを制してG1初制覇を果たすと、年明け1月のセンテナリーヴァーズ(G3。芝1800メートル)、2月の香港ゴールドC(G1。芝2000メートル)と3連勝。4月のクイーンエリザベスⅡ世C(G1)ではウインブライトの3/4馬身差2着に敗れて連勝は止まりましたが、続く5月のチャンピオンズ&チャターC(G1。芝2400メートル)ですぐに巻き返して優勝。香港最優秀中距離馬と最優秀ステイヤーのタイトルを手にしました。

今シーズンは始動戦となった11月3日のレディースパース(G3)は勝ったサザンレジェンドよりも2.5キログラム重いトップハンデもあったか3着に終わりましたが、続く前走11月17日の香ジョッキークラブC(G2)はフローレに1馬身1/4差をつけて快勝しました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限り香港での開催
日本

ディアドラ

牝5歳

DEIRDRE(JPN)

血統表
1代 2代 3代
ハービンジャー
2006年生
Dansili デインヒル
Hasili
Penang Pearl Bering
Guapa
ライツェント
2007年生
スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
ソニンク Machiavellian
Sonic Lady

血統

ハービンジャー
キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)優勝
代表産駒
  • ブラストワンピース
    有馬記念(GⅠ)優勝
  • モズカッチャン
    エリザベス女王杯(GⅠ)優勝
  • ペルシアンナイト
    マイルチャンピオンシップ(GⅠ)優勝
3代母
ソニックレディ
愛1000ギニー(G1・アイルランド)、サセックスS(G1・イギリス)、ムーランドロンシャン賞(G1・フランス)優勝
近親
ロジユニヴァース
日本ダービー(JpnⅠ)優勝

成績

栗東の橋田満厩舎に所属するディアドラは、2歳(2016年)10月にデビュー3戦目(芝1400メートル)で初勝利。3歳春のクラシックは桜花賞(GⅠ)が6着、オークス(GⅠ)も4着に終わりましたが、夏の札幌でHTB賞(1000万下。芝2000メートル)を勝つと、続く9月の紫苑S(GⅢ。芝2000メートル)と10月の秋華賞(GⅠ。芝2000メートル)も連勝。GⅠタイトルを手にしました。

その後はエリザベス女王杯(GⅠ)12着、4歳初戦となった2018年2月の京都記念(GⅡ)も本来の伸びが見られず6着に終わりましたが、ドバイに遠征した3月のドバイターフ(G1・UAE)では後方からじわじわと末脚を伸ばしてリアルスティールと同着の3着に入り、牡馬相手のGⅠでも十分に通用するだけの力を示しました。

帰国後は7月のクイーンS(GⅢ。芝1800メートル)を3馬身差で快勝すると、続く府中牝馬S(GⅡ。芝1800メートル)でもリスグラシューを際立った末脚で差し切って重賞連勝。12月の香港カップ(G1・香港)では1200メートル通過1分14秒62という遅い流れの中、よく追い上げて2着に入りました。

5歳を迎えた今年は、2月の中山記念(GⅡ)がウインブライトの6着、3月のドバイターフ(G1・UAE)がアーモンドアイの4着、4月のクイーンエリザベスⅡ世C(G1・香港)がウインブライトの6着、そしてイギリスでの初戦となった6月のプリンスオブウェールズS(G1・イギリス)もクリスタルオーシャンの6着に終わりましたが、続く8月のナッソーS(G1・イギリス。芝1980メートル)では直線で鋭く伸びて優勝(今年の仏オークス馬チャンネル7着、今年の英愛1000ギニー馬ハモーサ9着)。日本産の日本調教馬としては史上初となるイギリスG1制覇という快挙を成し遂げました。

その後は9月のアイリッシュチャンピオンS(G1・アイルランド)で直線で前が壁になる場面がありながらもマジカルの4着に入ると、続く前走10月19日のチャンピオンS(G1・イギリス)でも重馬場の中、直線でじわじわと末脚を伸ばしてマジカルの3着に健闘。ヨーロッパのトップ中のトップと言えるG1で好走を続けました。

アイルランド

アンソニーヴァンダイク

牡3歳

ANTHONY VAN DYCK(IRE)

血統表
1代 2代 3代
Galileo
1998年生
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Urban Sea Miswaki
Allegretta
Believe'N'succeed
2005年生
Exceed And Excel デインヒル
Patrona
Arctic Drift Gone West
November Snow

血統

ガリレオ
英ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(以上、G1・イギリス)、愛ダービー(G1・アイルランド)優勝。英愛チャンピオンサイヤーここ9年連続10回
代表産駒
  • フランケル
    ヨーロッパ年度代表馬2回。英チャンピオンS、英2000ギニー(以上、G1・イギリス)を含む14戦無敗
  • マインディング
    ヨーロッパ年度代表馬。英1000ギニー、英オークス、クイーンエリザベスⅡ世S(以上、G1・イギリス)、優勝
  • オーストラリア
    英ダービー(G1・イギリス)、愛ダービー(G1・アイルランド)、インターナショナルS(G1・イギリス)優勝
ビリーヴンサクシード
ブルーダイヤモンドプレリュードフィリーズ(G3・オーストラリア)優勝
半姉
バウンディング
レイルウェイS(G1・ニュージーランド)優勝

成績

アイルランドのA.P.オブライエン調教師が管理するアンソニーヴァンダイクは2歳(2018年)7月にデビュー2戦目(アイルランド。芝1620メートル)を8馬身差で圧勝して初勝利を挙げると、続くタイロスS(G3・アイルランド。芝1420メートル)と愛フューチュリティS(G2・アイルランド。芝1400メートル)も連勝しました。しかし、その後は愛ナショナルS(G1・アイルランド)2着、デューハーストS(G1・イギリス)3着、ブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1・アメリカ)9着とG1で3連敗して2歳シーズンを終えました。

今年は5月の英ダービートライアルS(リステッド・イギリス。芝2320メートル)で始動してこれを2馬身1/4差で快勝すると、続く英ダービー(G1・イギリス。芝2410メートル)では中団待機から直線では内に切り込みながら伸びて優勝。G1初制覇を大舞台で果たしました。

しかし続く愛ダービー(G1・アイルランド)で同厩舎のソヴリンに逃げ切りを許して6馬身差の2着に終わると、7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)では渋った馬場や初めて装着したチークピーシズが影響したか、勝ったエネイブルから39馬身差の10着に大敗。その後も9月のアイリッシュチャンピオンS(G1・アイルランド)がマジカルの3着、前走11月2日のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)も最後の直線で少し不利を受けてブリックスアンドモルタルの3着と白星を挙げられずにいます。

日本

グローリーヴェイズ

牡4歳

GLORY VASE(JPN)

血統表
1代 2代 3代
ディープインパクト
2002年生
サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
メジロツボネ
2008年生
スウェプトオーヴァーボード エンドスウィープ
Sheer Ice
メジロルバート メジロライアン
メジロラモーヌ

血統

ディープインパクト
皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三冠のほか、有馬記念、ジャパンカップ、天皇賞(春)、宝塚記念(以上、GⅠ)を制したJRA賞年度代表馬(2回)。日本チャンピオンサイヤー7回
代表産駒
  • ジェンティルドンナ
    JRA賞年度代表馬2回、桜花賞(GⅠ)、オークス(GⅠ)、秋華賞(GⅠ)、ジャパンカップ(GⅠ)2回、有馬記念(GⅠ)、ドバイシーマクラシック(G1・UAE)優勝
  • キズナ
    日本ダービー(GⅠ)優勝
  • サクソンウォリアー
    英2000ギニー、レーシングポストトロフィー(以上、G1・イギリス)優勝
3代母
メジロラモーヌ
桜花賞、オークス、エリザベス女王杯(以上、GⅠ)優勝
近親
フィールドルージュ
川崎記念(JpnⅠ)優勝

成績

美浦の尾関知人厩舎が管理するグローリーヴェイズは、2歳(2017年)10月のデビュー戦(芝1800メートル)で初勝利を挙げ、12月のこうやまき賞(500万下)2着で2歳シーズンを終えました。

3歳時は、2月のきさらぎ賞(GⅢ)で始動してハナ差の2着。その後、5月の京都新聞杯(GⅡ)4着を経て、7月の佐渡S(1600万下。芝2000メートル)を快勝。秋には菊花賞(GⅠ)に出走し、後方からじわじわと伸びて勝ったフィエールマンから0秒5差の5着に入りました。

今年は1月の日経新春杯(GⅡ。芝2400メートル)で始動。ここを内からあっさりと抜け出して重賞初制覇を果たすと、続く4月の天皇賞(春)(GⅠ)でもフィエールマンとの競り合いにはクビ差敗れたものの、3着馬を6馬身突き放しての2着とGⅠ制覇にまであと一歩のところまで迫りました。

ただ、そこからの休み明けとなった前走10月6日の京都大賞典(GⅡ)では、先行策から伸びを欠いて6着と少し精彩を欠きました。

日本

ラッキーライラック

牝4歳

LUCKY LILAC(JPN)

血統表
1代 2代 3代
オルフェーヴル
2008年生
ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート
ライラックスアンドレース
2008年生
Flower Alley Distorted Humor
プリンセスオリビア
Refinement Seattle Slew
ステラマドリッド

血統

オルフェーヴル
JRA賞年度代表馬。皐月賞(GⅠ)、日本ダービー(GⅠ)、菊花賞(GⅠ)、有馬記念(GⅠ)2回、宝塚記念(GⅠ)優勝
代表産駒
  • エポカドーロ
    皐月賞(GⅠ)優勝
ライラックスアンドレース
アシュランドS(G1・アメリカ)優勝
3代母
ステラマドリッド
エイコーンS、フリゼットS(以上、G1・アメリカ)など優勝

成績

栗東の松永幹夫厩舎に所属するラッキーライラックは、2歳(2017年)8月のデビュー戦(芝1600メートル)を制すると、そこからアルテミスS(GⅢ。芝1600メートル)、阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ。芝1600メートル)と危なげなく3連勝。JRA賞最優秀2歳牝馬に選ばれました。

翌3歳時(2018年)も3月のチューリップ賞(GⅡ。芝1600メートル)を2馬身差で完勝しましたが、続く桜花賞(GⅠ)でアーモンドアイの2着に敗れて初黒星を喫すると、オークス(GⅠ)3着、10月の秋華賞(GⅠ)も9着と“牝馬三冠”はいずれもアーモンドアイの後塵を拝する結果に終わりました。

今年は、2月の中山記念(GⅡ)で牡馬に混じって2着に好走。その後は阪神牝馬S(GⅡ)では道中の不利もあって8着、ヴィクトリアマイル(GⅠ)もノームコアの4着に終わり、この秋初戦となった10月の府中牝馬S(GⅡ)も3着でしたが、前走11月10日のエリザベス女王杯(GⅠ。芝2200メートル)では初騎乗となったC.スミヨン騎手を背に出色の末脚を見せて1馬身1/4差の完勝。2つ目のGⅠタイトルを手にしました。

イギリス

アスペター

せん4歳

ASPETAR(FR)

血統表
1代 2代 3代
Al Kazeem
2008年生
Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Kazeem Darshaan
Kanz
Bella Qatara
2010年生
Dansili デインヒル
Hasili
Alexandrova Sadler's Wells
Shouk

血統

アルカジーム
プリンスオブウェールズS、エクリプスS(以上、G1・イギリス)、タタソールズゴールドC2回(G1・アイルランド)優勝
代表産駒
  • ゴールデンスペル
    ポロニアS、レガシーS(以上、L・アイルランド)2着
祖母
アレクサンドロヴァ
英オークス(G1・イギリス)、愛オークス(G1・アイルランド)、ヨークシャーオークス(G1・イギリス)優勝
叔父
アレックスマイボーイ
ケルゴレイ賞(G2・フランス)、バルブヴィル賞(G3・フランス)優勝
叔母
サムハウ
ダリアS(G2・イギリス)優勝、タタソールズゴールドC(G1・アイルランド)2着

成績

父アルカジームも手がけたイギリスのR.チャールトン厩舎に所属するアスペターは、3歳(2018年)4月のデビュー戦(芝2000メートル)を勝つと、続くコックトハットS(リステッド・イギリス。芝2240メートル)も後方から見事に差し切って連勝しました。しかしその後は最下位に終わったオカール賞(G2・フランス)など一般戦も含めて3連敗を喫してシーズンを終えました。

去勢されて迎えた今年は4月のジョンポーターS(G3・イギリス)で最後方から一旦は先頭に立ったもののそこから差されて2着の後、5月のエドヴィル賞(G3・フランス)5着を経て向かった6月のシャンティイ大賞(G2・フランス。芝2400メートル)を中団待機から差し切って重賞初制覇を決めました。

その後はG1初挑戦となった6月下旬のサンクルー大賞(フランス)は勝ったコロネットから3馬身3/4差の4着でしたが、そこから間隔をとって向かった前走9月22日のオイロパ賞(G1・ドイツ。芝2400メートル)では3番手追走から直線で楽に抜け出して、G2勝ち馬アモレラに2馬身半差をつけて優勝。G1初制覇を果たしています。

香港

サザンレジェンド

せん7歳

SOUTHERN LEGEND(AUS)

血統表
1代 2代 3代
Not A Single Doubt
2001年生
Redoute's Choice デインヒル
Shantha's Choice
シングルズバー Rory's Jester
Easy Date
Donna's Appeal
2003年生
カーネギー Sadler's Wells
Detroit
Donna Natalia Anabaa
Marskin

血統

ノットアシングルダウト
キャノンベリーS、ゼディテーヴS(以上、リステッド・オーストラリア)優勝
代表産駒
  • ミラクルズオブライフ
    ブルーダイヤモンドS、ロバートサングスターS(以上、G1・オーストラリア)優勝
  • エクストリームチョイス
    ブルーダイヤモンドS、A.J.モイアS(以上、G1・オーストラリア)優勝
  • マイティーボス
    コーフィールドギニー(G1・オーストラリア)優勝
祖母
ドンナナタリア
シルバースリッパーS(G2・オーストラリア)3着、キンダーガーテンS(G3・オーストラリア)3着
3代母
マースキン
AJCジムクラックS(G3・オーストラリア)優勝

成績

サザンレジェンドは、オーストラリアでダービームンロS(リステッド。芝1200メートル)優勝、テオマークスS(G2)3着、TABドットコムS(G2)3着を含む9戦4勝の成績を収めた後、香港のC.ファウンズ厩舎へと移籍しました。

香港では2017年12月にクラス1の芝1400メートル戦に優勝。その後は重賞で3連敗を喫しましたが、続くクラス1の芝1600メートル戦を逃げ切ると、チャンピオンズマイル(G1)では中団から追い上げてビューティージェネレーションの3着に健闘。そこから5月にはシンガポールに向かい、クランジマイル(シンガポールLG1。芝1600メートル)を3馬身差で制してビッグタイトルを手にしました。

昨シーズンはクラス15着、セレブレイションC(G3)8着の後、11月の香ジョッキークラブマイル(G2)と12月の香港マイル(G1)ではビューティージェネレーションのそれぞれ3馬身差2着、3馬身1/4差3着。今年に入ってからは1月のジャニュアリーC(G3)は6着でしたが、続く香スチュワーズC(G1)ではビューティージェネレーションには3馬身差をつけられたとはいえ3着に入ると、2000メートルの距離を試した2月の香港ゴールドC(G1)では後方待機から直線でよく伸びてエグザルタントの1馬身半差2着に健闘。その後、ドバイに遠征したドバイターフ(G1・UAE)はアーモンドアイから約10馬身差の6着でしたが、続いて向かったクランジマイル(シンガポールLG1。芝1600メートル)では2馬身半差の快勝で同レース連覇を決めました。

今シーズンは10月1日のセレブレイションC(G3)4着、10月20日のシャティントロフィー(G2)5着の後、11月3日のレディースパース(G3。芝1800メートル)をコースレコードで制して香港では初めてとなる重賞勝ちを記録。続く前走11月17日の香ジョッキークラブC(G2)はエグザルタントの2馬身半差3着でした。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限り香港での開催
アイルランド

トゥルーセルフ

牝6歳

TRUE SELF(IRE)

血統表
1代 2代 3代
Oscar
1994年生
Sadlers Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Snow Day Reliance
Vindaria
Good Thought
1997年生
Mukaddamah Storm Bird
Tash
Only Great Simply Great
Enterprisor

血統

オスカー
仏ダービー(G1・フランス)2着、オカール賞(G2・フランス)2着
代表産駒
  • ビッグゼブ
    パンチズタウンチャンピオンチェイス(障害G1・アイルランド)、クイーンマザーチャンピオンチェイス(障害G1・イギリス)優勝
  • ロックオンルビー
    チャンピオンハードル(障害G1・イギリス)優勝
4代母
セイリモア
プリティポリーS(G2・アイルランド)3着
近親
コマンチチーフ
南アフリカオーナーズ&トレーナーズハンデ(G2・南アフリカ)優勝(2回)

成績

トゥルーセルフは、イギリスのD.カンティロン厩舎から2016年11月にナショナルハントフラットレース(障害馬としてキャリアを始める馬がレース経験を積むために用意されている障害のないレース)でデビューして2着になった後、アイルランドのW.マリンズ厩舎に移籍。そこからナショナルハントフラットレースを2連勝して迎えた2017年11月の初障害戦(アイルランド。芝3220メートル)にも優勝すると、続いて障害のリステッドとG3でも2着、4着に入りました。

その後は障害で4戦して1勝に留まり、2018年夏に平地に転向。7月の転向初戦は2着でしたが、10月の2戦目(アイルランド。芝2400メートル)を9馬身差で完勝すると、そこからベックフォードS(リステッド・イギリス。芝2800メートル)、ジェームズシーモアS(リステッド・イギリス。芝2400メートル)も連勝してシーズンを終えました。

今年は5月のヴィンテージティップルS(リステッド・アイルランド。芝2800メートル)で始動してこれを快勝。6月には平地重賞初挑戦となったピナクルS(G3・イギリス)でも2着に入りましたが、続く7月のスタネーラS(G3・アイルランド)で逃げて最下位。前走8月24日のイボアヘリテージハンデ(イギリス)は、一旦先頭の場面を作ってムスタジアーの6着でした。その後に新たな馬主パートナーシップが組まれ、オーストラリア遠征を敢行。オーストラリアでの初戦となった10月のジーロンC(G3・オーストラリア)は中団から直線で鋭く追い上げてプリンスオブアランの0.2馬身差2着に入ると、前走11月9日のVRCクイーンエリザベスS(G3・オーストラリア。芝2600メートル)では抜群の決め手を発揮して1馬身半差で快勝。重賞初制覇を果たしました。

イギリス

ヤングラスカル

せん4歳

YOUNG RASCAL(FR)

血統表
1代 2代 3代
Intello
2010年生
Galileo Sadler's Wells
Urban Sea
アンプレシオナント デインヒル
Occupandiste
Rock My Soul
2006年生
Clodovil デインヒル
Clodora
Rondinay Cadeaux Genereux
Topline

血統

アンテロ
仏ダービー(G1・フランス)優勝、凱旋門賞(G1・フランス)3着
代表産駒
  • アンテロジャント
    ジャンプラ賞(G1・フランス)優勝
  • スラローム
    ノアイユ賞(G3・フランス)優勝、パリ大賞(G1・フランス)2着
  • リーガルリアリティ
    サラブレッドS(G3・イギリス)、ブリガディアジェラードS(G3・イギリス)優勝
ロックマイソウル
アレフランス賞(G3・フランス)3着
叔母
ロックマイラヴ
ヴィンターケーニギン賞(G3・ドイツ)優勝

成績

イギリスのW.ハガス厩舎に所属するヤングラスカルは、3歳(2018年)4月にデビュー2戦目(芝2200メートル)で初勝利を挙げると、続くチェスターヴァーズ(G3。芝2460メートル)もディーエックスビー、ハンティングホーンといったのちの活躍馬を下して重賞初制覇。大目標の英ダービー(G1)はマサーの7着でしたが、秋にはレガシーカップS(G3。芝2200メートル)とセントサイモンS(G3。芝2400メートル)をいずれも先行策から連勝しました(後者は同着)。

今年は4月のジョンポーターS(G3)5着(アスペターが2着)、5月のジョッキークラブS(G2)6着とともに後方からの競馬で連敗しましたが、その後に去勢手術を受けての復帰戦となった前走11月4日のフラッドリットS(リステッド。オールウェザー2400メートル)を先行して3馬身差で快勝してここに臨みます。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、イギリスでの開催
フランス

コールドトゥザバー

せん5歳

CALLED TO THE BAR(IRE)

血統表
1代 2代 3代
Henrythenavigator
2005年生
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
Sequoyah Sadler's Wells
Brigid
Perfect Hedge
2002年生
Unfuwain Northern Dancer
Height of Fashion
Via Saleria アラジ
Alexandrie

血統

ヘンリーザナヴィゲーター
英2000ギニー(G1・イギリス)、愛2000ギニー(G1・アイルランド)、サセックスS(G1・イギリス)優勝
代表産駒
  • ジョージヴァンクーヴァー
    ブリーダーズカップジュベナイルターフ(G1・アメリカ)優勝
  • スディルマン
    愛フェニックスS(G1・アイルランド)優勝
  • ペドロザグレート
    愛フェニックスS(G1・アイルランド)優勝
パーフェクトヘッジ
ペネロープ賞(G3・フランス)優勝、サンタラリ賞(G1・フランス)3着
叔父
ヒーズユアマン
エプソムハンデ(G1・オーストラリア)優勝

成績

フランスのP.ブラント調教師が管理するコールドトゥザバーは、2歳時(2016年)に1戦して2着(勝ち馬はのちの凱旋門賞馬ヴァルトガイスト)。3歳5月に芝2000メートル戦を逃げ切って3戦目で初勝利を挙げると、同月下旬のリス賞(G3。芝2400メートル)も逃げて、のちのロイヤルオーク賞(G1)の勝ち馬アイスブリーズやパリ大賞(G1)の勝ち馬シャキールなどを振り切って優勝。7月にはアメリカに遠征してベルモントダービー招待S(G1)で2着に入りました。

昨年は3戦目のモスコワ賞(リステッド。芝3000メートル)を勝ったあとに去勢。秋にはグラディアトゥール賞(G3。芝3100メートル)を制し、ロイヤルオーク賞でも最後方から追い上げて2着とステイヤーとして台頭しました。

5歳となった今年は4月のライトロイヤル賞(リステッド。芝3000メートル)優勝、バルブヴィユ賞(G3)3着の後、5月のヴィコンテスヴィジエ賞(G2。芝3000メートル)を後方から鋭く伸びて3馬身差で快勝。続いてイギリスに遠征した6月のアスコットゴールドC(G1)はストラディバリウスの8着と崩れましたが、フランスに戻って迎えた前走9月8日のグラディアトゥール賞(G3。芝3100メートル)では後方から再び素晴らしい末脚を披露して2馬身差で快勝。同レースの連覇を果たしています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りフランスでの開催
イギリス

プリンスオブアラン

せん6歳

PRINCE OF ARRAN(GB)

血統表
1代 2代 3代
Shirocco
2001年生
Monsun Konigsstuhl
Mosella
So Sedulous The Minstrel
Sedulous
Storming Sioux
2006年生
ストーミングホーム Machiavellian
Try to Catch Me
Sueboog Darshaan
Nordica

血統

シロッコ
ブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)、独ダービー(G1・ドイツ)、コロネーションC(G1・イギリス)優勝
代表産駒
  • ブラウンパンサー
    愛セントレジャー(G1・アイルランド)優勝
  • ヴィントシュトース
    独ダービー、オイロパ賞(以上、G1・ドイツ)優勝
  • ジャニュアリージョーンズ
    エンリケポッソーロ大賞(G1・ブラジル)優勝
祖母
スーブーグ
フレッドダーリンS(G3・イギリス)優勝
伯父
ベストオブザベスツ
イスパーン賞(G1・フランス)優勝

成績

イギリスのC.フェローズ調教師が管理するプリンスオブアランは、2、3歳時はクラス3のハンデ戦の優勝が最良の成績でしたが、4歳にして重賞初挑戦となった一昨年5月のサガロS(G3)で2着に入りました。

その後は重賞の壁にあたっていましたが、昨年6月のベルモントゴールドCS(G2・アメリカ)で3着となり、久々に重賞で好走。シーズン後半はオーストラリアに向かい、約3か月半ぶりのレースとなった10月のハーバートパワーS(G2・オーストラリア)では3着でしたが、続く11月のホッサムハンデ(G3・オーストラリア。芝2500メートル)を差し切って重賞初制覇を果たし、さらにそこから中2日で臨んだメルボルンC(G1・オーストラリア)でも、直線で一旦先頭に立つ場面を作って3着に健闘。暮れの香港ヴァーズ(G1・香港)は8着でしたが、1月から12月までタフに戦い抜きました。

今年は昨年と同様にドバイで始動して、ドバイシティーオブゴールド(G2・UAE)4着、ドバイゴールドC(G2・UAE)9着。イギリスに戻ってグロリアスS(G3)が最下位5着、イボアヘリテージハンデが8着と少し物足りない走りが続いていましたが、9月のセプテンバーS(G3)で内から伸びて3着に入ると、オーストラリアに渡って迎えた10月12日のハーバートパワーS(G2・オーストラリア)では、5番手追走から一旦は直線で先頭に立っての2着と復調。さらに10月23日のジーロンC(G3・オーストラリア。芝2400メートル)を先行抜け出しの競馬で優勝すると、続いて向かった前走11月5日のメルボルンC(G1・オーストラリア)でも好位からしぶとく伸びて2着(3位入線、繰り上がり)に入りました。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限りイギリスでの開催
アイルランド

マウントエベレスト

牡3歳

MOUNT EVEREST(IRE)

血統表
1代 2代 3代
Galileo
1998年生
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Urban Sea Miswaki
Allegretta
Six Perfections
2000年生
Celtic Swing ダミスター
Celtic Ring
Yogya Riverman
Pasadoble

血統

ガリレオ
英ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(以上、G1・イギリス)、愛ダービー(G1・アイルランド)優勝。英愛チャンピオンサイヤーここ9年連続10回
代表産駒
  • フランケル
    ヨーロッパ年度代表馬2回。英チャンピオンS、英2000ギニー(以上、G1・イギリス)を含む14戦無敗
  • マインディング
    ヨーロッパ年度代表馬。英1000ギニー、英オークス、クイーンエリザベスⅡ世S(以上、G1・イギリス)、優勝
  • オーストラリア
    英ダービー(G1・イギリス)、愛ダービー(G1・アイルランド)、インターナショナルS(G1・イギリス)優勝
シックスパーフェクションズ
ブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)、ジャックルマロワ賞、マルセルブサック賞(以上、G1・フランス)優勝
全兄
ユカタン
ハーバートパワーS(G2・オーストラリア)、愛インターナショナルS(G3・アイルランド)優勝
近親
ミエスク
英1000ギニー(G1・イギリス)、仏1000ギニー(G1・フランス)、ブリーダーズカップマイル2回(G1・アメリカ)など優勝

成績

アイルランドのA.P.オブライエン調教師が管理するマウントエベレストは2歳(2018年)8月にデビュー3戦目(アイルランド。芝1600メートル)で初勝利を挙げると、続くベレスフォードS(G2・アイルランド)ではのちのインターナショナルS(G1・イギリス)の勝ち馬ジャパンの2着に入りました。

今年は9月にようやく復帰してキルターナンS(G3・アイルランド)が追い込んで4着、ゴドルフィンS(リステッド・イギリス)は先行して4着でしたが、3戦目のトライゴーS(リステッド・アイルランド。芝2000メートル)ではゴール前で差し切って2勝目をマーク。続く前走11月2日のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)はスタートが遅く後方からの競馬となりましたが、直線で差を詰めて、勝ったブリックスアンドモルタルからは約2馬身3/4差、3着アンソニーヴァンダイクからは1馬身+アタマ差の6着に入りました。

香港

イーグルウェイ

せん7歳

EAGLE WAY(AUS)

血統表
1代 2代 3代
More Than Ready
1997年生
サザンヘイロー Halo
Northern Sea
Woodman's Girl Woodman
Becky Be Good
Wedgetail Eagle
1997年生
Lure Danzig
Endear
La Favorita シアトルダンサーⅡ
Golden Rhyme

血統

モアザンレディ
キングズビショップS(G1・アメリカ)優勝
代表産駒
  • ユニ
    ブリーダーズカップマイル、ファストレディS、メイトリアークS(以上、G1・アメリカ)優勝
  • ロイエイチ
    ブリーダーズカップスプリント2回、サンタアニタスプリントチャンピオンシップS2回(以上、G1・アメリカ)優勝
  • セブリング
    ゴールデンスリッパーS(G1・オーストラリア)優勝
半姉
インプレッシヴイーグル
ロバートサングスターS(G1・オーストラリア)3着
アサーティヴイーグル
A.V.キューニーS(G2・オーストラリア)2着

成績

イーグルウェイは、最初オーストラリアのG.ムーア調教師、続いてB.ガイ厩舎に所属。2016年6月のクイーンズランドダービー(G1・オーストラリア。芝2400メートル)優勝を含む13戦4勝の成績を残した後、香港のJ.ムーア厩舎(香港チャンピオントレーナー7回)に移籍しました。

香港では2017年4月のクイーンマザーメモリアルC(G3。芝2400メートル)を後方から鋭く伸びて優勝。香港での重賞初制覇を果たすと、続くチャンピオンズ&チャターC(G1)でも3着に入りました。

2017-2018年シーズンは、10戦して2018年1月のジャニュアリーC(G3。芝1800メートル)の1勝のみ。G1では4月のクイーンエリザベスⅡ世Cでパキスタンスターの3着に入ったのが最良の成績でした。

2018-2019年シーズンは3戦目となった11月の香ジョッキークラブC(G2。芝2000メートル)で後方2番手追走から同じ負担重量だったエグザルタントを差し切って優勝。当時のコースレコードとなる1分59秒30をマークしました。しかし、続く香港ヴァーズ(G1)でエグザルタントの4着に終わると、今年1月のジャニュアリーC(G3)が最下位(10着)、2月の香港ゴールドC(G1)も6着、続く4月のチェアマンズトロフィー(G2)では後方から鋭く追い上げてビューティージェネレーションの2着に入りましたが、そこからクイーンエリザベスⅡ世C(G1)とチャンピオンズ&チャターC(G1)で2戦続けて9着に敗れてシーズンを終えました。

そして迎えた今シーズンも10月20日のシャティントロフィー(G2)、11月3日のレディースパース(G3)、そして最後の直線で不利のあった前走11月17日の香ジョッキークラブCと3戦続けて6着に敗れています。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限り香港での開催
香港

ホーホーカーン

牡5歳

HO HO KHAN(NZ)

血統表
1代 2代 3代
マクフィ
2007年生
Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Dhelaal Green Desert
Irish Valley
China Choice
2005年生
Encosta De Lago Fairy King
Shoal Creek
Mulan Princess Kaapstad
Madam Valeta

血統

マクフィ
英2000ギニー(G1・イギリス)、ジャックルマロワ賞(G1・フランス)優勝
代表産駒
  • メイクビリーヴ
    仏2000ギニー、フォレ賞(以上、G1・フランス)優勝
  • ボヌヴァル
    ATCオークス(G1・オーストラリア)、ニュージーランドオークス(G1・ニュージーランド)、アンダーウッドS(G1・オーストラリア)優勝
  • ソフィアローザ
    ATCオークス(G1・オーストラリア)優勝
祖母
ムーランプリンセス
ヒルS(G2・オーストラリア)優勝
叔母
ロイヤルディセント
ATCオークス(G1・オーストラリア)優勝

成績

ホーホーカーンはニュージーランドでムランチの名前でデビューして4戦1勝。その後、トレードされて香港のD.ホール厩舎に移籍。現在の名前に変りました。

香港では昨年11月に4戦目(クラス3の芝1800メートル)で初勝利を挙げると、そこから3連勝で今年1月にはクラス2ハンデ(芝1800メートル)も優勝。その後は香港クラシックC7着、香港ダービー5着、クラス1ハンデも3着でしたが、続いて向かった5月のクイーンマザーメモリアルC(G3。芝2400メートル)を中団から差して2馬身半差で快勝。重賞タイトルを手中に収めました。

今シーズンは10月20日のクラス2ハンデで最下位13着、11月3日のレディースパース(G3)7着を経て、前走11月17日の香ジョッキークラブC(G2)は最後方から直線勝負にかけましたがエグザルタントから6馬身差の5着でした。

  • 注記:成績文中に記載のあるレースは、断りのない限り香港での開催

文:秋山 響(TPC)

国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: