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●イルミネーション(Illumination)ジャンプステークス
イルミネーションは、英語で「照明、電飾」の意味。クリスマスが近付くにつれ、冬のイベントとしてイルミネーションが飾られ、本競走が施行される中山競馬場でも、正門前広場で幻想的なクリスマスイルミネーションを見ることが出来る。
●葉牡丹(はぼたん)賞
葉牡丹は、ヨーロッパ原産のアブラナ科の越年草。キャベツの一品種であるが、結球しない。葉は冬に白・黄・紫・紫紅・鮮紅・淡紅色などに変化し、観葉植物として栽培される。花言葉は「物事に動じない」。
●アクアライン(Aqualine)ステークス
アクアラインは、千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結んでいる海上道路と海底トンネルからなる自動車専用道路。平成元年に着工し、9年12月に開通となった。海上パーキングエリア「海ほたる」は、レストランやアミューズメント施設が入り、観光名所となっている。
●スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(GII)
本競走は、昭和42年に創設された重賞競走。現在の平地競走の中では最長の3,600mで争われる。平成9年に負担重量がハンデキャップから別定に変更された。競走名のステイヤー(Stayer)は、英語で「耐える者、持ちこたえる者」の意味。その名が示すとおり、馬にも騎手にも長丁場を耐え抜く持久力が要求される。
スポーツニッポンは、スポーツニッポン新聞社が発行する昭和24年創刊のスポーツ紙。スポーツニッポン新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて施行されている。
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●霞ヶ浦(かすみがうら)特別
霞ヶ浦は、茨城県南部の湖。鹿島灘寄りの北浦に対し、西浦とも呼ばれる。湖の面積167.6km2は琵琶湖に次いで国内第2位の広さ。最大水深は7m。北と西にそれぞれ高浜入と土浦入があり、桜川、小野川、恋瀬川などが流入し、南東端で常陸利根川と横利根川が利根川に流れ出ている。湖は淡水でワカサギ、シラウオ、コイ、エビなどが獲れる。湖の大部分が水郷筑波国定公園に含まれている。
●市川(いちかわ)ステークス
市川は、千葉県北西部にある市。昭和9年(1934)市制施行。市街地は国道14号線に沿って東へ八幡、中山へと発展している。江戸川を挟み東京都と隣接しており、都心から20km圏内に位置し、首都圏のベッドタウンとして発展している。南部は住宅地で、北部の下総台地には今も豊かな自然が残っており、梨栽培などの農業が盛ん。
●ターコイズ(Turquoise)ステークス
ターコイズは、12月の誕生石であるトルコ石のこと。不透明な鉱物で、少量の鉄を含んでいることもある。色は碧青または淡緑で、その独特な色合いから「ターコイズブルー」とも呼ばれる。装飾用に用いられる場合は丸く卵形に磨かれる。トルコでは産出されないが、トルコを通じてヨーロッパに輸入されたため、トルコ石の名がついた。主な産出地はイラン、アメリカ、中国。 |
●黒松(くろまつ)賞
黒松は、マツ科の常緑高木。東北から九州の海岸近くに生える。樹皮は灰黒色で、亀甲状の裂け目がある。葉は二枚ずつ対に付き、針状で硬い。潮風に耐えられるので、防風林として用いられる。また、盆栽や庭木としても植えられ、材は建築や土木、パルプなどにも用いられる。
●幕張(まくはり)特別
幕張は、千葉県千葉市美浜区の地名。かつては東京湾臨海部の浅瀬の干潟であったが、大規模な都市開発により、住宅・オフィスビル・大学などが立ち並ぶ都市へと発展した。幕張メッセやプロ野球チームの千葉ロッテマリーンズの本拠地であるQVCマリンフィールドがある。
●北総(ほくそう)ステークス
北総は、旧国名・下総の別称。現在の千葉県北部、茨城県南部、埼玉県東辺および東京都の東辺に跨る地域を指す。住宅地として開発が進む一方、サツマイモ・ダイコンなどの近郊農業も盛ん。
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●舞浜(まいはま)特別
舞浜は、浦安市行政区画の名称。名はアメリカ合衆国フロリダ州のディズニー・ワールドの近くにある「マイアミビーチ」にちなんで命名された。この由来のとおり、大規模リゾート施設「東京ディズニーリゾート」がある。
●美浦(みほ)ステークス
美浦は、茨城県の南部、稲敷郡北部の霞ヶ浦に面した村。湖岸の低湿地帯には水田が広がり、低い台地には畑地が多い。霞ヶ浦に面した安中台地にある陸平貝塚は、縄文時代の遺跡で、明治12年(1879)に日本人の手で初めて発掘調査された遺跡である。
昭和53年にJRAの競走馬調教施設である美浦トレーニング・センターが開設された。
●カペラステークス(GIII)
本競走は、秋季競馬における短距離ダート競走の充実を図る観点から、平成20年に創設された重賞競走。
カペラ(Capella)は、ぎょしゃ座のアルファ星のこと。ラテン語で「牝の仔ヤギ」の意味。冬になると、カペラ・アルデバラン・リゲル・シリウス・プロキオン・ポルックスの6つの恒星で冬のダイヤモンドを構成する。
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●ひいらぎ賞
ひいらぎ(柊)は、モクセイ科の常緑喬木。関東以西の山地に自生し、庭木にも使用される。高さは3m程度で葉は対生し、長楕円形で鋭い鋸歯がある。初冬、葉腋に白色の芳香がある花をつけ、核果は紫黒色に熟す。その葉と実はクリスマスの飾りにも用いられる。花言葉は「先見の明」。
●香取(かとり)特別
香取は、千葉県北部にある市。平成18年に佐原市・小見川町・山田町・栗源町の1市3町が合併して誕生した。市に鎮座する香取神宮は、下総国一の宮で旧官幣大社。古来、鹿島神宮とともに軍神として尊崇されてきた。
●ディセンバー(December)ステークス
ディセンバーは、英語で「12月」の意味。ラテン語で「10」を意味する「Decem」が語源。古代ローマ暦では、現在の3月を年始としていたため、現在の12月は第10月であったことに由来する。
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●千葉テレビ杯
千葉テレビは、昭和46年開局のUHFの放送局。千葉市中央区に本社を置き、千葉県と東京湾環状地帯を放送エリアとしている。本競走は、平成2年より同社から寄贈賞を受けて施行されている。
●仲冬(ちゅうとう)ステークス
仲冬は、陰暦11月の異称。冬期3ヶ月の中の月という意味を持つ。
●朝日杯フューチュリティステークス(GI)
本競走は、2歳馬によるチャンピオン決定戦として昭和24年に創設された『朝日杯3歳ステークス』を前身とする競走。平成3年に牡・せん馬限定となったが、16年に牡・牝馬限定となりせん馬の出走が不可となった。 施行距離は、創設時の1,100mから昭和34年に1,200mに延長され、37年以降は現行の1,600mに定着している。また、平成13年には『朝日杯フューチュリティステークス』と名称が変更された。
フューチュリティ(Futurity)は、英語で「未来、将来、前途」の意味。
●南総(なんそう)ステークス
南総は、旧国名・上総の別称。現在の千葉県南部一帯を指す。大化改新(645年)の際、現在の千葉県は上総と下総の2国に分離されたが、江戸時代まで現在の千葉県にあたる地域を構成していた国のうちで、下総を北総というようになったのに対し、上総の異称として南総が使われた。また、房総半島の南部を南総ということもある。
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●クリスマスローズステークス
クリスマスローズは、きんぽうげ科のヘルレボルス・ニーゲルのこと。ヨーロッパや西アジアなどが原産で約20種類が分布する。草丈は20〜30cmで、花弁は小さくおしべに隠れるが、その分大きな5枚の萼(がく)がある。色は白色で桃色を帯びる。開花は12月〜4月に渡る。花言葉は「追憶」「私を慰めて」。
●農林水産省賞典中山大障害(J・GI)
本競走は、昭和9年(1934)に当時中山競馬倶楽部の理事長であった肥田金一郎氏が、東京競馬場の東京優駿(日本ダービー)に匹敵する中山競馬場の名物レースとする目的で創設した。
当時の障害の規模は、大土塁障害(通称赤レンガ)が高さ1.4m、幅2.2m、大竹柵障害が高さ1.6m、いけ垣障害が高さ1.5m、幅2.7mで現在の障害より大きく、合計10回の飛越とバンケットを6回上り下りするという過酷なものであった。これまで何度か距離の変更を経て、47年秋からは創設時の4,100mに戻され、障害レースのスピード化に伴う事故防止のため障害の規模を多少縮小したものの、我が国では最も難度の高いレースであり『華の大障害』と呼ばれて親しまれている。
平成11年の障害重賞格付けにおいて、最高峰のJ・GIとされ、負担重量も別定から定量に変更された。なお、10年までは春・秋と年2回施行されてきたが、11年より春は『中山グランドジャンプ』として施行されている。
●ラピスラズリ(Lapis Lazuli)ステークス
ラピスラズリは、藍青色を呈し、飾り石として古代から用いられる鉱物。12月の誕生石としても知られる。主な産出地はアフガニスタン。瑠璃、ラズライトとも呼ばれる。
●冬至(とうじ)特別
冬至は、24節気の一つで、太陽が黄赤道から最も離れた冬至点を通過するときのこと。
北半球では、一年中で最も昼が短くなる。クリスマスも冬至の祭りに由来すると言われている。我が国では、この夜に一陽来復をもたらす弘法大師などの神聖な旅人が、村々を訪れると言い伝えられ、大師講を行う地方もある。また、カボチャやコンニャクを食べ、ゆず湯に入れば無病息災で過ごせると言われている。 |
●ホープフル(Hopeful)ステークス
ホープフルは、英語で「希望に満ちた、望みを持つ」の意味。
●グッドラック(Goodluck)ハンデキャップ
グッドラックは、英語で「幸運を祈る、ごきげんよう」といった別れの挨拶に使われる語。
●師走(しわす)ステークス
師走は、陰暦12月の異称。太陽暦の12月の意にも用いられる。名は、日頃落ち着いている先生(師匠)も気忙しい年末を迎えると慌ただしく走り回るように、12月は忙しく、落ち着かない月ということに由来する。
●有馬記念(グランプリ)(GI)
本競走は、昭和31年に創設された『中山グランプリ』を前身とする競走。当時、暮れの中山競馬は中山大障害が最大の呼び物であったが、東京競馬場の東京優駿(日本ダービー)と比較すると華やかさに欠けることは否めなかった。そこで当時の理事長であった有馬頼寧氏が、中山競馬場新スタンド竣工を機に「暮れの中山競馬にも日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案し、創設された。ところが、第1回の成功の興奮が冷めやらぬ翌32年1月9日、創設者である有馬理事長が急逝したため、同氏の名前を取って『有馬記念』と改称された。以来、暮れの風物詩として親しまれ、幾多の名馬が名勝負を展開している。
また本競走は、出走馬がファン投票で選出される。ファン投票で出走馬が決定されるのは宝塚記念(GI)と本競走の2競走である。
●ノエル(Noel)賞
ノエル(Noel)は、フランス語でクリスマスの意。一般的に日本ではキリストの降誕祭を表現する時は、英語のクリスマス(Christmas)が使われることが多いが、薪の形をしたクリスマスケーキのブッシュ・ド・ノエルやクリスマスローズの事を指すローズ・ド・ノエルなど、ノエルもクリスマスを表現する言葉としてしばしば用いられる。また、フランス語で「メリークリスマス!」は"Joyeux Noel!"と表現する。 |
●冬桜賞
冬桜は、バラ科の落葉高木のこと。小葉桜とも呼ばれ、晩秋から初冬にかけて白色、一重の花を咲かせる。花言葉は「冷静」。
●クリスマスカップ
クリスマスは、キリスト降誕祭のこと。キリスト教圏では、クリスマスを主に家族と過ごし、プレゼントを交換する風習がある。日本では、明治時代以降、年中行事として定着したと言われている。
●近代競馬150周年記念2012フェアウェル(Farewell)ステークス
本競走は、近代競馬150周年を記念して施行される。
フェアウェルは、「ごきげんよう、さようなら」を意味する英語。別れ際などに言い交わす言葉。
●ハッピーエンドカップ
本競走は、幸福な結末を迎えられることを願うレースとして「ハッピーエンド」を冠している。 |
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