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特別レース名解説  3回 中京競馬
【第1日】 12月1日(土)
●鳴海(なるみ)特別
 鳴海は、名古屋市緑区の地名。東海道の旧宿場町。かつては海岸であり、鳴海潟と呼ばれていた。

●金鯱賞(GII)
 本競走は、昭和40年に創設された重賞競走。当初は1,800mで争われていた。グレード制の導入後はGIIIで施行されていたが、平成8年にGIIに格上げされた。それに伴い、負担重量がそれまでのハンデキャップから別定重量となり、距離も2,000mに変更された。また、本年より開催時期が春から秋の中京競馬へと変更になり、中長距離路線のローテーション上重要な位置を占める競走となっている。
 競走名は、名古屋城のシンボルである"金の鯱(しゃちほこ)"に因んで名付けられた。鯱は水を呼び、火を防ぐといわれている。

●犬山(いぬやま)特別
 犬山は、愛知県北西部にある市。市の西部には濃尾平野、東部には丘陵地が広がる。市内を流れる木曾川に面して国宝の犬山城があり、江戸時代は城下町として栄えた。飛騨木曾川国定公園に属する日本ライン、犬山公園、入鹿池、明治村などがあり、紡績、パルプ工業が盛ん。

【第2日】 12月2日(日)
●浜名湖(はまなこ)特別
 浜名湖は、静岡県西南部に位置する汽水湖。総面積70km、最大深度13m。今切より遠州灘に通じる。弁天島・猪鼻湖・引佐細江などの名勝があり、養殖ウナギでも有名。

●浜松(はままつ)ステークス
 浜松は、静岡県西部にある政令指定都市。磐田市、愛知県豊橋市などに隣接し、繊維・楽器・輸送機器産業などが盛ん。戦国時代には徳川家康が同地を17年間本拠とし、数々の戦いを繰り広げた。
 なお、同市にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるエクセル浜松がある。

●三方ヶ原(みかたがはら)特別
 三方ヶ原は、現在の浜松市北区三方原町近辺を指す。元亀3年(1573)、武田信玄の率いる軍が、西上作戦の過程で徳川家康の軍を破った三方ヶ原の戦いが起こった。

【第3日】 12月8日(土)
●つわぶき賞
 つわぶきは、キク科の多年草。東北地方以南の暖地の海辺に野生する。その葉がフキに似ており、葉の表面がつやつや光っているので、艶蕗(つやふき)からつわぶきの名が付いたと言われている。10月頃から初冬にかけて、高さ50〜60cmの太い茎を立て、上方に枝を分けて、キクのような鮮黄色の美しい頭状花を開く。花言葉は「謙譲」。

●豊明市市制施行40周年記念豊明(とよあけ)特別
 本競走は、豊明市市制施行40周年を記念して施行される。
豊明は、愛知県中部にある市。地名は酒造業を営んでいた伊藤家の屋号「豊倉屋」の「豊」と明治の「明」に由来する。市内には桶狭間の古戦場や、昭和28年に開設された中京競馬場がある。

●茶臼山(ちゃうすやま)特別
 茶臼山は、愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村にまたがる山。標高1,415m。愛知県下で最も高く、山域は天竜奥三河国定公園に指定されている。茶臼山高原スキー場や、山頂までのハイキングコースが整備されている。

【第4日】 12月9日(日)
●大須(おおす)特別
 大須は、名古屋市中区の地名。大須観音がある。現在は東京・秋葉原、大阪・日本橋と並ぶ電気街として発展しており、多くの人で賑わう街となっている。

●尾張(おわり)ステークス
 尾張は、旧国名のひとつ。現在の愛知県の西部にあたる。東海道の一国で、畿内と東国を結ぶ交通の要地。国府と国分寺は今の稲沢市に置かれた。平安時代の律令施行細則である『延喜式』によれば、尾張は上国(一等国)で8郡あったと記されている。戦国時代には、織田信長、豊臣秀吉といった有名武将を輩出し、江戸時代は、御三家筆頭の尾張徳川家の所領となった。明治5年(1872)には、三河を併せて愛知県となった。

●栄(さかえ)特別
 栄は、名古屋市中区にある町名、また栄交差点を中心に広がる繁華街。東海地方を代表する商業地区であり、百貨店や高級ブランド店が立ち並び、名古屋のシンボルの一つ名古屋テレビ塔もある。

【第5日】 12月15日(土)
●名古屋日刊スポーツ杯
 名古屋日刊スポーツは、昭和44年の創刊。名古屋本社は、大阪日刊スポーツ新聞社名古屋支社が分離独立して平成7年に設立された。本競走は、平成15年に名古屋日刊スポーツ社より寄贈賞を受けて施行されている。

●農林水産省賞典愛知杯(GIII)
 本競走は、昭和38年に創設された重賞競走。当時は外国産馬以外のすべての馬に出走資格が与えられていたが、47年に内国産種牡馬の奨励と保護の一環として、父内国産馬限定競走となった。平成16年からは牝馬限定の競走として改められ、18年より施行時期を6月から12月に移設して現在に至っている。

●鳳来寺山(ほうらいじさん)特別
 鳳来寺山は、愛知県新城市にある山。標高695m。鳳来寺山頂付近には、大宝2年(702)文武天皇の勅令により、利修仙人が建立したとされる真言宗五智教団の本山がある。本尊は峰薬師如来で古くから信仰の中心地であった。山全体が国の名勝・天然記念物に指定されている。

【第6日】 12月16日(日)
●長良川(ながらがわ)特別
 長良川は、岐阜県郡上市にある大日岳に源を発し、岐阜県中央部を流れる川。岐阜県北部の山岳地帯を南流し、美濃平野を経て、三重県桑名市の東で伊勢湾に注ぐ。全長約166kmで揖斐川、木曽川とともに木曽三川のひとつである。夏の間行われる鵜飼が有名。

●中京日経賞
 日本経済新聞は、明治9年(1876)年創刊の日刊紙。本競走は、昭和47年に日本経済新聞社より寄贈賞を受けて施行されている。

●桑名(くわな)特別
 桑名は、三重県北東部の市。江戸時代は東海道42番目の宿場町として栄え、熱田・宮宿(みやのしゅく)から伊勢湾の海上七里を海路で渡る「七里の渡し」の舟着き場があり、東海道の要所であった。現在は、鋳物工業を中心とする機械産業が盛ん。長島温泉、国の名勝・重要文化財として指定されている六華苑など観光資源にも恵まれた都市。