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特別レース名解説 3回 福島競馬
【第1日】 11月3日(祝・土)
●小野川湖(おのがわこ)特別
 小野川湖は、福島県北部にある湖。檜原湖、秋元湖とともに裏磐梯三湖を形成している。裏磐梯三湖中では最も小さい。北から小野川湖に注ぐ上流の小野川湖湧水は環境省の名水百選に選ばれ、その源流には落差20mの雄大な不動滝も見られる。

●磐梯山(ばんだいさん)特別
 磐梯山は、福島県中北部、猪苗代湖の北にそびえる標高1,816mの成層火山。会津富士、大磐梯などとも呼ばれる。北壁の小磐梯山は明治21年(1888)に大爆発を起こし、この時に噴出した泥流は、北麓の檜原川と長瀬川を堰止め、檜原湖・秋元湖・小野川湖・五色沼など多くの湖沼群を造り出した。日本百名山の1つ。

●二本松(にほんまつ)特別
 二本松は、福島県中北部に位置する市。江戸時代には奥州街道の宿駅、丹羽氏の城下町として栄えた。家具製造・酒造・繊維工業などが盛んで、秋に行われる「二本松の菊人形」、「二本松の提灯祭」は、二本松を代表する祭である。

【第2日】 11月4日(日)
●会津(あいづ)特別
 会津は、福島県西部の会津盆地を中心とした地域。会津若松・喜多方の2市と、南会津・耶麻・河沼・大沼の4郡からなる。崇神天皇の時代に、四道将軍の一人・武淳河別命(たけぬなかわわけのみこと)が、北陸からきた大彦命(おおびこのみこと)とこの地で出会ったことから「相津」の名がつき、後に「会津」と改められた。

●フルーツライン(Fruit line)カップ
 フルーツラインは、福島市の西側に広がる吾妻連峰の麓を走る、約14kmにわたる道の愛称。沿道は果物の生産が盛んで、6月のサクランボに始まり、夏にはモモ、そして秋にはナシ・ブドウ・リンゴと収穫される果物の種類も豊富である。

●檜原湖(ひばらこ)特別
 檜原湖は、福島県耶麻郡北塩原村にある湖。秋元湖、小野川湖とともに裏磐梯三湖を形成している。明治21年(1888)の磐梯山の噴火で長瀬川の上流が泥流に堰き止められてできた堰止め湖。南岸は磐梯高原観光の中心となっており、ブラックバスやワカサギ釣りなどを目的に多くの観光客が訪れる。

【第3日】 11月10日(土)
●三春駒(みはるこま)特別
 三春駒は、福島県三春地方産の馬。洋種の馬が輸入されるまで、南部駒とともに全国に知られた。また、三春地方で作る木製で彩色した馬の郷土玩具。坂上田村麻呂が東征したときに苦戦を救った木馬が元になったと伝えられ、子育ての縁起物として有名である。福島競馬場のゴール板の上にも飾られている。

●福島放送賞
 福島放送は、郡山市に本社を置く放送局。昭和56年開局で、ANN(テレビ朝日)系列。本競走は、昭和62年より同社から寄贈賞を受けて施行されている。

●五色沼(ごしきぬま)特別
 五色沼は、磐梯朝日国立公園の裏磐梯高原に散在する200余の小湖沼群の総称。明治21年(1888)に磐梯山が噴火した際、流出した泥流のくぼみに水がたまり沼となった。湖水中の成分や、日光および湖の深さなどの条件で湖面が青・赤・緑・コバルトブルー・エメラルドグリーンなど五色に変化することからこの名がついた。五色沼一帯には散策路が設けられ、宿泊施設が集まるなど、観光地として発展をしている。

【第4日】 11月11日(日)
●霊山(りょうぜん)特別
 霊山は、福島県伊達市と相馬市の境に位置する山。標高825m。玄武岩が風雨によって侵食されてできた奇岩の名勝地。霊山は、国の史跡・名勝に指定されている。

●みちのくステークス
 みちのくは、旧国名。陸奥の平安時代の呼び名で「道奥」とも書く。陸奥は旧国名の1つで、現在の青森県・岩手県・宮城県・福島県と秋田県の一部にあたる。7世紀に成立し、陸奥で産出される金・馬・毛皮などは珍重された。

●西郷(にしごう)特別
 西郷は、福島県南部、西白河郡の村。村内には旭岳を源流とする阿武隈川が流れる。源流の清冽な流れは美しい渓谷美を生み出し、四季折々にその表情を変える。阿武隈川に架かる雪割橋からは、秋になると一面朱色の紅葉を楽しむ事が出来る。
 なお、西郷村にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ新白河がある。

【第5日】 11月17日(土)
●伊達(だて)特別
 伊達は、福島県北部に位置する市。平安時代に伊達郡が置かれ、鎌倉時代以降伊達氏がこの地域を支配した。干し柿の一種であるあんぽ柿や桃が特産。平成18年に伊達町・梁川町・保原町・霊山町・月舘町の5町が合併して誕生した。

●河北新報杯
 河北新報社は、仙台市に本社を置く新聞社。明治30年(1897)創刊の河北新報を刊行する。本競走は、昭和33年より同社から寄贈賞を受けて施行されている。

●小峰城(こみねじょう)特別
 小峰城は、小峰ヶ岡と呼ばれる標高370mの東西に長い独立丘陵を利用して築城した平山城。白河城とも呼ばれる。日本100名城の1つであり、盛岡城、会津若松城とともに東北三名城の1つにも数えられている。

【第6日】 11月18日(日)
●福島2歳ステークス
 本競走は、昭和35年に福島競馬での2歳チャンピオン決定戦として創設された競走。34年以前は『3歳特別競走』、『3歳優勝競走』などの名称で、同様の競走が施行されていた。

●近代競馬150周年記念農林水産省賞典福島記念(GIII)
 本競走は、近代競馬150周年を記念して施行される。
 昭和40年に創設された3歳以上馬による重賞競走。第1回から2,000m、ハンデキャップ競走で行われている。当初は、夏の福島競馬を代表するレースとして施行されていたが、49年に秋季に移設され、秋の福島競馬のフィナーレを飾るレースとして定着している。

●相馬(そうま)特別
 相馬は、福島県北東部の市。江戸時代は相馬氏の城下町であった。「相馬野馬追祭」が有名で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。