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特別レース名解説 2回 中山競馬
【第1日】 2月25日(土)
●水仙(すいせん)賞
 水仙は、ヒガンバナ科の多年草。早春に白や黄色で中央に副花冠を持つ花を横向きにつける。原産地は地中海の沿岸。主に本州、四国、九州の海岸部を中心に自生している。花言葉は「自己愛」「自己主義」。

●アクアマリン(Aquamarine)ステークス
 アクアマリンは、緑柱石のうち透明でスカイブルーの色調をした宝石。3月の誕生石。名前はラテン語の「aqua(水)」と「marina(海の)」に由来している。加熱されることでより青みを持ち、時間をおいても色褪せることがない。

●千葉(ちば)ステークス
 千葉は、関東地方南東部の県。かつての安房・上総二国と下総国の大部分を占める。東京湾沿岸には工業地帯が広がり、県内ほぼ全域で温暖な気候を利用した農業も盛ん。

【第2日】 2月26日(日)
●潮来(いたこ)特別
 潮来は、茨城県南東部の市。平成13年に行方郡潮来町と牛堀町が合併して誕生した。江戸時代には、鹿島・香取・息栖(いきす)の三社詣や、霞ヶ浦水運の中心地として発展した。水郷の市として知られ、河川沿いには多くのあやめが咲き誇る。

●ブラッドストーン(Bloodstone)ステークス
 ブラッドストーンは、暗緑色で不透明な素地に赤い斑点の入った石。主な産出地はインド・オーストラリア・アメリカ。心の平和や誠実を象徴する石とされており、良質な物は宝石として珍重される。

●中山記念(GII)
 本競走は、昭和11年創設の重賞競走。5年に創設された『内国産馬競走4000米』と、8年に創設された『中山5歳馬特別競走』を前身とする。11年に日本競馬会が設立された際、この両レースを廃し、各々のレースの趣旨を受け継いだ4歳以上、3,200mのハンデキャップ戦として本競走が創設された。その後徐々に施行距離が短縮され、32年に現行の1,800mとなり、47年には負担重量がハンデキャップから別定重量に変更された。

【第3日】 3月3日(土)
●黄梅(おうばい)賞
 黄梅は、中国原産のモクセイ科の落葉小低木。日本には江戸時代の初期に渡来したとされている。花が梅に似ていることが名前の由来だが、本来は梅ではなくジャスミンの仲間である。花言葉は「控えめな美」。

●スピカ(Spica)ステークス
 スピカは、おとめ座のアルファ星。春の宵、南の空に見える白色の1等星。ラテン語で「麦の穂」の意味を持つ。純白に輝くことから「真珠星」の和名を持つ。

●夕刊フジ賞オーシャンステークス(GIII)
 夕刊フジは、産業経済新聞社が発行している夕刊紙。昭和44年創刊。東京と大阪に本社を置く。本競走は、同社からの寄贈賞を受けて施行される。
 オーシャン(Ocean)は、英語で「大洋」「大海」「海洋」といった意。太平洋は英字で表記すると「the Pacific Ocean」、大西洋は「the Atlantic Ocean」となる。
 本競走は、スプリント路線の向上を図る観点から、平成18年より重賞競走として施行されている。

【第4日】 3月4日(日)
●富里(とみさと)特別
 富里は、千葉県北部の市。北総台地の中央に位置している。江戸時代には、徳川幕府直轄の野馬放牧地であった佐倉七牧の中の高野牧と内野牧があり、明治時代においても下総御料牧場が置かれたことから「馬のふるさと」として知られている。スイカやニンジンなどが特産。

●上総(かずさ)ステークス
 上総は、現在の千葉県の中部に当たる旧国名。明治6年(1873)に、安房、下総と併せて千葉県と改称した。

●報知杯弥生賞(GII)(皐月賞トライアル)
  本競走は、昭和39年に創設された3歳馬による重賞競走。幾度かの距離の変更を経た後、59年に現行の2,000mとなった。なお、本競走の3着までの馬には皐月賞への優先出走権が与えられる。
弥生は、陰暦で3月の呼称。
 報知新聞社は、東京と大阪に本社を置く読売新聞社系の新聞社。本競走は昭和45年から、同社より寄贈賞を受けている。

【第5日】 3月10日(土)
●館山(たてやま)特別
 館山は、千葉県房総半島南部の市。南房総国定公園の中心地であり、風光明媚な館山湾や館山野鳥の森など、自然にあふれる風景が広がっている。

●サンシャイン(Sunshine)ステークス
 サンシャインは、英語で「日差し」「ひなた」「晴天」「幸せの源」などを意味する言葉。

●アネモネ(Anemone)ステークス(桜花賞トライアル)
 アネモネは、南ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の多年草。花の色は赤、白、紫、青などで、ぼかし咲きもある。花言葉は「君を愛す」「恋の苦しみ」。
 本競走は、平成3年から桜花賞のトライアルレースとなり、2着までの馬に優先出走権が与えられる。

【第6日】 3月11日(日)
●両国(りょうごく)特別
 両国は、東京都墨田区南西部、隅田川東岸の地名。名前は隅田川が武蔵と下総の両国の境をなしたことに由来する。かつては両国橋の東西両岸の地域を指していたが、橋の東側に両国国技館や両国駅などが設置されたことで、次第に東両国のみを両国と呼ぶようになった。

●東風(こち)ステークス
 東風は、東から吹く風、春風などという意味。春を告げる風として雅語に取り入れられている。

●ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GIII)
 本競走は、昭和58年にアメリカのメリーランド州にあるローレルパーク競馬場との親善を深めるために創設された牝馬限定の重賞競走。創設当初は芝2,000m、4歳以上ハンデキャップのオープン特別競走であったが、翌年から距離が1,800mとし、58年に重賞競走に昇格、更にその翌年にはグレード制の実施でGIIIに格付けされ、現在に至っている。
 ローレルパーク競馬場は、27年に北米初の国際招待競走であったワシントンD.C.インターナショナルを行っていた競馬場として有名。日本からも37年から43年にかけてスピードシンボリやタケシバオーといった当時を代表する競走馬が延べ9頭同競走に出走したが、平成6年を最後に廃止された。

【第7日】 3月17日(土)
●鎌ケ谷(かまがや)特別
 鎌ケ谷は、千葉県の北西部に位置する市。北総台地の上に広がっており、江戸時代は幕府の直営牧場である小金五牧の一部とされ、軍馬育成の役割を果たしていた。交通網が発達しており、現在は住宅都市として発展する一方で農地も多く、梨の名産地として知られている。また、市内には日本ハムファイターズの2軍練習場や選手寮があるファイターズタウン鎌ケ谷がある。

●韓国馬事会杯
 本競走は、韓国と競馬を通じて国際親善を深め、競馬のレベルアップを図ることを目的として平成5年に創設された交換競走。
 韓国馬事会(KRA)は、昭和20年に設立された韓国の競馬統括機関。ソウル競馬場、済州島競馬場、釜山慶南競馬場およびソウル市内の場外発売所などを統括している。

●フラワーカップ(GIII)
 本競走は、昭和62年に創設された3歳牝馬による重賞競走。創設以来1,800mで行われており、平成13年には、負担重量が馬齢重量から別定重量に変更された。現3歳世代において、これまでで最も施行距離の長い牝馬限定重賞競走である。
 競走名のフラワー(flower)は、「花」を意味する英語。

【第8日】 3月18日(日)
●ウインズ汐留開設10周年記念汐留(しおどめ)特別
 本競走はウインズ汐留開設10周年を記念して施行される。 汐留は、東京都港区にある地域。かつて旧国鉄の貨物ターミナルがあった。現在はその跡地を利用した再開発が行われ、カレッタ汐留、汐留シティセンターをはじめとして、多くの商業施設やホテルなどが建設されている。
 なお、汐留にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ汐留がある。

●下総(しもうさ)ステークス
 下総は、千葉県北部と茨城県南部、埼玉県東端部に渡る旧国名。北は常陸国、南は上総国、西は武蔵国に接した。

●フジテレビ賞スプリングステークス(GII)(皐月賞トライアル)
 本競走は、昭和27年に創設された3歳馬による重賞競走。当初は別定重量(ただし29、30年は定量)で争われていた。その後、33年に牡馬55kg、牝馬53kgの定量制が採用され、46年には負担重量が1kg増の牡馬56kg、牝馬54kgへと改められた。現在は、馬齢重量で施行されている。なお、本競走の3着までの馬には皐月賞への優先出走権が与えられる。
 スプリング(spring)は、「春」を意味する英語。
 フジテレビは、東京都港区台場に本社を置く放送局。本競走は、昭和39年より同社から寄贈賞を受けている。