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特別レース名解説 1回 東京競馬
【第1日】 1月29日(土)
●クロッカス(Crocus)ステークス
 クロッカスは、地中海沿岸および小アジア原産のアヤメ科の球根植物。原種は約75種あり、それらの交配による園芸品種も多数ある。サフランに似ていることからハナサフランとも呼ばれる。花言葉は「青春の喜び」「切望」。

●春望(しゅんぼう)ステークス
 春望は、春の眺めという意味。また、春の長閑な様子を表す。中国唐代の詩人で「詩聖」と称される杜甫の詩に「国破れて山河在り・・・」で始まる『春望』がある。

●白富士(しらふじ)ステークス
 白富士は、雪が降り積もって真っ白になった富士山を言う。晴天の日には、東京競馬場からも見事な白富士を望むことができる。

【第2日】 1月30日(日)
●立春(りっしゅん)賞
 立春は、旧暦の二十四節気の1つ。八十八夜・二百十日などはこの日を起点に数える。立春を過ぎると寒さも緩み、春が近付いてくると言われる。天文学的には太陽の黄経が315度に達する時のこと言う。立春以降に初めて吹く南風のことを「春一番」と呼ぶ。

●節分(せつぶん)ステークス
 節分は、季節の変わり目、立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと。特に立春の前日を指す場合が多い。この日の夕刻、鬼打ちの豆をまいたり、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に挟んだりして邪気を払う習慣がある。

●根岸ステークス(GIII)
 本競走は、昭和62年に創設された重賞競走。当初は、ダート1,400mの別定重量で争われていたが、平成2年から1,200mに短縮された。その後、13年に距離が再び1,400mになり、施行時期も11月から1月下旬に変更となった。
 根岸は、江戸時代末期に日本初の近代競馬場が設置された地名。横浜市中区に位置する。同競馬場では、昭和17年(1942)まで競馬が施行されていた。現在、跡地は根岸競馬記念公苑として整備され、馬の博物館などがある。

【第3日】 2月5日(土)
●春麗(しゅんれい)ジャンプステークス
 春麗は、すべてが美しく映る春のこと。

●春菜(はるな)賞
 春菜は、春に摘んで食用とする野草のこと。春の七草を総称して春菜と呼ぶ場合も多い。

●テレビ山梨杯
 テレビ山梨(UTY)は、山梨県内を放送エリアとするTBSテレビ(東京放送)の系列局。山梨県甲府市に本社がある。

●金蹄(きんてい)ステークス
 金蹄は、金の蹄鉄のこと。縁起物として用いられる。蹄鉄は、馬の蹄(ひづめ)に打ちつけ、蹄の摩滅・損傷を防ぐ馬具。

【第4日】 2月6日(日)
●箱根(はこね)特別
 箱根は、神奈川県南西部の町。古くからの温泉町で、箱根町と静岡県函南町の境に位置する箱根峠は、かつて東海道の難所として知られていた。江戸時代に箱根関が置かれた地としても有名。現在は芦ノ湖、仙石原など日本屈指の観光地であり、ロープウェイや遊覧船など多様な乗り物から四季折々の美しい自然景観を楽しむことが出来る。早川沿いには湯本、塔ノ沢などの温泉がある。

●早春(そうしゅん)ステークス
 早春は、春の初めの意。二月から三月初めの頃のこと。

●東京新聞杯(GIII)
 本競走は、昭和26年に創設された重賞競走。当初は『東京杯』の名で天皇賞(春)の前後に行われていた長距離の重賞競走であったが、41年に現在の名称に変更されるのと同時に、施行時期も変更になった。その後徐々に距離が短縮され、59年に現在と同じ1,600mとなった。一時期はハンデキャップ戦として施行されていたが56年以降は別定重量戦で争われている。
 東京新聞は、中日新聞社東京本社が発行する日刊紙。本競走は、同社からの寄贈賞を受けている。

【第5日】 2月12日(土)
●調布(ちょうふ)特別
 調布は、東京都のほぼ中央に位置する市。昭和30年市制施行。地形的には武蔵野台地の南西部に位置する。市の東西を京王線や甲州街道、中央自動車道が通り、東京のベッドタウンとして発展している。深大寺をはじめとする多くの寺社や史跡が残されている。

●銀蹄(ぎんてい)ステークス
 銀蹄は、銀の蹄鉄のこと。蹄鉄は、馬の蹄(ひづめ)に打ちつけ、蹄の摩滅・損傷を防ぐ馬具。

●デイリー杯クイーンカップ(GIII)
 本競走は、昭和41年に創設された3歳牝馬限定の重賞競走。44年からデイリースポーツ社賞が優勝馬主に贈られるようになり、現在の名称となった。創設時は1,800mで争われていたが、46年から桜花賞と同距離の1,600mで施行されている。
 なお、デイリースポーツ社は平成22年3月に神戸新聞社と合併した。

【第6日】 2月13日(日)
●大島(おおしま)特別
 大島は、東京都に属し、伊豆諸島のなかで最大の島。伊豆大島とも呼ばれる。富士火山帯に属する火山島で三原山によって形成されている。

●雲雀(ひばり)ステークス
 雲雀は、スズメ目ヒバリ科に属する鳥類。茶褐色をしており、頭の上に冠羽(かんう)と呼ばれる長い羽を持つのが特長。春を告げる身近な鳥として親しまれている。東京競馬場がある府中市の鳥にも指定されている。

●共同通信杯(トキノミノル記念)(GIII)
 本競走は、昭和42年に創設された『東京4歳ステークス』を58年に『共同通信杯4歳ステークス』へ改称した競走。平成13年の馬齢表記の変更に伴い、現在の名称となった。
 なお、昭和44年からは副題として『トキノミノル記念』が付けられている。トキノミノルは、26年に皐月賞と日本ダービーを制した馬で、戦績は10戦全勝。日本ダービー優勝の17日後に破傷風のため死亡した。旧馬名をパーフエクトと言い、まさにパーフェクトの成績を遺しこの世を去った。その戦績を称え59年、顕彰馬に選出されている。
 共同通信社は、東京に本社を置く通信社。本競走は、同社からの寄贈賞を受けている。

【第7日】 2月19日(土)
●ヒヤシンス(Hyacinth)ステークス
 ヒヤシンスは、中近東原産のユリ科の球根性多年草。鉢植えなどのほかに水栽培でも生育することが出来る。名はギリシア神話の少年「ヒュアキントス」から名付けられた。花言葉は「スポーツ」「遊戯」。

●アメジスト(Amethyst)ステークス
 アメジストは、紫色の水晶で、2月の誕生石。少量の鉄またはマンガンを含んでいるため紫色になる。主な産地は、ブラジル、ウルグアイ、南アフリカなど。ギリシア神話の酒神バッカスと清らかな乙女アメシストの物語が、名前の由来と言われている。

●ダイヤモンドステークス(GIII)
 本競走は、昭和26年に創設された重賞競走。39年までは距離が2,600m(31年は2,500m)であったが、40年からは3,200mに延長された。さらに、平成15年から3,400mに延長され現在に至っている。
 ダイヤモンドは、最高の硬度を持った物質。宝石や研磨剤として使用されている。4月の誕生石。

【第8日】 2月20日(日)
●セントポーリア(Saintpaulia)賞
 セントポーリアは、アフリカ原産、イワタバコ科の多年草。発見者である「セントポール」の名に因んで名付けられた。花は左右対称の合弁花で、紫色または薄紫色をしている。花言葉は「深窓の美女」。

●初音(はつね)ステークス
 初音は、その季節に初めて鳴く鳥の声のこと。一般的には春告鳥(はるつげどり)とも言われるウグイスの鳴き声を指す。春の季語として俳句などに詠まれる。

●フェブラリーステークス(GI)
 本競走は、昭和59年にハンデキャップのダート重賞競走『フェブラリーハンデキャップ』として創設された。距離は創設時より1,600m(平成15年は中山競馬場1,800m)で施行されている。その後、平成6年にGIIへ格上げされ、競走名が『フェブラリーステークス』へ改称され、負担重量も別定に変更された。さらに9年には、JRA初のダートGI競走となり、負担重量が定量に変更され、現在では本競走と『ジャパンカップダート』の2競走がダートGI競走として施行されている。
 競走名のフェブラリー(February)は、英語で2月の意味。

●東京ウインタープレミアム
 本競走は、売上げの5%相当を上乗せして払戻をする「JRAプレミアムレース」全24競走の内の1つ。冬季に施行されるプレミアムレースとして「ウインター」を冠している。