 |
|
 |


●閃光(せんこう)特別
閃光は、瞬間的に強く発する光のこと。本競走は、閃光の如く直線を駆け抜けるサラブレッドのスピード感をイメージして名付けられた。
●五頭連峰(ごずれんぽう)特別
五頭連峰は、新潟県北部、五頭連峰県立自然公園内にある山々。新潟競馬場の向正面奥に見える。菱ヶ岳、五頭山を中心とする。周辺は温泉、キャンプ場、ゴルフ場などが充実しており、シーズン中は多くの観光客が訪れる。
●北陸(ほくりく)ステークス
北陸は、北陸道のこと。五畿七道のひとつで、若狭・越前・加賀・能登・越中・越後・佐渡の7国のことをいう。
また、中部地方の日本海側の地域のことで、新潟・富山・石川・福井の4県を指す。金沢の金箔、鯖江の眼鏡などの軽工業や、冬の副業として発達した漆器、織物、和紙などの伝統工芸が有名。
|
●糸魚川(いといがわ)特別
糸魚川は、新潟県西部、姫川下流域に位置する市。北アルプス登山口のひとつ。面積の大部分を山林が占める。北陸街道と松本街道の分岐点にあたり、宿場町として発展した。古くから翡翠(ひすい)や石灰石が産出されることで有名。
●火打山(ひうちやま)特別
火打山は、新潟県南西部、頸城三山の一つで妙高山と新潟焼山の中間にある山。標高2,462m。妙高連峰の最高峰で、ピラミッド形の山容を示す。
●サマースプリントシリーズアイビスサマーダッシュ(GIII)
サマースプリントシリーズの第2戦。
本競走は、平成13年に創設された重賞競走。直線芝1,000mを舞台に、3歳以上馬による別定戦で争われる。競走名のアイビス(Ibis)は、英語で「トキ」のこと。トキはコウノトリ目トキ科の鳥の一種。新潟県の県鳥で国の特別天然記念物に指定されており、新潟競馬場の「アイビススタンド」の名称にも使用されている。
|
●三国(みくに)特別
三国は、新潟県南東部、南魚沼市の清津川峡一帯の通称。かつて三国街道に沿って三国三宿と呼ばれる宿場町があり、大いに栄えた。江戸時代の三国街道は五街道に次ぐ主要な街道で、参勤交代路として関東(中山道の高崎以北)と越後を結んでいた。
●苗場(なえば)特別
苗場は、新潟県と長野県の境、上信越高原国立公園北部にそびえる火山。標高2,145m。山の名は、山頂に点在する沼沢にミヤマイが繁茂し、「苗代田」に似ていることに由来する。苗場山は、山岳スキーに適しており、南東の筍山山麓には苗場国際スキー場が広がる。
●日本海(にほんかい)ステークス
日本海は、日本列島と樺太、朝鮮半島との間にあるアジア大陸の縁海。面積は約100万km2。南側は比較的浅いが、北側は3,500m以上の深さで、最深部は約3,700mに達する。水深がいずれも100〜200mの間宮、宗谷、津軽、対馬、関門の5海峡で外海と連なり、黒潮(暖流)から分流する対馬海流とその枝流、沿海州に沿って南下する諸寒流が流れている。中生代から古第三紀には内陸盆地として大陸に属していたが、第三紀中葉の激しい地殻運動で陥没し、以降、段階的に海洋となった。
|
●村上(むらかみ)特別
村上は、新潟県北部の日本海に面する市。かつて中心市街は内藤氏の城下町として発展した。市街地を流れる三面川のサケや村上牛が有名。また、日本海沿岸には瀬波温泉や粟島航路の岩船港があり、観光都市としても知られている。
●佐渡(さど)特別
佐渡は、旧北陸道七ヶ国の1つ。現在の佐渡島にあたる。佐渡島は、新潟県に属する日本海最大の島。尖閣湾・外海府海岸など観光地が多い。江戸時代は幕府の直轄領で、佐渡金山で繁栄した。
●柳都(りゅうと)ステークス
柳都は、かつての新潟市街地の呼称。昭和30年代半ば頃まで、新潟島の中心部は堀が張り巡らされており、その両岸に柳並木が続いていたことからこの名がついた。平成14年には新潟市中央区を流れる信濃川に架けられた橋梁である柳都大橋が開通した。
|
●寺泊(てらどまり)特別
寺泊は、新潟県長岡市の地名。古くは北陸街道の宿場町として栄えた。佐渡島との間には定期航路が運航されている。
●麒麟山(きりんざん)特別
麒麟山は、新潟県東蒲原郡にある山。標高195m。中国の想像上の動物「麒麟」の形に似ていることから名付けられたと言われている。山の頂上付近にある津川城本丸跡の展望台からは阿賀野川を一望できる。
●新潟日報賞
新潟日報は、新潟市に本社を置く新潟日報社が発行する昭和17年(1942)創刊の地方紙。本競走は、同40年の新潟競馬再開に際し、同社から寄贈賞を受けて創設された。
|
●燕(つばめ)特別
燕は、新潟県中部、越後平野の中央に位置し、信濃川に臨む市。洋食器の生産で有名。近年、軽金属工業が発達している。
●豊栄(とよさか)特別
豊栄は、新潟競馬場が所在する地区の旧名。昭和45年以来市制を敷いていたが、平成17年に新潟市に編入された。19年に新潟市は本州の日本海側で初めて政令指定都市となり、新潟市旧北地区、旧豊栄地区及び旧横越地区の一部が新潟市北区となった。
●NST賞
NSTは、新潟市に本社を置く新潟総合テレビの略称。昭和43年の開局でフジテレビ(FNS)系列。本競走は、47年に同社から寄贈賞を受けて創設された。
|
●ダリア(Dahlia)賞
ダリアは、メキシコ原産のキク科の多年草。高さ1.5〜2m。地下の塊根から芽が出て、葉は羽状に裂ける。夏から秋にかけて赤・紫・黄色などの大形の花を咲かせる。観賞用に栽培され、多くの品種がある。名はスウェーデンの植物学者アンデル・ダール(Anders Dahl)に由来する。花言葉は「華麗」「優雅」。
●信濃川(しなのがわ)特別
信濃川は、新潟・長野両県にまたがる全長約367kmの日本最長の川。関東山地の甲武信岳に源を発し、長野盆地、越後平野を経て、新潟市で日本海に注ぐ。上流を千曲川、犀川と呼び、二つの川が合流する地点が古戦場として有名な川中島である。
●関越(かんえつ)ステークス
関越は、関東と越後を合わせた語。関東圏と新潟を結ぶ交通路である関越自動車道、関越トンネルなどに使用されている。関越自動車道は、東京都練馬区から埼玉県川越市・群馬県高崎市・新潟県長岡市を経て新潟市に至る新潟線と、藤岡で分岐し長野市を経由して上越市に至る上越線からなる高速道路。関越トンネルは、関越自動車道の群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の県境にあるトンネル。
|
●萬代橋(ばんだいばし)特別
萬代橋は、新潟市の中心部を流れる信濃川に架かるコンクリート橋。古くから新潟市の象徴とされてきた。全長は306.9m。明治19年(1886)に最初の木橋が開通し、現在の橋は昭和4年(1929)に完成した3代目。平成16年に国の重要文化財に指定されている。
●岩室温泉(いわむろおんせん)特別
岩室温泉は、新潟県中西部にある日本海に面した温泉地。江戸時代より北国街道の温泉地として栄え、近接する弥彦神社への参拝客で賑わった。温泉は、弱アルカリ性泉で、国指定の国民保養温泉地となっている。
●関屋記念(GIII)
本競走は、旧新潟競馬場の所在地「関屋」の名を残すため、昭和41年に創設された重賞競走。当初は距離2,000mのハンデキャップ競走として施行されていたが、50年にはマイルの重賞競走となり、58年からは負担重量が別定に変更されて現在に至っている。
旧新潟競馬場は新潟市関屋字青山下百問割にあったが、戦後長期間にわたって中央競馬は開催されていなかった。昭和30年代後半になると競馬再開の機運が高まり、40年に新潟市東部の現在地に新たに新潟競馬場が完成し、22年ぶりに中央競馬が再開された。
|
|
|
|